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第3回 出逢った人は運命の人、そんな勢いで付き合う。

第3回 出逢った人は運命の人、そんな勢いで付き合う。

今、佐渡へ向かうジェットホイルで書いている。ケチなので隙間時間を活用中。座席が狭いので、iPhoneで書いている。残念ながら僕はフリック入力ができない。先日、3Dデジタル地図を作るアクアコスモスの岩根弥生社長に「なんですか? その入力方法」とバカにされた。そう、何回も押しながら入力するのだ。でもやり方は関係ない。鉛筆の持ち方にこだわるのはバカだと思う。文字が書ければ一緒だ。キーボードも一緒だ。打ち方はなんでもいい。

今回は、人脈について書こうと思う。昨日だけで、すでに26枚の名刺交換をした。今日は、名刺100枚を持ってきたが、足りないかもしれない。先ほど、船の待合室で「Eight」に名刺を撮影して入力。データにすることが大切だ。名刺は情報である。情報は人生の肥料になる。情報はその瞬間から活用できる。そして、活用すればビジネスに変わる。

僕は出逢った人すべてが運命の人だと思う。

人脈作りのパーティや名刺交換会は無駄である。とにかく、出逢った人すべてを大切にしている。そう、地球全部の人に会いたいが73億人は無理だ。

実は、若い頃、僕は人を大切にしていなかった。それでひどい目にあったこともある。10年ほど前からだろうか? それから、出逢った人はすべて大切にしようと思っている。

「いい人いないかな?」と一生人探しをしている人もいるが、僕は「その人のいいところを探すべきだ」と思う。

出逢った人には文章を読んでもらいたいと思い、懸命に書いている。情報発信をして「野呂は元気だ!」ということを知ってもらうのだ。だからブログも本稿も懸命に書いている。

僕は、毎日ランチと夕飯は会食する。出逢った人とできる限り1人でも多くご飯を食べようと思うからだ。「同じ釜の飯を食べる」というのがモットーだ。おかげで毎月100万円以上も費やしている。歩くことで健康になる「クアオルト健康ウォーキング」を広めている大城孝幸さんから会食に誘われたが、随分先になりそうだ。残念。

佐渡島の尾畑酒造のイベント「学校蔵の特別授業」では、『デフレの正体』の藻谷浩介さんと、ライフネット生命の出口治明さんの授業に100人近くが参加。40枚も名刺交換をした。そして、とにかく全員にメールをする。できる限り相手からメールが来る前にメッセージすることを心がけている。

Eightのメモ欄に、イベント名や印象を書き残しておくのを忘れない。「ランチを食べてみたい」「酒を飲んでみたい」「仕事をしてみたい」「一緒に本を書いてみたい」などといった具合に書き込む。その目標を忘れないように、懸命にメールを書くのだ。 

僕はケチなので、出逢った人とは何かをしないと気が済まない。単なる知り合いは人生を楽しくはしてくれない

僕のコーチングの師である小森谷朋子氏はいつも「その行動で野呂さん自身どんな喜びがあるか?」と指摘する。仕事のスケジュールはもちろん、出逢った人も「その人とどんなことをしたら僕はうれしいか?」ということを考えるのだ。同時に、それをメモを書く。会議のときは、スケジュールの横にメモを書く。そして、同時に心に刻むのだ。

それを達成するために頑張る。仕事してみたい企業や個人も、iPhoneのメモに書く。今日も某ベンチャーキャピタルとランチミーティング。以前、本当にどこかでちょっと会っただけだが、ランチに誘ったら仕事になった。今、契約書を分析している。とにかく、出逢った人はすべて財産である。

今仕事をしてみたいのは、リチャード・ブランソン氏とテスラのイーロン・マスク氏だ。読者のあなたも僕の大切な運命の人のひとり。だから大切だ。気軽に連絡をほしい。折角なので一緒に世の中をもっと面白くしてゆきませんか?

lifestyleの若者に影響された360°カメラ。学校蔵の打ち上げにて。​

※この記事は『Mac Fan』2017年8月号に掲載されたものです。

著者プロフィール

野呂エイシロウ

野呂エイシロウ

放送作家、戦略的PRコンサルタント。毎日オールナイトニッポンを朝5時まで聴き、テレビの見過ぎで受験失敗し、人生いろいろあって放送作家に。「元気が出るテレビ」「鉄腕DASH」「NHK紅白歌合戦」「アンビリバボー」などを構成。テレビ番組も、CMやPRをヒットさせることも一緒。放送作家はヒットするためのコンサルタント業だ!と、戦略的PRコンサルタントに。偉そうなことを言った割には、『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』(講談社)『プレスリリースはラブレター』(万来舎)が、ミリオンセラーにならず悩み中。

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