さっそく、自分のiPhoneで確認してみよう。「設定」アプリから、[プライバシー]→[位置情報サービス]の一番最後にある[システムサービス]をタップしてほしい。
下の方にある[利用頻度の高い位置情報]を確認して欲しい。
この欄にはよく行く場所が高い精度で記録されている。この設定を見るだけで自宅の場所も特定できるため、悪意ある第三者にiPhoneを操作された場合、ほんの数十秒もあれば自宅がバレてしまう。
この設定の怖いところは、「初期設定で有効になっている」という点だ。必要性を感じない場合は履歴を消去した上でオフにしておくことをおすすめする。
なお、履歴を消去しない場合、記録された情報は設定をオフにしても残り続けるので、その点にも注意して欲しい。