Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

ファイル形式の特徴を理解して節約保存!

ファイル形式の特徴を理解して節約保存!

よくわかる用語解説

●可逆圧縮/非可逆圧縮

ファイル容量を小さくするためにデータを圧縮した際、元のデータに戻せる圧縮方法を「可逆圧縮」、元に戻せないものを「非可逆圧縮」と呼びます。後者はサイズを小さくできますが、元データの復元ができません。

●コンテナ

音声データや動画データ、タイトル情報などを1つのファイルにまとめられるファイル。メディアファイルの多くは音声、動画ファイルをコンテナにまとめた状態で配布されます。

●コーデック

音声データや動画データなどの容量を小さくするために使われる圧縮方法のことで、音質や画質、ファイル容量に大きく関係します。圧縮されたファイルの再生は、使われているコーデックの対応状況によって異なります。

●ビットレート

音声や動画データの1秒間に使う情報量を表すもので、たとえば12Mbpsであれば、1秒間に12メガビット(1.5MB)を使うことを意味します。ビットレートが高ければ高音質、高画質でサイズが大きくなり、低ければ低音質、低画質でサイズは小さくなります。

●圧縮率

元のファイルサイズをどの程度圧縮できるかを表します。JPEGなどでは圧縮率を上げると画質を犠牲により小さく圧縮でき、ZIPやPNGなどで圧縮率を変更した場合は展開に時間がかかりますが、元ファイルに影響はありません。

●圧縮機能・圧縮アーカイブ

圧縮機能はファイルを圧縮する機能単体を指します。アーカイブは、複数のファイルをまとめることを指します。ZIPは両方の機能を備えることから圧縮アーカイバで、GZIPは圧縮機能のみでアーカイブ機能を持ちません。