毎年9月1日は「防災の日」として、災害に備える大切さを考える日です。このタイミングで、避難場所や防災グッズの見直しを考えてみてはいかがでしょうか。
昨今、防災グッズの中でも特に注目を集めるのが「ポータブル電源」です。停電時にiPhoneや家電などに給電できる優れものですが、防災やアウトドア用途で使われる特性からか、無骨なデザインが多いことに気づかされます。どうせならおしゃれで日常使いもできるとよりうれしいですよね。そんなニーズに応えてくれるのが、KOSHIN(株式会社工進)の新作ポータブル電源です。
ポータブル電源
- 【価格】
- 5万9800円(600Wモデル)、12万8000円(1200Wモデル)
【本体サイズ】 600Wモデル:(幅)×300(奥行き)×246(高さ)mm、9.4kg
1200Wモデル:236(幅)×431(奥行き)×288(高さ)mm、17.5kg
この製品の特徴は、なんといっても“和”なデザインです。京都府に本社を構える同社ならではのこだわりで、京都の特産である竹と織物をモチーフにしており、インテリアになじみやすく圧迫感がありません。さらに、ポートが本機横面に設置されているため、すっきりとした印象なのもポイント。
モデルは600Wと1200Wの2つで、iPhoneやMacBookといったデバイスはもちろん、冷蔵庫や炊飯器などといった大量の電力を必要とする製品にも使用できます。出力ポートは、600WモデルはUSB-A×5、USB-C(60W)×1、シガーソケット(120W)×1。1200WモデルはUSB-A×4、USB-C(60W)×1、USB-C(100W)×1、シガーソケット(120W)×1。どちらも約2時間で満充電が可能です。
同社曰く、おすすめの使い方は、普段からポータブル電源経由で電源を取ること。たとえば、冷蔵庫のコンセントを直接プラグに挿すのではなく、間にポータブル電源をはさんで使うのだそう。そうすることで、通常時はポータブル電源のバッテリを消耗せずに冷蔵庫に給電でき、停電時は自動でポータブル電源から冷蔵庫に給電することが可能です。絶対に電源を落としたくない家電をこのように運用すれば、安心ですよね。
ちなみに、電池には安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンが搭載されており、毎日使っても約10年の使用が可能です。本体価格は約6万円と、ちょっと構えてしまう人も多いでしょうが、その製品寿命や、防災グッズとしても、アウトドアシーンでも活躍すると考えると、むしろお得な気がしませんか?
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著者プロフィール
中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!