ファインダは常に動作しているアプリケーションだ。メニューに終了させる項目もなく、普通に運用していると、ほかのソフトとは違って、いったん終了させて、ソフト単位での再起動、ということをしないため、いつの間にか大量のメモリを消費していることが少なくない。これを解消してやると、動作速度が元に戻ることがあるのだ。
ファインダを再起動させる方法はいくつかあるが、ここでは、消費しているメモリの量を明示的に確認できる、アクティビティモニタを利用する方法を紹介する。まずは、[アプリケーション]→[ユーティリティ]の中にある、アクティビティモニタを起動しよう。
[メモリ]タブでは、どのプロセスがどれだけのメモリを消費しているか、一覧で確認できる。ここからファインダを選択し、左上の×印のついたボタンを押して、終了を選択すれば、ファインダを終了できる。
利用状況にもよるが、このようにGB単位のメモリを消費していることもあるので、覚えておいて損はないだろう。ただし、動作の重さがほかの要因による場合、ファインダを再起動しても(どころかMac自体を再起動しても)、改善されないこともあるので、そこは注意して欲しい。