Macで毎回のように利用するアプリってありますよね。たとえば、使う頻度が多いSafariやメールを常時開いたままにしている人も多いと思います。
Macでは、アプリを開いた状態でシステム終了や再起動をすると、次にログインした際に前回開いていたアプリのウインドウを自動的に開いてくれます。
しかし、システム終了や再起動の前にアプリを閉じてしまうと、次のログイン時には同じアプリを開かなくてはなりません。その場合は、「ログイン項目」の設定を活用してみましょう。
「システム設定」でログイン項目として登録したアプリは、Macにログインした際に自動的に起動してウインドウが開きます。アプリを終了してから再起動しても、Macを起動すると必ず開かれるのです。特にSafariやメールなど常時使用する機会の多いアプリをログイン項目に追加しておくとアプリを開く手間が省けて時短になります。
「ログイン項目」の設定手順
❶AppleメニューまたはDockから「システム設定」を開き、[一般]にある[ログイン項目]をクリックします。
❷ログイン項目の画面に切り替わり、ログイン時に開く項目の一覧が表示されます。項目リストの下にある[+]をクリックします。
❸ファイル選択のダイアログが表示されるので、ログイン時に開きたいアプリを選んで[開く]ボタンをクリックしましょう。
❹ログイン項目は1つだけでなく複数登録できます。必要なログイン項目を同じように追加し、不必要なものは選択して[−]をクリックして削除します。
❺ログイン項目に登録したアプリは、Macの起動や再起動、ログイン時に自動で開くようになります。
❻Safariを開いた際に特定のサイトを表示したい場合は、Safariの「設定」→[一般]で[Safariの起動時]を[新規ウインドウ]、[新規ウインドウを開く場合]を[ホームページ]、[ホームページ]に該当サイトのURLを設定しておきます。
※この記事は『Mac Fan』2024年11月号に掲載されたものです。
松山茂
東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。
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