Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

今、買うべきMac miniはどれ? 中古もあり? やっぱり最新M4/M4 Proモデル?スペックを徹底比較!【2026年最新版】

著者: 早川厚志

本ページはアフィリエイト広告を利用しています

今、買うべきMac miniはどれ? 中古もあり? やっぱり最新M4/M4 Proモデル?スペックを徹底比較!【2026年最新版】

Macのラインアップの中でも、一際特徴的なMac mini。コンパクトなデスクトップマシンで、高い性能を持ちつつ価格は控えめ。ただし、使うには外付けのディスプレイ、マウスあるいはトラックパッド、そしてキーボードの用意が必要です。そのため、購入当たり疑問はつきもの。

そもそも、現行のM4/M4 Pro搭載Mac miniがいいのか、それともたとえばM1搭載Mac miniなど、過去モデルでも十分なのか…。チップセット選びも悩ましいところです。

本記事ではまず、Mac miniの特徴を整理。そして、現行モデルと過去モデルを比較していきます。それらをとおして、用途別のモデルの選び方、周辺機器の選び方までチェックしていきましょう。

そもそも「Mac mini」とは? 3つの特徴を整理しよう

Mac miniは、AppleがラインアップするデスクトップMacの中でも、エントリーモデルに位置し、構成もシンプルです。まずはその特徴を3つ確認しておきましょう。

①「本体だけ」という割り切った設計

Mac miniはiMacのような一体型でも、MacBookのようなノート型でもありません。本体だけを購入し、手持ちの外部ディスプレイやキーボードを組み合わせて使います。すでに周辺機器がそろっていれば、Mac miniを購入するだけで新しい環境を構築できるのが大きなメリットです。

外部ディスプレイやキーボード、マウスは別売。周辺機器を自由に組み合わせられる点がMac miniの特徴です。

②Macの中でも手頃な価格帯

Mac miniは、Macの中でもっとも導入コストを抑えやすいモデルです。同じM4チップ搭載のiMacが19万8800円〜。M4 Pro搭載のMacBook Proは32万8800円〜であるのに対し、M4搭載のMac miniは9万4800円から購入できます。

一般的な事務作業からクリエイティブ用途までこなせるため、コストと性能のバランスに優れています。

③設置場所を選ばないコンパクトさ

最新のM4/M4 Pro搭載モデルは約12.7cm角のサイズ。従来より大幅に小型化され、コンパクトなワークスペースでも設置しやすいのが魅力です。

M4搭載Mac miniのサイズは12.7(W)×12.7(D)cm。は従来モデルより大幅に小型化されたコンパクトなサイズ。デスク上のわずかなスペースにも設置できます。
画像⚫︎Apple
M4搭載Mac miniは手のひらサイズ。デスク上のわずかなスペースにも設置できます。
画像⚫︎Apple




Mac miniで「できること」「できないこと」

続いて、Mac miniでできること、できないことを整理しましょう。まず、Mac miniでできるのは、Webブラウジング、動画視聴、オンライン会議やOffice系作業などといった、日常用途です。また、写真編集や4K動画編集、音楽制作といった用途も構成次第でこなせます。Xcodeを使ったアプリ開発なども可能です。

一方、Mac miniは非常にコンパクトなので、中には持ち出して使用している人もいるようです。ただし、基本的には据え置きを想定されたデバイスですので、 MacBookなどのモバイルマシンとは立ち位置が異なります。

また、ディスプレイなどと同じく、内蔵カメラも持たないため、周辺機器の準備が必要な点にも注意しましょう。 MacBookユーザにとっては、トラックパッドがないことも、マイナスポイントになるかもしれません。それから、選択できるチップセットは最高でもM4 Proなので、たとえば大規模な3Dレンダリングなどをしたい場合、パワー不足が懸念されます。そういった用途を想定しているのなら、よりパワフルなMac Studioが選択肢になるでしょう。

Mac miniとほかのMacの違い

続いて、iMac、MacBook、Mac Studioと比べたときのMac miniの位置づけを簡単に整理しておきましょう。

4つのMac。それぞれの主な用途や価格感は?

ほかのMacの特徴を整理すると下記のとおり。モデルによって、据え置きやモバイル、高負荷用途など目的に応じてライアップが棲み分けされています。なお、情報はすべて現行モデルを参照しています(2026年1月現在)

製品価格感画面持ち運び拡張性主な用途
Mac mini9万4800円〜別売据え置き
iMac19万8800円〜一体型×据え置き
MacBook16万4800円〜内蔵モバイル
Mac Studio32万8800円〜別売×据え置き
M4搭載Mac miniです。
M4 Max搭載Mac Studioです。
M4 Max搭載Mac Studioです。
画像●Apple
M4搭載MacBook Airです。
M4搭載MacBook Airです。
画像●Apple
M4搭載iMacです。
M4搭載iMacです。
画像●Apple

Mac miniとMac Studio、どちらを選ぶべき?

また、Mac miniとMac Studioはどちらも据え置きなうえ、拡張性が高いので、どちらを選ぶか悩む方もいるでしょう。この2モデルを分ける最大のポイントは、「搭載されるMシリーズチップのグレード」と、それに伴う得意な作業内容です。

Mac miniは、M4やM4 Proといったチップを搭載する、バランス重視のデスクトップMacです。日常的な作業はもちろん、RAW現像や4K動画編集など、比較的負荷の高いクリエイティブワークまで幅広く対応でき、性能と価格のバランスに優れています。

一方、Mac Studioは、M4 MaxやM3 Ultraといった、Mac史上最上位クラスのチップを前提に設計されたモデルです。長時間にわたる動画書き出しやレンダリング、大規模な3Dデータ処理、複数アプリを同時に使うワークフローなど、常に高い負荷がかかり続ける作業を安定してこなすことを目的としています。

整理すると、Mac miniは「M4/M4 Pro搭載で幅広い作業を快適にこなす高性能デスクトップ」、Mac Studioは「M4 Max/M3 Ultraの性能を最大限に生かし、プロレベルのクリエイティブワークを前提とした専用機」です。Mac miniも十分にパワフルですが、処理時間の短縮や安定性が制作効率やビジネスの成果に直結する場合には、Mac Studioを選ぶ価値が明確になります。

それでも迷う方は、Mac Studioユーザのクリエイターインタビュー「最前線を走る映像作家・石川将也さんがM4 Max搭載Mac Studioを選んだ理由」をご覧ください。Mac Studioが自分の用途にマッチするか、参考になるはずです。

最前線を走る映像作家・石川将也さんがM4 Max搭載Mac Studioを選んだ理由

Mac miniとMac Studio、おすすめのユーザをまとめると下記のようになります。

  • Mac miniがおすすめな人
    →クリエイティブな作業、簡単な動画や写真の編集が中心で、高負荷処理を長時間続ける必要がない人。

  • Mac Studioがおすすめな人
    → 動画書き出しやレンダリングなど、安定した高性能を継続的に求める人。最高レベルのMacを使いたい人。




Mac miniの世代別比較。M4/M2/M1でどう違う?

ここからは、Mac miniの世代ごとの違いを整理します。なお、Mac miniにはM3搭載モデルはありません。

世代ごとの主な仕様比較

項目M4 ProM4M2 ProM2M1
標準メモリ24GB16GB32GB8GB8GB
サイズ12.7cm角12.7cm角19.7cm角19.7cm角19.7cm角
本体前面のポートUSB-Cポートx2、3.5mmヘッドフォンジャックx1USB-Cポートx2、3.5mmヘッドフォンジャックx1なしなしなし
本体背面のポートThunderbolt 5ポートx3、HDMIポート、EthernetポートThunderbolt 4ポートx3、HDMIポート、EthernetポートThunderbolt 4ポートx4、USB-Aポート x2、HDMIポート、EthernetポートThunderbolt 4ポートx2、USB-Aポート x2、HDMIポート、EthernetポートThunderbolt/USB 4ポートx2、USB-Aポートx2、HDMIポート、Ethernetポート
新品価格21万8800円〜9万4800円〜販売終了販売終了販売終了
M4/M4 Pro搭載Mac miniにのみ、本体前面にもポートが搭載されています。M2 Proまでは、Mac mini背面にしか端子が用意されていませんでした。 
M4/M4 Pro搭載Mac miniで前面にポートが搭載されたことで、周辺機器の抜き差しが格段にラクになりました。
画像●Apple
ちなみに、M4/M4 Pro搭載Mac miniの背面には電源、Ethernet、HDMIに加え、3つのThunderboltポートを備わっています。

まず注目すべき点は、M4 Proでは24GBが、M4では16GBが標準搭載されていること。M1、M2のメモリは8GBのため、少し不安ならM4を選んでおくとよいでしょう。

ちなみに、M4/M4 Pro搭載Mac miniより筐体のデザインが刷新されています。なんと、サイズは7cmもコンパクト。さらに、前面にもポートが搭載され、利便性が高まっています。

用途別おすすめユーザ

ここでは、モデル別におすすめ用途を提示していきます。それぞれにメリットとデメリットがあるため、用途を見極めて選ぶことが重要です。

M4:事務作業や趣味の動画編集など、“標準的な”操作をしたい人に

事務作業など仕事で使いたい。趣味で動画編集してみたい。こういった「日常的に使う」なら、標準モデルのM4がおすすめです。

M2の中古が7〜8万円であることを踏まえると、1〜2万円追加するだけで、新品、性能向上、メモリ16GB標準と条件の良いM4が買えるため、もっとも“無難で後悔しにくい”選択です。

さらに、サイズがコンパクトなため、Mac miniを携帯したい人にもおすすめでしょう。

構成例:M4/16GBメモリ/256GB SSD
価格:9万4800円

M4 Pro:長時間の動画書き出しなど、“プロユース”に使いたい人に

長時間の動画書き出しをしたい。複数ディスプレイ環境を構築したい。高速なThunderbolt 5環境を活用したい。こういった「プロユースに使う」なら、M4 Proがおすすめです。

M4 Proは一般用途ではオーバースペックになるケースもあるので、あくまで“必要性がある人向け”のモデルです。

構成例:M4 Pro/24GBメモリ〜
価格:21万8800円(税込)〜(構成により変動)

中古、整備済みのM1:コストパフォーマンスを重視する人に

コストパフォーマンスを重視するなら、中古・整備済みのM1がおすすめです。同じく、現行販売ではないことから、M2 ProとM2を選ぶのもよいでしょう。ただ、M1のほうが、より価格を抑えることができます。

ただ、OSサポート期間は短くなるため、長期運用を考えるなら注意が必要です。

目安構成:M1/8GB/256GB
相場:5万円前後

後悔しない「周辺機器」の選び方

最後に、Mac miniと一緒に揃えたいアイテムの選び方を解説しましょう。

外部ディスプレイ

Mac miniと一緒に使う外部ディスプレイは、27インチ前後の4Kがおすすめ。なぜなら、Macの美しい表示を活かし、高精細で鮮明な表示を楽しめるからです。

なお、USB-C対応なら、ケーブル1本でつながるため配線も簡単です。ちなみに、Dellの「Uシリーズ」は、Mac miniとディスプレイを1本のケーブルで接続し、外部ディスプレイをドッキングステーションとして利用できる優れもの。

下記の記事では、Macユーザにおすすめの外部ディスプレイを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。画像をクリックすることで、記事に飛べます。

超ワイド派?4K派?あなたの目的に合うのはどっち? アイ・オー・データ機器の外付けディスプレイを2台まとめてレビュー。合計8ポートを備えたハブがわりにもなる優れもの
磁力でつながる変態・4画面ディスプレイ。モデルを問わずMacを超拡張! Wisee Cockpit Monitorを実機レビュー。買うべき人とおすすめの使い方は

こちらの製品もオススメ!

キーボード・マウス

Mac miniと使うキーボードは、Mac向けのキー配列のものを選ぶとよいでしょう。やや値が張りますが、Apple純正の「Magic Keyboard」「Magic Trackpad」が快適です。

ちなみに、下記の記事では、Macユーザにおすすめのキーボードやマウスを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。画像をクリックすることで、記事に飛べます。

“有線キーボード派”にコレ1台。HHKBの入門機が静粛性を備えて登場。 「HHKB Professional Classic Type-S」レビュー。ラインアップも刷新されるぞ!
業務効率アップ! 直径52mmの巨大トラックボール搭載マウス「HUGE PLUS」で手首の負担削は削減できるか?
こちらの製品もオススメ!
Apple Magic Keyboard - 日本語(JIS)

Apple Magic Keyboard – 日本語(JIS)

Amazonの情報を掲載しています




今Mac miniを買うなら…。M4搭載モデルがベスト!

Mac miniは、周辺機器を自由に選んで自分だけの環境を作れる楽しさがあります。迷っているなら、サイズ、性能・価格・使いやすさのバランスがもっとも優れたM4がおすすめです。

コンパクトかつ頼れる1台と、快適なMacライフをお過ごしください!

おすすめの記事

著者プロフィール

早川厚志

早川厚志

フリーライター兼フォトグラファー。Mac用ソフトの新着情報Webサイト「新しもの好きのダウンロード」を27年間運営しており、Macに入っているソフトは1000本以上。

この著者の記事一覧

×
×