「NAMMショー(Show)」は、米国で毎年開催されている世界最大規模の楽器ショーだ。今年は1月24日から27日の4日間行われ、音楽に関わるAppleユーザも注目すべき製品が数多く集まった。現場のレポートを届けていこう。
オーディオ機器の祭典
毎年、米国・カリフォルニアに最新の楽器や音響設備などが集まる「NAMMショー」。今年も世界中のオーディオ系メーカーから、注目製品が続々と集まった。
展示される製品ラインアップは実に幅広い。最新のオーディオインターフェイスに、iPadやMacと使えるギターアンプ、さらには人の声をキャラクターの声にリアルタイムで変えるMac用ソフトなども登場。音楽制作に携わるアップルユーザにとっては、特に見逃せない内容だった。
ここで紹介するのは主にハイエンド製品だが、今はアプリで誰もが気軽に音楽が作れる時代。少しでも興味がある人は、まずは手元のiPhoneでアップストアを眺めてみるのもいいだろう。新しい世界への扉はいつでも開かれている。
MOTUが、DAWソフトのメジャーアップデート版「Digital Performer 10」を発表。オーディオ/MIDIクリップをリアルタイムにトリガー可能なClip Windowの実装など、大量の機能強化が施されている。
Universal Audioが、Thunderbolt 3接続に対応したオーディオインターフェイス「Apollo X」を展示。クラス最高のオーディオコンバータを搭載し、広いダイナミックレンジを実現している。