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Apple TV+、第77回エミー賞で過去最多の81ノミネートを獲得。「セヴェランス」「ザ・スタジオ」ほか、14作品が各界から高評価

著者: Mac Fan編集部

Apple TV+、第77回エミー賞で過去最多の81ノミネートを獲得。「セヴェランス」「ザ・スタジオ」ほか、14作品が各界から高評価

画像●Apple

Apple TV+が、2025年の第77回エミー賞において、Apple Original作品14本で合計81のノミネートを獲得。ドラマ・コメディ・映画・ドキュメンタリーの各部門で存在感を示し、業界内外から高い評価を受けている。

ノミネートされたのは、「セヴェランス」「ザ・スタジオ」に加え、「窓際のスパイ」「シュリンキング:悩めるセラピスト」など多数。Apple TV+は、複数部門で作品賞にノミネートされた唯一のネットワークとして、エミー賞を牽引する存在となった。

「セヴェランス」が最多27ノミネートで圧倒

世界的ヒットを記録したドラマシリーズ「セヴェランス」は、シーズン2でドラマシリーズ部門の作品賞をはじめ、主演男優賞(アダム・スコット)、主演女優賞(ブリット・ロウワー)、監督賞(ベン・スティラー、ジェシカ・リー・ガニェ)、脚本賞(ダン・エリクソン)など、演技・技術部門を含む27のノミネートを達成。今年最多のノミネート数となった。

「セヴェランス」 画像●Apple




「ザ・スタジオ」が初年度コメディとして史上最多の23ノミネート

セス・ローゲン主演の新作コメディ「ザ・スタジオ」は、初年度の作品として史上最多となる23のノミネートを獲得。作品賞コメディシリーズ部門に加え、主演男優賞、監督賞、脚本賞(セス・ローゲン)、助演男優賞(アイク・バリンホルツ)、助演女優賞(キャスリン・ハーン、キャサリン・オハラ)など、演技部門でも高評価を得た。

ゲスト俳優賞では、マーティン・スコセッシ、ロン・ハワード、ブライアン・クランストン、デイヴ・フランコ、アンソニー・マッキー、ゾーイ・クラヴィッツらがノミネートされ、話題を集めている。

「ザ・スタジオ」 画像●Apple

Apple Originalの14作品がノミネート

ノミネートされたApple Original作品は以下のとおり。
・セヴェランス
・ザ・スタジオ
・窓際のスパイ
・シュリンキング:悩めるセラピスト
・推定無罪
・深い谷の間に
・バッド・シスターズ
・ドープ・シーフ
・ディスクレーマー 夏の沈黙
・Pachinko パチンコ
・フレンズ&ネイバーズ
・ダーク・マター
・デフ・プレジデント・ナウ!
・ボノ:ストーリーズ・オブ・サレンダー

「シュリンキング:悩めるセラピスト」 画像●Apple
「窓際のスパイ」 画像●Apple




受賞発表は9月、Appleの快進撃に注目

第77回エミー賞の受賞者は、2025年9月6日・7日(米国時間)の「クリエイティブ・アーツ・エミー賞」授賞式、9月14日(米国時間)の「プライムタイム・エミー賞」授賞式で発表される。

Apple TV+は、2019年のサービス開始以来、全作品オリジナルで展開し、これまでに580の賞を受賞、2,761のノミネートを記録。今回の快挙は、Appleの映像制作における新たな節目となる。

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