Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

デスクの上をレコーディングスタジオにしよう

GarageBandの基本と応用をマスターする?

著者: 村田有紀

GarageBandの基本と応用をマスターする?

【実践4】ファイルを書き出して共有しよう

作成したプロジェクトをファイルに書き出す

作成したプロジェクトは、ガレージバンド固有のファイル形式で保存されています。ほかのガレージバンドユーザと共同で1つのファイルを編集する場合は、プロジェクトファイルのまま共有しますが、作成した曲を音楽再生ソフトで聴く場合は、一般的なオーディオファイルに書き出します。ここでは、一般的なファイル形式での書き出しと、ファイルを共有する方法を紹介します。

 

オーディオファイルに書き出す

作成した曲をオーディオファイルとして書き出す場合は、[共有]メニューの[曲をディスクに書き出す]をクリックします。ファイル形式や音質を選択することもできます。

 

iOSデバイスとファイルを共有する

(1)iOSデバイスをMacに接続した状態でiTunesを起動し、[App]の[ファイル共有]でファイルを選択。下にスクロールすると表示される[保存先]をクリックします。

(2)Mac側の保存先を指定して[保存先]をクリックします。この方法で保存するファイルはプロジェクトファイルなので、Macのガレージバンドで編集できます。

(3)もっと簡単にファイルをやりとりするなら、エアドロップが便利です。エアドロップでほかのデバイスに転送する場合、プロジェクトまたはオーディオのいずれかの形式を選択できるのがポイント。もちろんMacとMac、iOSとiOS間での共有も可能です。

アップル・ミュージックにアップロード!

アップル・ミュージックのローンチに合わせてアップデートしたガレージバンド。その話題の新機能は、ガレージバンドからアップル・ミュージックへ直接投稿できるというもの。自分の楽曲をアップすれば、世界中の誰かに聞いてもらうチャンスが広がります。

曲を投稿するには、アップル・ミュージック・コネクトでアーティスト登録する必要があります。アーティスト登録できるのは、アップル・ミュージックまたはiTunesストアでの販売契約があることが条件になります。また登録は英語で行う必要があるなど、少々手間がかかります。ただ、未来のスターを目指すなら、本気を出す価値はあります。

アーティスト登録は、アップルのWEBサイト(http://www.apple.com/jp/itunes/working-itunes/connect/)から行います。アーティスト向けの詳細情報も上記URLで確認できます。

【サウンドクラウド】

音楽やポッドキャストなど音声ファイルを公開/共有できることで人気のサウンドクラウド(SoundCloud)に、ガレージバンドから直接ファイルをアップロードすることも可能です。アップロードにはサウンドクラウドのアカウントが必要です。A https://soundcloud.com/。