サードパーティ製のアプリケーションなどにも「メモリ解放」をうたったものは大量にあるが、システム側で用意されているコマンドを使えば追加でソフトをインストールせずともメモリ解放は可能だ。メモリ解放には「purge」というコマンドを使用する。
上のようにターミナルを開き、
$ sudo purge
とコマンドを入力して、出てきたダイアログに管理者パスワードを入力しよう。入力しても画面には何も表示されないが、パスワードの入力を受付けている。パスワードを入力したら[リターン]キーを押せば、メモリの開放が行われる。
アクティビティモニタで使用前後の様子を確認してみた。上が「purge」コマンド実行前、下が実行後だ。たいして変わっていないように見えるが、非使用のメモリが多い場合は劇的な変化が見られるので、妙にMacの動作が重たい時は試してみると良いだろう。