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Mac搭載のUSB-Cポートの違いは?転送速度や充電速度で使い分けよう

著者: Mac Fan編集部

Mac搭載のUSB-Cポートの違いは?転送速度や充電速度で使い分けよう

Macシリーズに搭載されているUSB-Cポートは、すべて同じ仕様とは限りません。たとえばM3搭載iMacの場合、8コアGPUモデルはThunderbolt/USB4ポート(最大40Gbps)が2基搭載されていますが、10コアGPUモデルはこれに加えてUSB 3.2 Gen 2(最大10Gbps)ポートも2基搭載されています。両者が並んで配置されているため違いがわかりにくいですが、最大データ転送速度に4倍の差があるため気をつけたいところです。

また、特にMac miniやMac Studioなどのモデルには搭載されるポートの種類が多いので、周辺機器をどれに接続すればよいか悩むこともあるでしょう。下の解説やApple公式Webサイトの仕様を確認し、手持ちの周辺機器の転送速度や充電速度に応じてポートを選びましょう。

Mac Studioのポートの例。Mac Studioに限らず、Thunderbolt/USB4ポートは最大40Gbpsでの転送および最大240Wでの急速充電に対応します。USB 3.2 Gen 1はかつてUSB 3.0と呼ばれていた規格で、最大5Gbpsで転送可能。充電は最大でも7.5W対応です。
Thunderbolt/USB4ポートはデータ転送と給電のほか、映像出力にも対応しています。しかし、すべてのUSB-Cケーブルで映像を出力できるわけではありません。映像を出力したい場合、Apple純正「Thunderbolt 4(USB-C)Proケーブル(1m)」などの映像出力対応ケーブルを選びましょう。

※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。

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