万一の災害に備えよう
2018年は台風や地震などで関西在住者は難儀しました。異常気象が日常化しているようなここ数年の気候を考えると、2019年は万一の災害に備えて日頃から準備を怠りなくしておく必要があるように感じます。
災害時に必ず持っておきたいモノの1つがモバイルバッテリですが、1~2台のスマホを充電できる小型製品はチマチマしていて災害時にはあまり役に立ちません。そこで、この「チーロ・エナジー・キャリー(cheero Energy Carry)」はいかがでしょう。スマホなら約50回は充電可能というとてつもない容量を誇るので、細かいこと気にせずにガンガン使えます。AC出力口もあって最大300WまでOK。6ミリDCポートもあるので、シガーソケットで車内対応も可能です。
MacBook Proを約2回分充電できる
容量はスマホの充電を約50回できる13万9200mAh。MacBook Proを1台分充電したあと、バッテリ本体の残量表示を見ると43%で、もう1回分ほど充電できそうです。
意外とコンパクトに見える
試しにMacBookプロを持ってきて、一旦バッテリ容量を残り5パーセントまで使い切りました。メニューバーに充電を促すマークが出たのを確認して、フル充電された本製品につないで充電開始。本当は何もしないで放置しておくのがベストですが、仕事で使っているマシンなので、充電中もメールを書いたり、ブラウジングしていました。つまり、わざと負荷がかかった状態で充電しましたが、100パーセントまでは2時間13分でした。この時点で充電バッテリ側にどのくらい残量があるかを本体正面の液晶画面でチェックしたところ、残量43パーセント。もう1回くらいMacBookプロをフル充電できそうです。
本製品は正弦波対応なので、精密機器であるパソコンなどにも遠慮なく使えます。さらにテレビなどをつなぐことができるので、停電中に映像系のチェックをどうしてもしたい場合にも便利です。ニュースなどはやはりラジオを使いたいところですが、このバッテリさえあれば、AC入力のみのラジオでも対応可能です。さりげなく白色LEDランプが付属していますが、とても明るくて停電時には重宝しそうです。
本製品はフル充電するまで7時間ほど必要で、メーカーは3カ月に一度の充電を推奨しています。5.4キロという本体重量は結構重いですが、四隅が丸く削ったデザインで結構コンパクトに見えます。家の隅に置いていてもあまり邪魔にはならないですし、黄と黒のボディ配色が目立つので、災害時にもすぐに場所を把握できそうです。
[SPEC]
[LEDライト付き大容量充電バッテリ]cheero Energy Carry 500Wh
【発売】ティ・アール・エイ
【Size】約315(H) × 270(W) ×170(D)mm
【価格】8万8000円(定価)
【URL】https://cheero.net/energy_carry/?
【主なスペック】
【重量】5.4kg【【備考】電池容量:13万9200mAh (3.6V) 500Wh、入力:DC 25.2V/3.5A、出力:AC 100V/2.6A、60Hz 300W 、DC 12V/10A (合計120W)、USB 5V/2.4A (合計24W) (AUTO-IC機能付き)
私が紹介します!
古田 誠
愛称まこりん。元毎日新聞記者。業界Macな会会員、FMおおつ代表。