そのままメールで添付ファイルを送る場合はファイルサイズの制限が問題になりがちで、何も考えずに添付し送ると送信不可の通知が届き、再度送るはめになるなど手間もある。そのため、大きめのファイルを送る場合は、オンラインストレージサービスなどを経由して送る場合も多い事と思う。しかし、この機能を使えば確実に相手に送ることができるのだ。
使い方は単純で、iCloudにログインした状態で、このように普通に添付ファイルをドラッグ&ドロップするだけだ。
Mail Dropはストレージにファイルをアップロードして、そのファイルへのリンクを生成。それをメールに貼り付ける、という手間をファイルをドラッグ&ドロップするだけにしてくれる機能だといっていい。
また、送信したファイルは30日間保存され、かつ5GBの容量制限はトータルではなく、1回の送信ごとになっている。実質的にはほぼ無制限に送れるものと見ていいだろう。
また、Mail Dropの設定はMailの環境設定の[アカウント]→[詳細]とたどると[大きい添付ファイルを Mail Drop で送信]という項目があるので、ここで有効/無効を設定できる。Mail Dropは非常に便利な機能だが、iCloudを経由して送りたくない場合は、ここで無効にしておくといいだろう。