今秋、まずは米国から
モバイルデバイスで使用するアプリの中で、マップ(地図)は私たちの生活に欠かせないものの1つだ。iPhoneがリリースされた当初から標準で付属されていることを考えると最古参のジャンルだが、アップル製のものを使っている人はどれくらいいるだろうか。
アップルは2012年にリリースしたiOS 6でそれまでグーグルから提供を受けていたマップデータを自社製のものに切り替えた。しかしリリース当初はこの品質が低かったため、他社製のアプリに乗り換えたままの人も未だ少なくないだろう。
しかし、アップルもただこの状況を指を咥えて見ているわけではない。現在では160を超える国や地域の地図データや店舗情報を統合。地図情報の精度や更新頻度の高さだけでなく、店舗では営業時間やグルメサイトのレビュー、アップルペイで支払いの可否まで網羅。路線バスは停留所ごとの時刻表や所要時間までカバーしている。