Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

電源アダプタでモバイルバッテリ。ハイブリッドな「SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱ」をレビュー。3つのUSB-Cポートがかなり頼れる!

著者: 山田井ユウキ

電源アダプタでモバイルバッテリ。ハイブリッドな「SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱ」をレビュー。3つのUSB-Cポートがかなり頼れる!

※この記事は『Mac Fan』2025年3月号に掲載されたものです。

モバイルワーカーの旅には充電ガジェットが必須。今回選んだのは「SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱ」

2024年末は、のんびり過ごすことにしました。疲れを癒やすために選んだのは、オーストラリアのリゾート地。片道7時間の旅です。

となれば欠かせないのが充電系のガジェット。空港や機内には充電用のUSBポートが用意されていますが、ガジェットを大量に持っていく私には1ポートでは足りません。

iPhoneをはじめ、MacBook Air、AirPods Pro、アクションカムにVLOG用カメラ…。なんせ重くなるので、なるべく持ち物は減らしたいところ。

そこで使ってみたのが「SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱ」です。

SMARTCOBY Pro PLUGⅡ
【発売】CIO
【価格】1万800円
【サイズ】64(W)×104(D)×31(H)mm
【主なスペック】重量:308g/容量: 1万mAh/出力(AC使用時): 単ポート最大67W/出力(モバイルバッテリ使用時): 単ポート最大45W
【URL】https://www.amazon.co.jp/dp/B0DG54RNBD
【製品貸与】CIO

充電アダプタ兼モバイルバッテリ。SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱはマルチに使える!

SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱは、ACプラグとモバイルバッテリが一体化した優れモノ。

私は普段、出張などにMacBook Air用のACアダプタとモバイルバッテリを両方持ち出すのですが、ずっしりと重いカタマリを2つ持ち歩くのはややツラいです。そんな両者が一体化し、3ポート備える至れり尽くせりさに感動。このアイテムを今回の旅のお供にすることに決めました! 

重さも308gと軽く、コンパクトなのでバッグにもすんなり収まります。ちなみに、モバイルバッテリは預け荷物にはできず、手荷物として機内に持ち込まなければなりません。ですからバックパックなどに余裕を持って収納できるサイズ感であることは重要なのです。

ただ、コンパクトだと出力が少ないのでは?と心配している方もいるでしょう。そこもご安心を。

コンセント使用時は最大67W、モバイルバッテリとして使用時も最大45Wの高出力だから、MacBook Airも問題なく充電可能です。

3つのUSB-Cポートで3台同時にチャージ! 内蔵バッテリも同時に充電可能です

活躍の場は早々にやってきました。羽田空港までの道すがら使いすぎて、ほぼバッテリが空っぽになったiPhoneとAirPods Pro、そしてカメラを空港の充電コーナーで一気にチャージ!

SMARTCOBY Pro PLUG ⅡはUSB-Cポートを3つ備えており、複数のガジェットを同時に充電できます。しかもパススルー充電に対応するため、電源につなぐことで本製品自体も同時に充電できるのがGOOD。

3つのUSB-Cポートで、MacBookなど3つのガジェットを同時に充電可能。旅行先のオーストラリアでは、電源の変換プラグを間にかませて問題なく使えました。

モバイルバッテリとして消耗した分も、同時に回復できるんです。バッテリ残量を示すディスプレイが大きくて見やすいところも、ユーザフレンドリーな仕様ですね。

本体に搭載されたディスプレイには、バッテリ残量や各ポートごとの電力量、充電器とバッテリのどちらで稼働しているかの確認など、さまざまな情報が表示されます。

1万mAhの大容量も“ちょうどいい”。まさに1台2役の、旅の頼れるお供になりました

また、1万mAhという容量もちょうどいいんですよね。iPhone 15なら約2回弱フル充電できる大容量。

旅行ということもあって、丸一日外にいることも多かったのですが、iPhoneのバッテリ残量を気にしなくていいのは快適でした。これ以上少ないと、複数人で使ったりする場合、容量不足の懸念も出てきます。

1日外で使ったら、部屋に戻って本製品と同時にガジェットを充電。特に迷うこともないシンプルな運用で、“1台2役”をこなしてくれた「SMARTCOBY Pro PLUG Ⅱ」。2025年も引き続き、旅先のお供として重宝することでしょう。

おすすめの記事

著者プロフィール

山田井ユウキ

山田井ユウキ

2001年より「マルコ」名義で趣味のテキストサイトを運営しているうちに、いつのまにか書くことが仕事になっていた“テキサイライター”。好きなものはワインとカメラとBL。

この著者の記事一覧