Appleから「Apple ID情報が更新されました」「新しいデバイスからiCloudのサインインに使用されました」といった身に覚えのないメールやメッセージが届いた場合は、Apple IDの不正利用が疑われます。
まずは、「Apple IDのパスワードを忘れてしまった…! 覚えておきたい3つのリセット方法」で解説した方法でパスワードの変更を試みましょう。その後、自分の購入履歴に身に覚えのないものがあればAppleに不正報告を行いましょう。
AppleのWebサイトで、Apple IDに紐づいた購入履歴が確認できます。身に覚えがないものがあれば[問題を報告する]から報告しましょう。
同時に、自分のApple IDが登録されているデバイスをMacの「システム設定」などから確認し、心当たりのないものがあった場合は削除することも大切です。
「システム設定」で[ユーザ名]をクリックすると、そのApple IDに紐づけられたデバイス一覧を確認できます。身に覚えのないものは削除しましょう。
被害の拡大を防ぐため、なるべく早く対処を試みましょう。
※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。