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オリジナルクイックアクションの設定方法
(1)上記URLで示したWEBサイトのトップページにあるバナーをクリック。記事内のリンクからクイックアクションファイルをダウンロードします。
(2)ダウンロードしたフォルダ内には10個のファイルがあります。ファイルを開くと下記画面が表示されるので、[インストール]を選択しましょう。
(3)インストールが完了すると自動的に「システム環境設定」が開き、[機能拡張](または[キーボード])パネルが表示されます。ここでチェックマークを付けると、クイックアクションメニューに表示されます。
(4)[ホーム]フォルダから[ライブラリ]→[Services]と辿るとインストールしたアクションがあります。Automatorで開けば編集が可能です。
iTunesの音量を素早く切り替えたい!
[アクション名 : iTunes音量(中)]
iTunesの音量をあらかじめ指定した値に切り替えられるクイックアクションです。便宜上、用意したクイックアクションではちょうど中間の音量になるように指定していますが、Automatorで開いて編集することで、好みの音量に変更できます。複製して最低音量や最大音量のものを用意してもいいでしょう。
(1)このアクションは「システム環境設定」の[キーボード]パネルでショートカットを設定しておくと便利です。[キーボード]パネル→[ショートカット]→[サービス]の中の[iTunes音量(中)]にポインタを持っていき、[ショートカットを追加]をクリックして任意のキーを入力します。Touch Barから操作できるようにしておくのも手です。
(2)音量の設定はAutomatorでクイックアクションを編集して変更できます。現在の音量を指定できるので、実際に音楽を聴きながら調整可能です。
好きなプレイリストを即再生したい!
[アクション名 : お気に入りプレイリスト再生]
お気に入りのiTunesプレイリストを、キーボードショートカットやTouch Barから再生できるようになります。事前にAutomatorでクイックアクションを編集してプレイリストを指定する必要がありますが、いつでもさっとお気に入りの音楽を聴けるのはとても魅力的です。
(1)Automatorでクイックアクション「お気に入りプレイリスト再生」を開き、[指定されたiTunes項目を取得]にある[追加]ボタンをクリックします。
(2)iTunes内の項目が表示されるので、好きなプレイリストを選びます。あとはクイックアクション「iTunes音量(中)」と同様に、キーボードショートカットを設定しておきましょう。設定したキーボードショートカットを入力するだけで、プレイリストが即再生されます。
テキストを音声ファイルで保存したい!
[アクション名 : テキストを音声ファイル化]
選択したテキストを読み上げてくれる機能は標準で用意されていますが、それを応用する形で音声ファイルとして保存できるようになります。クイックアクションを実行すると、デスクトップに音声ファイルを生成したあと、選択したテキストを読み上げます。フォーマットは「MPEG4オーディオ(AAC)」です。
(1)実行するには、テキストを選択してコンテキストメニューを開き、[サービス]から[テキストを音声ファイル化]を選択するだけです。
メールをテンプレ化して一発で呼び出したい!
[アクション名 : メールテンプレ]
ビジネスメールの決まりきった挨拶などはテンプレート化しておくと便利です。その性質上、クイックアクションを最初に編集しなければなりませんが、一度用意してしまえばあとは呼び出すだけなので、同じ文章を入力する手間を省けます。署名のあり/なしやバリエーションは、複製を作ったうえで使い分けてもいいでしょう。
(1)利用する前にAutomatorでクイックアクション「メールテンプレ」ファイルを開き、中のテキストをテンプレートにしたい内容に変更しましょう。
(2)あとはメールの作成時にコンテキストメニューからメールテンプレを呼び出すだけです。
PDFからテキストだけを抽出したい!
[アクション名 : PDFからテキストを抽出]
PDFに書かれているテキストを、プレーンなテキストファイルとして抜き出したい場合に役立つのがこのクイックアクションです。実行すると、PDFファイルがあったのと同じ階層にテキストファイルが作成されます。ただし、OCR機能があるわけではないので、画像になっているテキストなどは抽出の対象外です。
(1)PDFファイルを選択し、クイックアクションから[PDFからテキストを抽出]を選択すると、PDFから抽出したテキストファイルが作成されます。
(2)このとおり、PDFからテキストを抽出できました。ただし、画像化されたテキストやPDFの仕様によっては抽出できないケースもあるのでご注意ください。
WEBサイトの画像を一括で保存したい!
[アクション名 : Webサイトの画像を保存する]
URLを選択してこのクイックアクションを実行することで、対象のWEBサイトにある画像を一括で保存できます。ただし、そのページからリンクされている画像は保存されますが、リンクされたページの画像を追跡するようなことはしません。また、WEBサイトによっては処理に時間がかかることがあるので注意しましょう。
(1)URLを選択した状態でコンテキストメニューを開き、サービスから[Webサイトの画像を保存する]を選択しましょう。
(2)デスクトップに新しいフォルダができ、その中の「Webページ上のイメージ」「Webページからリンクされたイメージ」から、保存した画像を確認できます。
PDFのページを個別の画像に分割したい!
[アクション名 : PDFを分割してPNG画像にする]
複数の画像をPDFにするのは、標準機能として備わっています。その逆、複数のPDFページを分割して1枚1枚の画像にするのが、このクイックアクションです。ファイル形式はPNGとして出力されるようになっています。特定のPDFページを抜き出したい場合など、このクイックアクションで全部分割すると、抜き出しが楽になります。
(1)PDFを選択し、コンテキストメニューを辿ってクイックアクションを実行しましょう。
(2)すると、このようにPNG画像として分割して出力されます。
WEBサイト上の画像をそのまま壁紙にしたい!
[アクション名 : URLからデスクトップピクチャに設定する]
このクイックアクションを利用すると、ネット上の気に入った画像をMacの壁紙に設定できます。設定した画像は[ピクチャ]フォルダに自動的に保存されるので、必要に応じて整理しましょう。画像の保存先はクイックアクションをAutomatorで開き、[URLをダウンロード]という項目の[場所]を編集して変更可能です。
(1)インターネット上で壁紙にしたい画像を見つけたら、新しいタブなりウインドウなりで画像のみを開き、URLに対してコンテキストメニューからクイックアクションを実行しましょう。
(2)すると、壁紙が選択した画像に変わります。
画像のフォーマットを手軽に変更したい!
[アクション名 : 画像をPNGに変換]
画像のフォーマットをクイックアクションで変更できるようになります。実行すると選択した画像と同じ階層に、PNG形式に変換された画像が出力されます。今回は便宜上PNG形式に変換するように指定してありますが、これはクイックアクションを編集することでほかの形式に変更可能です。
(1)画像を選択し、コンテキストメニューからクイックアクションを実行します。
(2)出力する形式を変更したい場合は、Automatorでファイルを開いて[イメージのタイプを変更]にある[変更後のタイプ]からほかの形式を選択しましょう。
テキストを簡単にバナー画像にしたい!
[アクション名 : テキストからバナー画像を生成]
ちょっとしたバナー画像を作りたいけど、画像編集ソフトの使い方がわからない、という場合に役立つクイックアクションです。選択したテキストから、事前に指定したとおりのフォント、カラー、サイズのバナー画像が作れます。生成されたバナー画像は透過PNG画像なので、好みの背景画像にペーストするといいでしょう。
(1)Automatorでクイックアクション「テキストからバナー生成」ファイル開いて、フォント、カラー、サイズを指定します。初期値はHelvetica、黒、64ピクセルになっています。
(2)任意のテキストを選択し、コンテキストメニューからクイックアクションを実行するとバナーが作成できます。図のようでは味気ないですが、透過PNGなので背景画像への貼り付けなどの扱いは楽です。