iOS 11ではさまざまな新機能が追加されましたが、デザインが刷新され、使い勝手も大きく変わったのがコントロールセンターです。表示方法はこれまでと同じく、画面を下から上にスワイプします。
iOS 10ではカードという形で機能別に画面を分割していたコントロールセンターですが、iOS 11ではそれ以前のように一画面にまとめられました。明るさや音量は見たままのとおり、ドラッグして変更できます。また、3D Touchを使ったクイックアクションでそれぞれの項目の詳細を表示できます。なお、3D Touch非対応機種では長押しで同じ操作が可能です。
ネットワーク関連の項目は1つにまとめられ、詳細を表示するとこのようになります。
3段階の調節だったフラッシュライトは、4段階の調節が可能になりました。
さて、続いてはカスタマイズです。「設定」アプリの[コントロールセンター]から[コントロールをカスタマイズ]を選択しましょう。ここで表示する項目を増やしたり減らしたりできます。また、新機能として「画面収録」が追加され、iOSデバイス単体で操作画面を動画として撮影できるようになりましたが、それもここに項目があります。
表示項目を最低限まで減らしたもの(左)と、最大まで増やしたもの(右)です。
最低まで減らしても、ネットワーク関連、ミュージック、画面の固定、おやすみモード、ミラーリング設定、明るさ、音量は固定で表示されます。つまり、カスタマイズ可能なのはそこから下の部分です。並び順も調整できるので、好みにあわせて順番と項目を整理するとよいでしょう。
あまりごちゃごちゃとさせると使いにくくなるので、よく使う項目に絞るのをおすすめします。また、ほかに操作する方法があるかどうかも重要なポイントでしょう。タイマーやアラームは便利な機能ですが、Siriを使って呼び出す方法もあります。そういった点も踏まえて、自分だけのコントロールセンターを作っていきましょう。