【テキスト保存時に気をつけるポイント】
1.保存時の文字コードを設定する
ウィンドウズとMacでは日本語の文字を表現するための情報(文字コード)が異なるため、Macでウィンドウズ側に合わせないと文字化けが起きてしまう。ウィンドウズではビスタになり、ようやくMacと同じようにUTF-8の文字コードが扱えるようになったが、基本的には「シフトJIS」を使用するため、Macでテキストファイルを作成してウィンドウズユーザに渡す場合には、保存時に「シフトJIS」で保存する必要がある。
[テキストエディットの場合]
[テキストエディット]メニューから[環境設定]を選択して[開く/保存]タブを開き、「ファイルを保存するとき:」の項目を「日本語(Shift JIS)」に設定する。
これでテキストファイルはウィンドウズが標準で扱える「日本語(Shift JIS)」で保存される。
2.拡張子をつける
拡張子とは「ファイル名.txt」の「.txt」の部分のことで、ウィンドウズでは、このドットの後の3文字でファイルの種類を判別している。テキストファイルであれば「txt」、JPEGの写真ファイルなら「.jpg」などである。拡張子はつけなくとも、ファイルの中身さえしっかりしていれば、扱うことができるのだが、逆に拡張子がなければそれがどんなファイルなのか判別できないため、ウィンドウズユーザにファイルを渡すときには拡張子を付ける方が親切だ。Mac OSの場合、既知のファイル形式だと拡張子が表示されないため、ウィンドウズとのやりとりが多い場合には、ファインダの[環境設定]→[詳細]タブから[すべてのファイル拡張子を表示]にチェックを入れると、Mac OSでも常に拡張子が表示されるようになる。