Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日: 更新日:

「サイヤ人の戦い方が通用しないだと⁉︎」リアルタイムストラテジーゲーム「Iron Marines+」をApple Arcadeでプレイ!/R藤本のつまらないゲームなど必要ない!Z

著者: R藤本

「サイヤ人の戦い方が通用しないだと⁉︎」リアルタイムストラテジーゲーム「Iron Marines+」をApple Arcadeでプレイ!/R藤本のつまらないゲームなど必要ない!Z

開発元は名作「Kingdom Rush」と同じ。こいつは期待できそうだ!

さあ貴様ら!今月も戦闘民族サイヤ人の王子であるベジータ様が、Apple Arcadeを遊び尽くしてやるぞ! 新作に目がいきがちだが、何といっても200以上のゲームが遊び放題だからな。たまには過去のタイトルでも漁ってみるか…。

というわけで、今回は「Iron Marines+」をプレイするぞ!

Iron Marines+

【開発】
Ironhide Irl
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

発売は5年前。開発元は、名作タワーディフェンス「Kingdom Rush」シリーズと同じらしい。あのシリーズは随分とのめり込んだからな。こいつは期待できそうだぜ! ちなみに、「Iron Marines」は直訳で「鉄の海兵隊」を意味する。なかなか骨のある奴らがいそうじゃないか。

謎の惑星で始まる戦い。ここは一体、第何宇宙だ?

アメコミ風のストーリー説明でゲームスタート。何だこの惑星は…。どうやら、オレの知らない宇宙での戦いのようだ。

硬派な世界観ではあるがポップさもあり、緻密でよくできたグラフィックはさすがと言えよう。

まずは、クウラ機甲戦隊よろしく3人1組の兵士を操作する。さっそく拠点周辺の敵を殲滅だ!

戦闘を続けていると、プレイヤーの分身とも言えるヒーローが現れた。ヒーローも兵士も、スワイプした方向に移動し、範囲内に敵が来れば自動で攻撃する。ヒーローは、一定時間ごとに強力なスキルを使えるぞ。

攻めも守りもバランス良く、か…。「我儘の極意」とは相性が悪いかもしれんな。

「Kingdom Rush」と同じく、迫り来る敵どもから拠点を守るタワーディフェンスゲームかと思いきや、少し違うようだ。防衛するだけじゃなく、こちらから攻め入り、エイリアンどもに占拠された拠点を奪い返す必要もある。より広範囲の状況把握、視点が必要というわけか。

リアルタイムストラテジー(RTS)などと言うらしい。RTSだかDBZだか知らんが、このオレは攻撃も防御も抜かりはない!

ゲームを進めていくと、ヒーローや兵士の種類が増えたり、拠点付近に強力なタワーを建設したり、戦略の幅が広がっていく。しかし、使えるユニットの数には制限がある。一方に戦力を集中させていては、別方向からの攻撃に対応できん。勢いで攻め倒すオレたちサイヤ人にとっては、新しい戦い方が求められるな!

しかも、序盤から厄介な敵が登場する。高い耐久力を武器に、兵士を踏み潰しながらタワーを目掛けて突き進む王蟲みたいな野郎だ。大体、オレはニョロニョロしたものが大嫌いなんだ!

エリートたちのハードなバトルに、貴様はついてこれるかな?

各エリアの最後に待ち受けているボスは、今までの奴らとは比較にならないほど巨大で硬い。当然、攻撃も強力だ。こまめな移動で攻撃範囲から逃れつつ、ヒーロー、兵士、タワーの総力を挙げて倒せ! セルマックスのようにな!

難易度が高い分、全滅しても多少の報酬は得られるぞ。そいつを使ってヒーローやユニット、タワーのスキルを強化したり、使い捨ての強力なアイテムを購入して再挑戦すれば必ず勝機が見えてくるはずだ。

「Iron Marines+」は、「Kingdom Rush」のノリに新たな世界観とゲーム制が加わり、硬派でハードなSFバトルが楽しめるゲームだな! グラフィックが細かい分、敵味方が密集した箇所が見えにくく、各ユニットのスキルや攻撃の説明がわかりにくいなどの難点はある。しかし、戦闘にはいかなる状況も瞬時に判断できる直感力が必要だ。

チュートリアルはそれなりに用意されているが、この手のゲームに不慣れな奴は、ついてくるのすら難しいかもしれん。しかし、それらを乗り越えたエリートのみが参戦を許される、それが鉄の海兵隊なのだ!

おすすめの記事

著者プロフィール

R藤本

R藤本

吉本興業所属のピン芸人。1981年3月16日生まれ、福岡県出身。好きなものはドラゴンボール、海(スキューバダイビング)、動物(特にセキセイインコ)、ボードゲーム(海外のものに詳しい)。苦手なものはスポーツ全般、絶叫マシーン、生牡蠣。

この著者の記事一覧