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iPhoneがフリーズ! 解決法は? 強制再起動の方法を覚えておこう。「再起動」との違いもチェック

著者: 井上晃

iPhoneがフリーズ! 解決法は? 強制再起動の方法を覚えておこう。「再起動」との違いもチェック

iPhoneの挙動がおかしかったり、画面を触っても反応しないような場面では、強制再起動の操作を行うことで、不具合が改善する場合があります。この記事では、iPhoneを強制的に再起動するための方法を解説しましょう。

普通の再起動と強制再起動は違う

大前提として理解しておきたいのは、“通常の再起動”と“強制的な再起動”は異なる操作であるということです。

“通常の再起動”の操作は、画面に表示されるメニューを駆使して実行するものです。そのため、基本的には、iPhoneの動作が重くなっていたり、立ち上げたアプリの挙動がおかしかったりする際に、リセットをする目的で行います。

一方、強制的な再起動は、側面の物理ボタンを決められた順番で押すなど、画面タッチを介さずに特別な操作で実行することができます。そのため、iPhoneの画面を触っても反応せず、通常の再起動を実行できないときなどに利用できます。つまり、iPhoneが何らかの原因によってフリーズして操作できなくなってしまった場合のリカバリー方法です。

ただし、強制再起動は端末のシステムに負担がかかる操作であり、あくまでも“最後手段”です。ですので、日常的に繰り返し行うのは、別の不具合やトラブルを招く可能性があるので推奨しません。また、強制再起動を行なっても、既存の端末の不具合が確実に解消されるとは限らないので、あらかじめその旨を理解したうえで、ご自身の判断で行なってください。




iPhoneを強制再起動する方法

iPhoneを強制再起動する方法は、機種の世代によって異なります。ここでは「最近の機種(iOS 16以降に対応)」と「その他の古い機種」に分けて解説します。

最近の機種(iOS 16以降)の場合

「iPhone 8」以降、また「iPhone SE(第2世代)」以降のiOS 16に対応したiPhoneでは、機種によらず強制再起動方法が共通しています。そのため大多数の方は、以下の3ステップでiPhoneの強制再起動を実行可能です。

1)「音量を上げるボタン」を押して、素早く放す

2)「音量を下げるボタン」を押して、素早く放す

3)「サイドボタン」を、Appleロゴが表示されるまで長押しする

ちなみに、iOS 16以降に対応しているiPhoneは下記のとおりです(2026年1月時点)。

【iOS 16以降に対応しているiPhone】

・iPhone 17/iPhone Air/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max

・iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max

・iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max

・iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max

・iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max

・iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max

・iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max

・iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR

・iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus

・iPhone SE (第3世代)

・iPhone SE (第2世代)

そのほか、古いモデルのiPhoneの場合

一方、レアなケースではあると思いますが、もしOSバージョンがiOS 16に対応していない古い機種をお使いの場合には、強制再起動の方法が異なります。ここでは「iPhone 7」の場合と、「iPhone 6sまたはiPhone SE(第1世代)以前の場合」に分けて解説しましょう。

「iPhone 7」または「iPhone 7 Plus」の場合

「iPhone 7」または「iPhone 7 Plus」を強制再起動するには、以下の操作を行ってください。

1)「音量を下げるボタン」と「サイドボタン」を同時に押さえ続ける

2)Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを離す

iPhone 6sまたはiPhone SE(第1世代)以前の場合

「iPhone 6s」や「iPhone SE(第1世代)」以前のiPhoneを強制再起動するには、以下の操作を行いましょう。これらの機種では「音量を下げるボタン」の操作が不要です。

1)「ホームボタン」と「サイドボタン」(または「ホームボタン」と「トップボタン」)の両方を同時に押さえ続ける

2)Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを離す

iPhoneを再起動できなかったらどうする?

強制再起動の操作を行なっても電源が入らない場合には、まず1時間充電してから改めて強制再起動を試みましょう。それでも不具合が解決しない場合には、以下の3つの対応を検討してみてください。

PCに接続して「リカバリモード」を使う

まずは、自力で復元を試みる方法です。具体的には、iPhoneを「リカバリーモード」に切り替えてから、最新のmacOSをインストールしたMac、あるいは「iTunes」が使えるWindowsとiPhoneをUSBケーブルで接続し復元を試みます。なお、具体的な操作についてはApple公式のサポートページをご確認ください。

Apple Storeほか業者に修理を依頼する

「リカバリモード」を利用した自力での復元が難しい場合、業者による修理サービスを検討するとよいでしょう。Apple直営店への持ち込みのほか、配送でのAppleへの修理依頼。家電量販店などで展開されている正規サービス、キャリアショップ、非正規の修理店などさまざまな選択肢があります。

特に、Apple直営店が近くにある場合には、「Genius Bar」を予約をして、対面でサポートを受けつつ修理してもらうのがおすすめです。修理が必要な場合は費用が発生しますが、Genius Barでのサポート自体は無料です。

諦めて新しい機種を購入する

修理サービスが利用できない場合には、新製品への買い替えを検討しましょう。というのも、Appleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品は、Appleの修理サービスが受けられないからです。

なお、もし故障した端末にしか保存されていないデータを取り出したい場合には、データ復旧サービスの依頼も検討しましょう。ただし、故障の原因によっては費用が高額になるケースもあるので、料金体系は入念にリサーチするのがおすすめです。




iPhoneを「再起動」する方法。“強制”しなくても済むかも…?

アプリの動作などがおかしいものの、iPhoneのタッチ操作自体はかろうじて行えるという状態ならば、上述してきた“強制再起動”ではなく、通常の再起動を試みることで不具合が解消されることもあります。

ここからは機種ごとに再起動の方法について見ていきましょう。iPhone X以降の最近の機種、iPhone SE(第3世代)、その他の古い機種の順で解説していきます。

最近の機種(iPhone X以降)の場合

最近のiPhone(iPhone Xシリーズ以降の機種)の場合には、以下の手順で再起動できます。

1)「音量調整ボタン」のどちらかと「サイドボタン」を同時に長押しする

2)画面に表示された「電源オフ」のスライダを操作する

3)サイドボタンを長押しして電源をオンにする

【該当するiPhone(※2026年1月時点)】

・iPhone 17/iPhone Air/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max

・iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max

・iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max

・iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max

・iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max

・iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max

・iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max

・iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR

・iPhone X

iPhone SE(第3世代)の場合

「iPhone SE(第3世代)」は、以下の手順で再起動できます。

1)「サイドボタン」を長押しする

2)画面に表示された「電源オフ」のスライダを操作する

3)「サイドボタン」を長押しして電源をオンにする

その他の古い機種の場合

iPhone 6~8、iPhone SE (第2世代)の場合

「iPhone 6」シリーズ以降から「iPhone 8」シリーズまでの機種、および「iPhone SE (第2世代)」は、下記の手順で再起動できます。なお、これらの手順は、先述したiPhone SE(第3世代)と同様です。

1)「サイドボタン」を長押しする

2)画面に表示された「電源オフ」のスライダを操作する

3)「サイドボタン」を長押しして電源をオンにする

【該当するiPhone】

・iPhone 8/iPhone 8 Plus

・iPhone 7/iPhone 7 Plus

・iPhone 6s/iPhone 6s Plus

・iPhone 6/iPhone 6 Plus

iPhone SE(第1世代)、iPhone 5s以前の場合

最後に「iPhone SE(第1世代)」や「iPhone 5s」以前の機種を再起動する方法は、以下のとおりです。これらの機種では「サイドボタン」がなく、「トップボタン」を備えている点が異なります。

1)「トップボタン」を長押しする

2)画面に表示されたスライダを操作する

3)「トップボタン」を長押しして電源をオンにする

画像出典:Adobe Stock

iPhoneの世代がわからない場合はモデル番号をチェックしよう

もし手持ちのiPhoneの世代がわからない場合には、その機種の「モデル番号」をチェックして、検索することで機種の世代を特定できます。

画面が表示されない状態でも、背面、SIMトレイ、充電コネクタなどに刻印されたモデル番号をチェックできます。手順は下記のとおりです。

「設定」画面で調べる方法

「設定」アプリを開いたら、「一般」→「情報」と進むと「モデル番号」の右側に、部品番号を確認できます。モデル番号を調べるには、部品番号をタップしましょう。
画像:Apple

デバイス本体で調べる方法

iPhone 7以前の場合は、デバイスの背面でモデル番号を確認しましょう。
画像:Apple
iPhone 8以降のSIMトレイ搭載モデルでモデル番号の場合は、SIMトレイを取り出してから、スロットの中を調べましょう。モデル番号は上側に、ディスプレイの側面に沿って印字されているのを確認できます。
画像:Apple
SIMトレイがないiPhoneの場合は、USB-CコネクタまたはLightningコネクタを確認しましょう。モデル番号はコネクタの上側(ディスプレイ側)に印字されているのを確認できます。
画像:Apple




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著者プロフィール

井上晃

井上晃

スマートフォン・タブレット・スマートウォッチなど、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌で、速報やレビュー、コラムなどを執筆している。新製品やサービスのレビュー、比較検証記事の執筆本数は年間100本以上。

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