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新しい「iPad(A16)」が登場! A16搭載&最小128GBストレージで価格据え置き。ただしApple Intelligenceは非対応

著者: 笹本貴大

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新しい「iPad(A16)」が登場! A16搭載&最小128GBストレージで価格据え置き。ただしApple Intelligenceは非対応

Photo●Apple

Appleは3月4日、iPadシリーズの新しいエントリーモデルにあたる「iPad(A16)」を発表した。前モデルであるiPad(第10世代)を踏襲したデザインだが、A16を搭載し、最小ストレージ容量を128GBにアップグレード、価格は5万8800円からと据え置かれた。

前モデルであるiPad(第10世代)から約2年半ぶりのアップデートとなったiPad(A16)。
Photo●Apple

iPad(A16)の搭載チップは、前モデルのA14 Bionicから、A16(5コアCPU、4コアGPU、16コアNeural Engine仕様)に強化された。これにより、処理速度が30%近く向上しているという。

ただし、2025年4月から日本語対応を予定されているAppleの純正AI「Apple Intelligence」には対応していないことに注意が必要だ。

A16チップを搭載し、Apple Intelligenceには対応しなかった。これは、ニーズが大きい教育市場を見据えて、価格を抑えるための決断だったと推察する。
Photo●Apple

ディスプレイは11インチのLiquid Retinaディスプレイを採用。前モデルの10.9インチからわずかに拡大した格好だ。解像度は2360×1640ピクセル(264ppi)で、True Tone、500ニトの輝度などに対応する。

カメラは背面に12MP広角カメラを、前面には12MPセンターフレームカメラ(横向き)を搭載。

背面カメラ/前面カメラのスペックは前モデルを踏襲しているが、スマートHDR 4対応となった。
Photo●Apple

USB-Cポートを採用し、バッテリ駆動時間は最大10時間と前モデルと共通している。

サイズも前モデルと同様に248.6(高さ)×179.5(幅)×7(厚さ)mmで、重量はWi-Fiモデルが477g、Wi-Fi+Cellularモデルが481gとなる。

Apple Pencil(第1世代)、Apple Pencil(USB-C)、Magic Keyboard Folioに対応している。

Magic Keyboard FolioはiPad(第10世代)と互換性があるという。
Photo●Apple

カラーバリエーションはブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4色。

カラバリも前モデルを踏襲してブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4色。
Photo●Apple

Wi-Fiモデルの価格は、5万8800円(128GB)、7万4800円(256GB)、10万800円(512GB)。Wi-Fi + Cellularモデルはプラス2万6000円となる。

すでに注文受付を開始しており、発売日は3月12日となっている。