iOS 12で追加された「Siriショートカット」は、フレーズを登録することで特定の操作を呼び出せる新機能です。よく使う操作を登録しておくととても便利になります。さっそくやり方を見ていきましょう。
「設定」アプリの[Siriと検索]にSiriショートカットの設定があります。ショートカット候補が表示されており、[+]ボタンからフレーズの登録が可能です。
登録済みのショートカットは[マイショートカット]から編集でき、表示された候補以外のショートカットは[すべてのショートカット]から登録できます。
フレーズの登録は、録音ボタンを押して話しかけるだけです。今ひとつピンと来ないかもしれませんが、要するにあれこれ複雑に指示せずとも、登録したワンフレーズでSiriが所定の操作をするものだと思えばいいでしょう。
具体例として、30分のタイマーに対して「仮眠」というフレーズを設定した場合を想像してください。仮眠を取る際に「Hey Siri、仮眠」と言えば、それだけで30分のタイマーがセットされるようになります。
また、Siriショートカットは対応していればサードパーティ製アプリでも利用できます。ただし、いずれにしても、登録したい操作を一度はそのアプリ上で実行しないと、候補に表示されません。先の例であれば、一度は手動で30分のタイマーをセットしていないと候補に出ない、ということですね。
使いこなせれば日常がとても便利になる機能なので、どんどん活用していきましょう。
なお、Mac Fan 12月号の付録冊子では、このようなタスク自動化の実践的な使い方をさらに詳しく解説しています! ショートカットを上手く利用して、日々の動作を素早く行ってみてはいかがでしょうか。
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●Mac Fan 2018年12月号