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楽天モバイルとpovoはどちらがいい?格安SIM最強デュアルSIM、楽天モバイルとpovoを組み合わせる方法も紹介

楽天モバイルとpovoはどちらがいい?格安SIM最強デュアルSIM、楽天モバイルとpovoを組み合わせる方法も紹介

楽天モバイルとpovoはどちらがいい?格安SIM最強デュアルSIM、楽天モバイルとpovoを組み合わせる方法も紹介

目次

毎月のスマホ代金を安く抑えるため、乗り換えを考えているあなたにおすすめな格安SIMが楽天モバイルやpovoです。

しかし、以下のような悩みを抱えていませんか。

「楽天モバイルとpovoは利用料金が安いと聞くけれど、どちらがいいの?」
「どちらも気になるから、デュアルSIMも検討したいな」

この記事では、格安SIMの楽天モバイルとpovoどちらがあなたのイメージ通りであるか・デュアルSIMを使用して楽天モバイル・povoのいずれも安く利用する方法をご紹介します。

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楽天モバイルとpovoのそれぞれの特徴について徹底解説

現在、大手通信キャリアの電波回線を使用している場合、格安SIMに移行して良いのか判断に迷うことや使用感のストレスなどを心配になることがあるでしょう。

結論を紹介すると、格安SIMでも特徴やおすすめポイントを理解することで、日常生活を過ごす中でもストレスなく利用できます。

まずは、格安SIMで話題の楽天モバイル・povoの特徴を詳しく紹介していきます。

楽天モバイルの特徴4選

  • 自社回線による安定した通信
  • シンプルな料金プラン
  • 楽天ポイント還元
  • 実店舗でのサポートあり

【楽天モバイルの特徴①】自社回線による安定した通信

楽天モバイルは自社で通信回線を保有しているため、混雑時でも安定した通信速度を提供しています。
他の格安SIM事業者と比較しても、通信品質が大手キャリアと遜色ない点が魅力です。

【楽天モバイルの特徴②】シンプルな料金プラン

月額1,078円(税込)から3,278円(税込)の「Rakuten最強プラン」1種類のみで、データ通信と音声通話が使い放題です。
契約縛りや解約金もなく、非常に分かりやすいプラン設計となっています。

【楽天モバイルの特徴③】楽天ポイント還元

楽天エコシステムとの連携により、利用者は楽天ポイントを貯めたり使ったりすることができて、経済的なメリットがあります。

【楽天モバイルの特徴④】実店舗でのサポートあり

楽天モバイルはオンラインで契約可能ですが、実店舗もあるため、もしもの時のサポート体制が充実しているといえるでしょう。

povoの特徴4選

  • 基本料金0円+トッピング課金制
  • 大容量データの低価格提供
  • au回線による高品質通信
  • 短期間の使い放題オプション

【povoの特徴①】基本料金0円(税抜0円)+トッピング課金制

povo2.0は月額基本料金が0円で、必要なデータ量や通話オプションを「トッピング」として購入する仕組みです。

利用頻度やデータ量に応じた柔軟な料金設定が可能になります。

【povoの特徴②】大容量データの低価格提供

60GB(90日間)6,490円(税込)や150GB(180日間)12,980円(税込)など、大容量データを比較的安価で利用できます。

月ごとの使用量に合わせた柔軟な使い方が実現できます。

【povoの特徴③】au回線による高品質通信

auの回線を利用しているため、通信品質はauと同等で、全国的に安定した接続が期待できます。

【povoの特徴④】短期間の使い放題オプション

データ使い放題(24時間330円)など、短期間限定で大量にデータを消費するニーズにも対応可能です。

楽天モバイルはシンプルさやポイント還元、高品質な自社回線が魅力瀬です。一方でpovoは基本料金0円という独自性や柔軟なトッピング制、大容量データの低価格提供が強みです。

楽天モバイルとpovoの料金プランを徹底比較

「格安SIM」といわれるだけあり、楽天モバイルとpovoの料金プランは大手キャリアに比較して手頃なプランもあります。

料金プランには、どのような違いがあるのか解説します。

楽天モバイルpovo
基本料金月額1,078円~無料
データ無制限月額3,278円トッピング購入次第
国内通話Rakuten Linkアプリで無料トッピング購入で5分以内かけ放題550円/月
海外利用月2GB無料トッピング購入次第
最低維持費月額1,078円年間500円
支払い方法クレジットカード、口座振替、楽天ポイントクレジットカード
楽天モバイル公式サイトpovo公式サイト

※価格はすべて税込表記

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」の名称で、1種類のシンプルなプランを提供しています。

料金体系3GBまで:月額1,078円(税込)
20GBまで:月額2,178円(税込)
データ無制限:月額3,278円(税込)
国内通話Rakuten Linkアプリ利用で無料
アプリ外の通話は30秒22円
海外データ通信月2GBまで無料で利用可能(手続き不要)
支払い方法クレジットカード、口座振替、楽天ポイントなどが利用可能
特徴データ使用量に応じて自動的に料金が切り替わる柔軟性が魅力
楽天ポイントで通信料金を支払えるため、楽天経済圏を活用したい人に最適
家族割や「最強おうちプログラム」により、さらにお得に利用可能(例:3GB利用時実質無料)
メリットシンプルな料金体系
データ無制限プランが他キャリアと比較して安価
アプリを使えば国内通話が無料
デメリットキャンペーン条件が複雑で選択肢が多い
場所によっては通信速度が不安定になる場合がある

povoの料金プラン

povoは基本料金0円で、必要な分だけ「トッピング」を購入する仕組みを採用しています。

料金体系無料
トッピング例データ使い放題(6時間):250円(税込)
データ使い放題(24時間):330円(税込)
データ追加1GB(7日間):390円(税込)
データ追加3GB(30日間):990円(税込)
データ追加20GB(30日間):2,700円(税込)
データ追加60GB(90日間):6,490円(税込)
通話トッピング5分以内かけ放題:550円(税込)/月
通話かけ放題:1,650円(税込)/月
支払い方法クレジットカード、口座振替、楽天ポイントなどが利用可能
特徴必要なサービスだけを購入するため、無駄がない
最低維持費は年間で500円(税込)で運用可能
※250円(税込)のデータトッピングを180日ごとに購入
au回線を使用しているため、全国的に安定した通信品質
メリット基本料金0円で柔軟に利用可能
短期間のデータ使い放題など、ユニークなトッピングが豊富
デメリットトッピングの都度購入が必要で手間がかかると感じる場合あり
トッピング内容や価格が頻繁に変動するため、最新情報の確認が必要
楽天モバイルはシンプルさとポイント還元が魅力で、頻繁にスマホを使う人向け。

楽天モバイルとpovoの通信速度を徹底比較

楽天モバイルとpovoを比較する上で気になるのは「通信速度がどれくらい確保できるのか」ということでしょう。

ここからは、楽天モバイルとpovoの通信速度について徹底比較します。

楽天モバイルとpovoの平均通信速度

楽天モバイル※povo※
平均Ping値49.79ms43.2ms 
平均ダウンロード速度143.95Mbps118.7Mbps 
平均アップロード速度33.1Mbps 18.9Mbps 
引用:みんなのネット回線速度における楽天モバイルの通信速度レポートみんなのネット回線速度におけるpovoの通信速度レポート

※楽天モバイル: 直近3ヶ月に計測された8591件の楽天モバイル(キャリア)の測定結果から平均値を計算しています。

※povo:直近3ヶ月に計測された1839件のpovoの測定結果から平均値を計算しています。

▼Mbpsの基本解説

定義データ転送速度の単位。1秒間に転送できるデータ量を表す
(例:100Mbps=1秒間で100メガビットのデータ転送可能)。
用途別目安Web閲覧:5~10Mbps
HD動画視聴:10~25Mbps
4K動画視聴:25~50Mbps
オンラインゲーム:3~6Mbps(※Ping値の影響が大きい)

▼Ping(ピング値)の評価基準

Ping値評価用途への影影響
0~40ms速いオンラインゲーム・リアルタイム通信に最適
41~60ms普通動画視聴・Web閲覧で問題なし
61~100msやや遅め軽い用途は可能だが、ゲームには不向き
101ms~遅い全体的な動作が重く感じる

楽天モバイルはダウンロード・アップロードともにpovoを上回っており、特にアップロード速度では約2倍の差があります。

クラウドへのデータアップロードやオンライン会議などの用途で楽天モバイルが充実していることが分かります。

楽天モバイルとpovoの実測値(時間帯や地域別)

みんなのネット回線速度のデータによると、povoは時間帯や地域によって通信速度が大きく変動することがあり、特に混雑する昼間や夕方にはダウンロード速度が5Mbps以下になる場合もあります。

楽天モバイルは自社回線を利用しているため、比較的安定した通信速度を維持することが可能です。ただし、楽天回線エリア外ではau回線に切り替わるため、その場合はpovoと同等程度の速度になることがあります。

楽天モバイルとpovoの使用シーン別の通信速度

使用シーン楽天モバイルpovo
動画視聴・ダウンロード高速かつ安定
(143.95Mbpsで快適)
高速だが時間帯による変動あり(平均118.7Mbps)
クラウドへのデータ送信アップロード速度が高く最適(33.1Mbps)アップロード速度が低く不向き(18.9Mbps)
オンラインゲームPing値が低めで快適(49ms前後)Ping値が低めで快適(43ms前後)
軽いWebブラウジング十分な速度十分な速度

楽天モバイルは動画視聴やクラウド利用など、大容量データ通信を伴う用途で充実しています。povoは短期間で大量データを消費しない軽い利用(Web閲覧やメッセージ送受信など)に適していると言えるでしょう。

楽天モバイルとpovoの通信品質とエリアカバー

項目楽天モバイルpovo
通信品質とエリアカバー自社回線とau回線の併用でエリアカバー率を広げており、都市部では高速通信が可能です。
ただし、一部地下や建物内で接続が不安定になる場合があります。
au回線を利用しており、全国的なカバー率99.9%を実現しています。
山間部や観光地でも安定した接続が期待できるでしょう。

楽天モバイルは、高速かつ安定した通信を求めるユーザーや、大容量データ通信・アップロード作業を頻繁に行う人におすすめです。

povoは、軽い利用や短期間限定で大量データを使いたい人向けで、特に料金面で柔軟性を求めるライトユーザーにおすすめです。

楽天モバイルとpovoの利用可能な端末を比較

楽天モバイルとpovoで、利用が可能な端末差を詳しく紹介していきます。

楽天モバイルとpovoの端末販売の有無

項目楽天モバイルpovo
端末販売公式サイトや店舗で端末を販売端末販売なし
購入方法セットプランや単体購入可能ユーザー自身で端末を用意

楽天モバイルはiPhoneやAndroid端末を公式に販売しており、新規契約時に端末をセットで購入することが可能です。

povoは端末販売を行なっておらず、SIMのみの提供となるため、既存の端末を持ち込むか別途購入する必要があります。

楽天モバイルとpovoの対応機種の範囲

楽天モバイルとpovoの対応機種の範囲は以下の通りです。

楽天モバイル

  • iPhone:
    iPhone 6s以降の全機種(iPhone 16シリーズ含む)に対応。
    SIMロック解除済み端末なら他社購入品も利用可能。
  • Android:
    Xperia 10 VI、Galaxy S24、OPPO Reno11 A、Google Pixel 8など主要メーカーの最新端末を含む。
  • 公式対応リスト:
    ASUS ZenFoneシリーズ、SHARP AQUOSシリーズ、Motorola edgeシリーズなど多岐にわたる。

※詳しくは楽天モバイル公式サイトを確認してください。

povo

  • 対応基準:
    au回線対応端末(Band 1/3/18/26/28など)であれば利用可能。SIMロック解除済み端末が条件。

例:Galaxy S25(SIMフリー版)、iPhone 15以降、Xperia 1 VIなどauのプラチナバンドに対応した端末。

※詳しくはpovo公式サイトを確認してください。

楽天モバイルとpovoの新規端末の取り扱い

項目楽天モバイルpovo
最新端末Galaxy S24/iPhone 16など即対応SIMフリー端末なら利用可能
Galaxy S25はSIMフリー版のみ対応Galaxy S25(au版/SIMフリー)
参照:楽天モバイル公式サイトpovo公式サイト

楽天モバイルはGalaxy S25を公式に販売しませんが、SIMフリー版を購入すれば利用可能です。

povoはau回線対応端末であれば問題なく利用できますが、端末購入はユーザー側になるので注意しましょう。

楽天モバイル向けおすすめ端末例

機種特徴
iPhone 16最新モデルをセットプランでお得に購入
Xperia 10 VI5G対応・コンパクト設計で操作性良好
OPPO Reno11 A高コスパ・日常利用に最適

povo向けおすすめ端末例

機種特徴
Galaxy S25SIMフリー版なら楽天/povo両方で利用可能
AQUOS sense9au回線対応・耐久性に優れる
Google Pixel 8純正Android体験と高品質カメラ

楽天モバイルとpovoはどちらがおすすめ?利用状況別におすすめを紹介

楽天モバイルとpovoで利用状況別の強みを比較していきます。

楽天モバイルとpovoの利用状況別の強み

利用状況楽天モバイルの強みpovoの強み
電話利用頻度が高いRakuten Linkアプリ内通話無料、低コストトッピング購入必要(例:5分以内かけ放題550円/月)
通信速度を重視するアップロード速度33.1Mbps、
Ping値49.79ms
ダウンロード速度118.7Mbps、
au回線による安定性
サブ回線として利用月額1,078円の3GBプランあり基本料金0円、必要な時だけトッピング購入可能
メイン回線として利用無制限プランあり(月3,278円)、自社回線+auパートナー回線併用大容量トッピング(例:60GB/6,490円)、au回線による全国カバー
短期集中利用(旅行/イベント)海外データ2GB/月無料付帯短期トッピング(例:データ使い放題24時間330円)
※価格はすべて税込表記です。

楽天モバイルとpovoの利用状況別おすすめ比較表

スマホ利用の仕方おすすめキャリア理由
通話頻度が高い人楽天モバイルRakuten Linkアプリ内通話無料
アップロード速度を重視する人楽天モバイルアップロード速度が優位
ダウンロード速度を重視する人povoau回線による安定したダウンロード速度、短期トッピングの柔軟性
サブ回線として利用する人povo基本料金0円、必要な時だけトッピング購入可能
メイン回線として利用する都市部居住者楽天モバイル自社回線による高速通信、無制限プランの利便性
メイン回線として利用する郊外/山間部利用者povoau回線による全国カバー率99.9%、安定した通信品質

楽天モバイルとpovoの「格安デュアルSIM」とは?

楽天モバイルとpovoのいずれか一つに決めるのが難しいというあなたにおすすめなのが、デュアル回線を利用して、楽天モバイルとpovoの両方を利用する方法です。

楽天モバイルとpovoのデュアルSIM最強組み合わせガイド

楽天モバイルとpovoを1台のスマホで併用する「デュアルSIM」は、通信品質とコスト効率を両立する画期的な方法です。

  • 楽天モバイル:自社回線+auパートナー回線(3,278円(税込)/月でデータ無制限)&国内通話料無料
  • povo:au回線(基本料0円+必要時トッピング購入)

povoは基本0円で利用でき、トッピングの種類が豊富で使いたい時にトッピングを追加する方式で利用することが可能です。

楽天モバイルは最低月額料金990円(税込)から利用でき、国内通話料が無料という強みがあります。

楽天モバイルをメイン回線として、povoをサブ回線として使いたい時にトッピングをするという方法で、使わない月はpovo側への支払いは0円にすることが可能です。

▼楽天モバイルとpovoのデュアルSIMおすすめ組み合わせ

利用パターン月額料金例内訳
ライトユーザー1,408円楽天モバイル 3GBプラン1,078円+povo 24時間使い放題330円
ヘビーユーザー3,668円楽天モバイル 無制限プラン3,278円+povo 1GB追加390円
※価格はすべて税込表記です。

ライトユーザーは、旅行に行く際や通信量が特定の日増えそうだなというときにトッピングするスタイルで利用できます。

ヘビーユーザーは、Rakuten最強プランの無制限プランでデータ容量を確保しつつ、緊急時用のバックアップとして好きな時に1GBのau回線を追加で利用する方法がおすすめです。

楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用するメリット

楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用するメリットは以下です。

  1. コスト最適化
  2. 通信の安定性向上
  3. 柔軟な利用形態

コスト最適化

  • 楽天モバイル(無制限プラン3,278円(税込))+povo(基本料0円)で「安定通信+柔軟オプション」を実現
  • 例:月1,408円(税込)(楽天3GBプラン1,078円(税込)+povo24時間使い放題330円(税込))

通信の安定性向上

  • 楽天回線圏外時はpovoのau回線で補完可能
  • 混雑時や地下/山間部での回線切り替えが可能

柔軟な利用形態

  • 通話は楽天(Rakuten Linkアプリ無料)、データはpovo(短期トッピング)など役割分担可能
  • 海外利用時は楽天の月2GB無料データを活用

楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用するデメリット

楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用するデメリットは以下です。

  1. 端末制約
  2. 維持管理の手間
  3. 機能面の課題

端末制約

  • デュアルSIM対応機種が必要(例:iPhone XS以降、Pixel 4以降)
  • 楽天公式端末はデュアルSIM非対応の場合

維持管理の手間

  • povoは180日ごとに有料トッピングが必要(最安220円(税込))
  • データ使用量の監視(楽天3GBプラン超過で自動課金)

機能面の課題

  • バッテリー消費が増加(常時2回線接続)
  • MicroSDカード利用制限(SIM2スロット使用時)

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMに向いている人は?

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMに向いている人・向かない人の特徴は以下です。

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMに向いている人の特徴

  • 通信障害リスク分散が必要なビジネスユーザー
  • コスト抑制しつつ柔軟性を求めている

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMに向かない人の特徴

  • デュアルSIM対応端末を持っていない
  • デュアルSIM対応端末の端末購入予算がない
  • 面倒なデュアルSIM設定管理を避けたい

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMの通信回線の切り替え方を解説

楽天モバイルとpovoのデュアルSIMを利用している際に、楽天モバイルとpovoの回線を切り替える手順を解説します。

iPhoneの場合

  1. 設定画面を開く
    「設定」→「モバイル通信」を選択。
  2. デフォルト回線を変更
    「モバイルデータ通信」をタップし、楽天モバイルまたはpovoを選択。
  3. 通話/SMSの優先回線設定
    「音声通話」→「デフォルトの音声回線」を選択して切り替え。
  4. iMessageとFaceTime
    使用する番号を選択して変更。

Androidの場合

  1. 設定画面を開く
    「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIMカード」を選択。
  2. データ通信回線を変更
    「データ通信」をタップし、楽天モバイルまたはpovoを選択。
  3. 通話/SMSの優先回線設定
    通話やSMSのデフォルト回線を変更可能。

【番外編】楽天の優待を利用した楽天モバイルとpovoのデュアルSIMが安い?

楽天グループの株主優待は、楽天モバイルの法人回線が月30GBまで無料&国内通話料無料で使えます。

ただし、法人回線の利用になるため、該当回線のみすると電話番号が変わるデメリットに注意が必要です。

楽天の株主優待を利用してpovoと組み合わせる前に知っておきたいポイントを紹介します。

想定される楽天の株主優待とpovo利用ケース

  • 電話番号は変えたくない
  • 楽天モバイルの優待をメインに使って、30GB/月をはみ出したらpovoでトッピングしたい
  • かかってくる電話だけ今の電話番号を使いたい
  • 特定の日だけデータ容量を増やしたい

想定される楽天の株主優待とpovoの料金表

利用ケース楽天モバイル(優待)povoトッピング費用総額(税込)特徴・用途
電話番号維持のみ無料年間500円(220円×2回)440円/年(180日ごとに最低トッピング220円×2回)povo維持費のみ。楽天モバイルの30GB/月以内で運用可能。通話の発信は楽天モバイルの優待回線で行う想定。
月30GB超過時の補完無料390円(1GB/7日間)390円/回楽天モバイルの速度制限(200kbps)を回避するためpovoで追加データ購入。
特定の日に大量データ無料330円(24時間使い放題)330円/回イベントや旅行などで短期的に大量データが必要な場合に最適。
電話番号維持+通話無料550円(5分かけ放題/月)550円/月povoで既存電話番号を維持し、通話トッピングを追加。

電話・SMSを今の電話番号で着信するだけであれば、povoで無料で使えるため年間440円(税込)(povoは180日ごとに1回トッピング必須)のみで維持できます。

現在の電話番号で、誰かに電話をかけることも想定される時には、povoのトッピングを利用すると良いでしょう。

▼電話の利用パターン別 povoのトッピング例

利用パターン推奨プラン月額費用(税込)計算根拠
月の通話時間が37分30秒未満通常料金(トッピング無し)0円~1,650円30秒22円×75回(37分30秒)= 1,650円(通常料金が最安)
月の通話時間が37分30秒以上通話かけ放題トッピング1,650円無制限通話が可能(37分30秒を超えると通常料金よりお得)
5分以内通話が頻繁5分以内かけ放題+超過分550円+α例:5分以内通話10回+5分超え通話5分→550円+(5分×22円×10回)= 550円+220円=770円