私ごとですが、眠りが浅いのが悩みです。就寝前に入浴したり、アロマを焚いたりしてリラックスしても、夜中に小さな物音で目を覚ますことがちらほら。たくさん寝ても、なんだか疲れが取れていないと感じる日もあります。
そんな睡眠の課題を解決したい…といろいろと探していたら、スマートリング「RingConn第2世代」を発見!
RingConn第2世代

なんとこちらの製品は、指にはめるだけで詳細な睡眠データを測定できるうえ、データを分析し、自分にあったアドバイスをしてくれる、魔法のようなアイテムなんです。
「自分の“眠り”を把握したい!」。そんな興味が湧き、製品を借りて実際にレビューしてみることにしました。


自分の“眠り”が一目瞭然! 横になった時間や覚醒時間までわかっちゃう!
本製品の最大の特徴は、睡眠計測に特化していること。リングを着けて眠るだけで、睡眠時間の合計や横になっていた時間、レム睡眠・ノンレム睡眠の割合、そして覚醒時間まで詳しくチェックできます。



さらに、心拍変動や酸素飽和度なども計測できます。実際にデータを確認すると、夜中に目が覚めていた時間が正確に反映されていて驚きました。



さらに、睡眠時無呼吸や睡眠中の低酸素血症リスクも確認することが可能です。
正直、自分には無縁だろうと思っていたのですが、実際に測定してみると軽度の疑いがあると表示され、低酸素血症リスクにおいては、中度の疑いがあるとのこと…!



ちょっと心配になりましたが、アプリには「健康アドバイス」機能があり、「眠りを悪化させる可能性のある鎮静剤の服用を中止しましょう」と書かれています。
ちょうど、現在服用している薬が中途覚醒を増やす可能性があるものだったので、これも影響しているのかも…と納得。
とはいえ、このデバイスは医療機器ではないため、診断や治療の根拠として使用せずに、あくまでも参考用のデータとして使うようにしましょう。もし気になる場合は、主治医に相談する際の補助データとして活用するといいかもしれません。
ストレスレベルの可視化で自分の「疲れ」が見えてくる!
睡眠計測に特化している「RingConn 第2世代」ですが、ストレスレベルを計測することもできます。「リラックス」「正常」「中等」「高め」の4段階に分類され、30分単位でどの程度ストレスを感じていたかがわかるんです。



私の場合、お昼休憩後にストレスが高くなる傾向にあることが判明。これは、おそらく朝はまだエンジンがかかっておらず、お昼ご飯を食べて一息ついたあとにパフォーマンスが上がってくるからではないかと思います(笑)。
日中のストレスはやや高めではあるものの、寝ている間はリラックスできているようなので一安心。
また、「RingConn 第2世代」では、1日の活動量もチェック可能です。身長や体重を基に、歩数やカロリー消費量の目安が自動で算出され、あとどのくらいで目標を達成できるかがリアルタイムでわかります。



週間・月間レポートで、自分の体調を手軽に振り返る!
さらに、「RingConn 第2世代」にはレポート機能があり、睡眠・ストレス・運動に関するデータをアプリが分析し、1週間ごとに、より健康になるためのヒントを送ってくれるんです。



また、グラフで睡眠の総合時間やストレスの比率が表示されるので、一目で今週のデータを確認できるのがグッドです。
また、家族や親しい人と測定データを共有できる機能も備えています。たとえば、家族のデータをチェックして、「最近眠りの質が悪そうだな」と気づけば、さりげなく気遣うことができます。



また、活動量に応じてステッカーがもらえる「マイ勲章」機能も搭載。こうしたゲーム感覚の仕組みがあると、リングを着けるモチベーションが高まりますよね。
さらに、iOSのウィジェットを活用すれば、アプリを開かずとも必要なデータをパッと確認できるのもうれしいポイントです。もちろん、アプリは永年無料で使うことが可能です。
チタン素材で耐久性抜群! 充電不要で最大12日間使える!
最後に「RingConn 第2世代」の外観についても触れておきましょう。まず特筆すべきは、一度の充電で最大10〜12日間日使えることです(※サイズによって異なります)。
私は性格上、デバイスの充電が少ない状態でいるのが気になってしまうため、12日間充電しないことに耐えられず途中で充電してしまったのですが、それでも4日間使ってバッテリは70%残っていました。ですので、出張や旅行でも充電の心配は不要でしょう。

さらに、防水仕様なので入浴や食器洗いの際もつけっぱなしでOK。ストレスフリーに使えます。
そして、素材は軽くて丈夫なチタン製。重さは約2〜3gです。航空機にも使われるこの素材を指にはめていると思うと、なんだかワクワクしてしまいます。

「RingConn 第2世代」を使ってみてわかったのは、睡眠やストレス、活動量を「数値」として把握できることの面白さ。そして、それが自分の健康管理に役立つということです。
「最近、疲れが取れないな」と感じている方は、ぜひ「RingConn 第2世代」で自分の眠りや体調をチェックしてみてください。思わぬ発見があるかもしれませんよ!
著者プロフィール

中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!