ジェスチャ操作を劇的に強化
マジックトラックパッドやMacBookシリーズの内蔵トラックパッドは、最大4本指によるジェスチャ操作が可能で、その快適さに慣れてしまうと手放せません。一方、マジックマウスは2本指でのスクロールやスワイプには対応しているものの、3本指以上のジェスチャには対応していないため、ジェスチャ操作の快適さではトラックパッドには敵いません。ジェスチャ機能を大幅に拡張できるユーティリティが超定番の「BTT(BetterTouchTool)」です。
最大5本指(マジックマウスは4本指)でのタップやダブルタップ、特定の場所のタップ、スワイプ、クリックスワイプ、ピンチ、ティップタップ(指をつけたまま別の指でタップ)、回転などの操作に対し、マウスのクリックや移動、ファインダの制御、スクリーンショット、各種システム操作など、実に多彩なアクションを割り当てられます。設定はソフトごとに個別に作成できるため、ショートカットキーの重複もOK。また、iOSアプリからMacを制御してiPhoneをリモコンとして使うことも可能です。
最大5本指でのジェスチャに対応
上部の黒いバーから[Magic Mouse]か[Trackpads]を選んだら、左の[Global]→[+Add New Gesture]の順にクリックして、下部の[Please Select Gesture]ポップアップメニューから、使いたいジェスチャの種類を選びます。Trackpadは最大5本指、Magic Mouseは最大4本指を使った豊富なジェスチャが用意されています。次に、[Predefined Avion]でそのジェスチャに割り当てるアクションを割り当てます。
↓
↓
手描きジェスチャでアクションを実行する
[Drawings]では、マウスカーソルによる描画ジェスチャにアクションを割り当てられます。[+Add New Drawing]を押してウインドウ内にドラッグで手描きし、名前を付けて保存。「Magic Mouse」または「Trackpads」の新規ジェスチャに[BTT Related Actions]にある[Start Recording Drawing / Mouse Gesture]アクションを割り当てて準備完了。あとは、そのジェスチャを実行し、登録した手描きを実行すると割り当てたアクションが実行されます。
↓
↓
iOSデバイスからリモコン操作する
iOSアプリ「BTT Remote Control」を同じネットワーク上にあるiOSデバイスで起動すれば、iOSデバイスからMacにインストールされているすべてのアプリを操作したり、iOSデバイスの画面を指でなぞってマウスカーソルを移動することも可能です。さらに、登録したアクションをiOSアプリから実行することや、iOSデバイスのシェイク、音量調節ボタンの押下、3本指スワイプに任意のアクションを割り当てることもできます。
↓