一眼カメラにiPhoneをマウントする、「VRIG MG-28」をレビューします。
「撮影機材」の定番化したiPhone。それでも一眼カメラには確かな魅力が
先日、小学校に通う子どもの音楽会に参加してきました。周りを見渡すと、多くの親御さんがスマホで撮影をしています。
より正確にいえば、ビデオカメラ・一眼カメラとスマホを、夫婦で分担しているといった感じでしょうか。ビデオカメラだけ、一眼カメラだけで撮影する人は昔に比べて少なくなっているようです。
その要因は、なんといっても手軽さでしょう。撮影したデータを家族間で共有する場合、カードリーダーを利用してパソコンやスマホに取り込む手間がない分、作業が少なくて済みます。
一方、遠くにいる子どもをバストアップで撮りたい場合、ビデオカメラ・一眼カメラの望遠能力はまだまだ魅力です。最新のiPhone 17 Pro/17 Pro Maxは、光学品質で8倍の望遠能力、焦点距離で200mmのズームが可能ですが、最上位モデルを持っている人ばかりではないですし、カメラ性能のためだけにiPhoneを買い替えるのも難しいでしょう。
二人いれば静止画も動画も楽々撮れる。でも一人だったら…? 「VRIG MG-28」があると便利
参加した音楽会では、筆者が一眼カメラで写真を、妻がビデオカメラで動作撮影を担当しました。入場、発表本番、退場とシーンがめまぐるしく変わる中、どの辺にいるのかを確認しながらファインダをのぞき込むわけです。静止画も動画も撮りたい場合、やはり2人居ると楽ですね。
では、1人で参加する場合どうすれば良いのか。iPhoneの動画撮影中に撮影ボタンを押す。ビデオカメラをまわしながら静止画ボタンを押す。一眼カメラで静止画を撮りつつ、要所では動画に切り替えて撮る。利用する機材によって答えは異なりますが、シッカリと固定していない限り、大きなブレが発生しそうです。
そんなシーンで使える、ちょっと面白い製品を見つけました。主に一眼カメラユーザ向けですが、「VRIG MG-28」というスマートフォンホルダです。Amazonで2580円でした。

「VRIG MG-28」は、カメラとiPhoneを“融合”させるMagSafe対応アクセサリ
「VRIG MG-28」の構造は、カメラのアクセサリシューに固定するMagSafeホルダです。
つまり、一眼カメラとiPhone(または磁気吸着に対応したほかのスマホ)で同時に撮影するための製品です。細かなズーム操作はしづらいですが、カメラのレンズとiPhoneを同じ方向に向けておけば、写真と動画を同時に撮影できます。筆者の場合、静止画は一眼カメラで、動画はiPhoneで撮影しました。
三脚などでカメラを固定できる環境なら、設定を調整しながらの撮影も可能でしょう。


重要な磁力は? メーカーの情報によると、MagSafeと同等の20Nを実現
この手の製品は、量販店ではなく通販サイトで良く見かけます。製品を選ぶ際のポイントとしては、磁力(保持力)の強度です。ファインダに集中したとき、不意に外れるようでは安心して利用できません。
その点「VRIG MG-28」は、Apple純正のMagSafeと同等の磁力20Nをアピールしています(ちなみに、AppleはMagSafeの磁力を公表していません)。また、リングの両面が磁気吸着に対応しています。そのため、iPhoneだけでなくMagSafe対応のLEDライトなども簡単に装着できます。


コールドシューと1/4インチネジ穴で、拡張性と安定性もバッチリ確保!
さらに、「VRIG MG-28」は拡張性のも十分。コールドシュー(スロット)を備え、マイクなどのアクセサリーも装着できます。また、底部には1/4インチネジ穴を用意しており、カメラではなく三脚や雲台に直接装着することも可能です。


折りたためるからモバイル性もグッド。「VRIG MG-28」で楽々ワンオペ、カメラライフ
実は、筆者が参加した音楽会の保護者席には、スマホを挟み込んで固定するクリップ式のホルダを三脚と組み合わせて使っている人もいました。それ自体は珍しくないのですが、問題はスマホの画面側を隠すようにクリップで固定していた点です。
クリップ自体が映り込んでしまうのを避けるためなのか、それとも操作性の問題なのかわかりませんが、操作の邪魔になることは間違いありません。しかし「VRIG MG-28」なら、三脚に装着し、MagSafeでiPhoneを取り付けるだけ。製品意図に合ったセットアップが簡単に行えます。
また、折りたたんでコンパクトに収納できるため、機材と一緒に持ち歩いても苦になりません。ワンオペで静止画も動画も…という人は検討してみてはいかがでしょうか?



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