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【“ベジータ”のゲームレビュー】 気円斬を避けまくり…パンチとキックで大脱走! Apple Arcadeの注目タイトルを2作まとめてプレイ/R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」

著者: R藤本

【“ベジータ”のゲームレビュー】 気円斬を避けまくり…パンチとキックで大脱走! Apple Arcadeの注目タイトルを2作まとめてプレイ/R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」

「A Slight Chance of Sawblades+」と「Punch Kick Duck+」をプレイするぞ!

さあ貴様ら! 今月もこのベジータ様がApple Arcadeで遊んでやろう。

喜ぶがいい。今回は特別に、戦闘民族にふさわしい2つのゲームを紹介してやるぜ。

その(1):A Slight Chance of Sawblades+/降り注ぐ気円斬…ナッパよけろーーーー!

まずは「A Slight Chance of Sawblades+」。長ったらしい名前だが、このうえなくシンプルなゲームだ!

A Slight Chance of Sawblades+

【開発】
Yong Kian Chin
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

操作は左右移動とジャンプのみ。ひたすらコインを集め、スコアを稼ぐのだ!

狭い空間で、次々と飛んでくる気円斬のような物体を避ける。ただそれだけ。しかも、操作は左右の移動とジャンプのみ。このオレが重力室でやっているトレーニングにそっくりだぜ!

“気円斬”に一発でも触れるとゲームオーバー。ただし、左右に逃げ回っているだけだと時間を浪費するだけだ。ジャンプで気円斬を飛び越え、落ちるコインを拾ってスコアを稼ぐのだ!

最小限の動きで気円斬を避ける…避ける…! これが…身勝手の極意なのか⁉︎

すぐにコツを掴めるだろうと思いきや、こいつがなかなか難しい! 途中で二段ジャンプができることに気づいたが、スコアがたったの5以下で終わってしまうことも…。とにかく、軌道の見極めとタイミングが重要だ。

何度も繰り返していると、やたらと調子よく動けるときが来た! ハーッハッハッハ! こいつが身勝手の極意か! 自己最高スコア31を更新だ!

試しにスカウターで世界ランキングを見てみると…。ナンバーワンは、397だと⁉︎ まだまだ身勝手の極意には遠いらしいな…。

シンプルなゲームだが、精神力と集中力が必要だ。なるほど…これでいい…!

無料のガチャでキャラクターや背景をカスタマイズすることもできるぞ。必要なチケットはプレイすることで貯まる。孤独な修行のモチベーションになるだろう。

プレイ時間が短いゆえに「くそったれ、次だ次!」と何度も繰り返したくなる。ただし、意外と集中力や精神力が必要だから気をつけろ。休憩がてらプレイして、逆に疲弊せんようにな!

その(2):Punch Kick Duck+/キック&パンチで敵を薙ぎ倒せ!


さて、2つ目は「Punch Kick Duck+」。こいつは、その名のとおり、アヒルの野郎がパンチとキックで戦うゲーム。“気円斬トレーニング”の次は、実戦というわけだ!

Punch Kick Duck+

【開発】
Shaun Coleman
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

おやおや、たくさんおでましだな。見せてやろう…超エリートサイヤ人の圧倒的なパンチとキックを!

アヒルの目的は、監獄のような場所からの脱出か…。

次々と近づいてくる相手に、パンチ、キック、ローキックの3種類の攻撃を使い分けて戦う。各攻撃にはジャンケンのように相性があるから、相手の苦手な攻撃を出せば必ず勝てるぞ!

敵は左右から押し寄せてくる。気を抜くヒマなどないようだ。

ただし、戦いのルールに慣れてくれば、操作をミスすることもないだろう。攻撃ボタンは、iPhoneの画面の下半分を埋め尽くすほどでかいからな!

ジャッキーチェンだがチュンだか知らんが、どこか懐かしさも感じるゲームだぜ!

敵の攻撃は2発喰らうとゲームオーバー。集めたコインを使ってコンティニューもできるが、このコインは主人公の見た目のカスタムにも使える。仙豆のように、無駄に使うと後悔するぞ。

フロアの端までたどり着くと、そのまま次の階層へ。この感じ…ファミコンの「スパルタンX」を思い出すぜ! 一度クリアしたステージを飛ばせる仕様は、今の時代に合わせてやがるな。

というわけで、今回はどちらも非常にシンプルなアクションゲームだったぞ!

キャラクターの見た目を変えるといったカスタム性はあるが、軟弱な萌え要素はない。武器や特殊能力、お助けキャラなどに頼らないのは感心だ。オレのギャリック砲みたいな必殺技があれば、もっとよかったがな!

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著者プロフィール

R藤本

R藤本

吉本興業所属のピン芸人。1981年3月16日生まれ、福岡県出身。好きなものはドラゴンボール、海(スキューバダイビング)、動物(特にセキセイインコ)、ボードゲーム(海外のものに詳しい)。苦手なものはスポーツ全般、絶叫マシーン、生牡蠣。

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