離席時の対策ならば、スリープの解除にパスワードを求めるよう設定しておけば安全だが、ほかの誰かに自分のMacを(自分のユーザアカウント上で)使わせるという状況だとこの対策は意味をなさない。そんなときは、ペアレンタルコントロールを使ってアプリを限定してみよう。
ペアレンタルコントロールは「システム環境設定」の中にあり、管理者以外のユーザの利用を制限することができる。この中の[システム]タブに「選択したアプリケーションだけを許可」という項目があるので、この項目で起動されたくないアプリケーションのチェックボックスをオフにしてやろう。他の制限は一切入れないようにする。
あとはペアレンタルコントロールを設定したユーザーでログインし直す。すると使用を制限されたアプリを使おうとした場合は画像のようなダイアログが出て、管理者名とパスワードを入れない限り利用できなくなる。ただし[常に許可]を選んでパスワードを入れるとOSを再起動するまでそのままなので注意しよう。