ついに日本でのリリースが決定したApple Vision Pro。その発売日が6月28日に迫ってきています。
そこで本記事では、米国での発売時(2024年2月2日)にVision Proを入手したYouTuber・みずおじさんが購入体験をレポート。前後編でお届けします。
Vision Proがアメリカで発売! 注意点は買い方よりも受け取り方
Vision Proが発表された「WWDC(世界開発者会議)23」に現地参加していたものの、実機を見ることは叶わず。大のApple好きである私としては、久々の新ジャンルの製品ということで、価格がいくらだろうと購入すると決めていました。
そのため、米国でのオーダーが開始された1月19日(米国時間)にオンラインで即予約! 米国で発行されたクレジットカードでしか購入できないという噂もあったのですが、結果的には普段使っている日本発行のカードで決済できました(手頃な価格のアクセサリをテストとして購入し、決済できることは事前に確認していたので慌てることもなし!)。
ただ、誤算だったのは受け取り方法。
予約時は米国の配送代行会社の転送サービスを利用したのですが、あとになって「配送代行会社の住所は指定できないから別の住所を指定して」とAppleからアラートメールが届いたのです。
そこで、急遽ハワイのアラモアナセンターにあるApple Storeまで直接受け取りにいくことに…。購入手順より、ハワイに行くスケジュールを調整するほうが大変でした。



迷いなしで即予約! 弾丸ハワイ旅で入手しました
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Vision Pro発売当日。意外と静かなハワイ・ホノルルのApple Store
想定していた手段とは異なりますが、なんとか発売当日にVision Proを受け取れることになった私。
2月2日19時(現地時間)にAppleアラモアナでピックアップしたのですが、店舗は意外と落ち着いていて、スタッフとハイタッチをするような賑やかさは見られませんでした(旅行客の多いハワイの店舗だったから、というのもあるかもしれません)。
その一方で驚いたのは、購入者に対するスタッフのサポート体制。ストアの一角に専用スペースが設けられており、マンツーマンで基本操作をレクチャーしてくれるのです。
そのときはじめてVision Proを装着するのですが、美しいApple Storeの空間にアプリアイコンが並んだ瞬間、言葉にできない感動がありました。
ちなみに、Apple Storeで装着するのは、店舗にある予約したものと同サイズのデモ機です。そのサイズが合わない場合、スタッフが別のサイズのバンドを持ってきて交換してくれるようでした(幸い、私はピッタリでしたが)。サイジングが命のアイテムなので、Apple側もシビアに管理している印象です。


※本記事は、『Mac Fan』2023年4月号に掲載されたものです。
著者プロフィール

毛内達大
エディター/ライター。IT・テクノロジー専門の月刊誌で編集者として従事。現在はフリーランスとして、紙・Webメディア問わず複数の媒体にて、インタビュー記事や導入事例など多ジャンルの記事を編集・執筆。