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「飛行機モード」を搭載したAnkerのイヤフォンが「空の旅の救世主」だった! 機内で実機レビュー

著者: 中臺さや香

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「飛行機モード」を搭載したAnkerのイヤフォンが「空の旅の救世主」だった! 機内で実機レビュー

飛行機内の騒音がどうも苦手…

飛行機での移動って正直ストレスに感じることありませんか? エンジン音、気圧の変化、周囲の雑音…。苦手な方にとっては「旅行のスタートからもう疲れた!」なんてこともあるでしょう。そんな人にオススメなのが、Ankerの最新イヤフォン「Soundcore Liberty 4 Pro」です。

気圧センサを搭載したこのイヤフォンは、飛行機などの気圧の変化が激しい場所での使用に最適な「飛行機モード」をオンにすることができます(シリーズ初搭載です)。実際に空の上で体験してきたので、その魅力をたっぷりお伝えします!

Soundcore Liberty 4 Pro

【発売】
アンカー・ジャパン
【価格】
1万9990円

【サイズ】 約65(W)×30(H)×62(D)mm (充電ケース)

【重さ】 約62g (充電ケース含む) /約5.5g (イヤフォン本体 片耳)

 

通常のANCモード vs 飛行機モード。その違いに驚き!

まずは本製品を装着して通常のANC(アクティブノイズキャンセリング)モードで音楽を聴いてみました。雑音は軽減されるものの、やっぱり飛行機の中なので耳の圧迫感が気になります。音楽に集中しようとしても、ザーッという背景音が微妙に邪魔してくる感じ。「まあ、飛行機ってこんなもんだよね」と妥協してはいたのですが、やはりストレスです。

ノイズキャンセリングの強度は、ケース側面のタッチパネルをスライドすることで調整できます。もちろん、アプリから操作することも可能です。

ここで「飛行機モード」に切り替えた瞬間、世界が変わりました! 煩わしいザーッというノイズが嘘のように消え去り、音楽がぐっとクリアに。特に女性ボーカルの高音が響き渡り、まるでライブ会場の特等席に座っているかのような気分に浸れました。そして何より、気圧の変化が気にならない! 「あれ、ここ本当に飛行機の中?」と錯覚するほどの快適さです。

もっとも効果を実感したのが、イヤフォンを外した瞬間です。「機内ってこんなにうるさかったの!?」と驚き、慌ててまた装着しました(笑)。個人的にはすでに、飛行機に乗るときはなくてはならないアイテムです。

しかもこのイヤフォン、ただノイズを消すだけじゃないんです! 専用アプリ「soundcore」を使えば、音質調整も自由自在。私のお気に入りは「アコースティック」や「ピアノ」の設定で、まるでその場で演奏を聴いているような贅沢な音体験が楽しめます。

イコライザの設定は、専用アプリから行います。iPhoneを機内モードにしていても、イヤフォンとはBluetoothでつながっているため設定をカスタマイズできます。
クラシックやヒップホップなどのデフォルト設定を揃えます。どれも音に明確な差があり、聴き比べるだけでも楽しめます。

また、アプリには気圧を測定するユニークな機能も搭載されているので検証してみました。JALのサイトによると、水平飛行中の高度における機内気圧は約0.8気圧程度とされています。実際にアプリで数回測定してみたところ、飛行機に乗る前は「0.99気圧」、飛行機内で「0.81気圧」という結果になりました。精度は高いようです。

飛行機に乗る前に音楽はダウンロードしておこう!

快適に飛行機で音楽を聴くためには、いくつか準備しておくことをおすすめします。まず、「Apple Music」などの音楽アプリで事前に曲をダウンロードしておきましょう。機内ではインターネットにすぐにアクセスすることが難しいので、手元に音楽を用意しておくと便利だからです。

気圧の変化が苦手な方はぜひ、このイヤフォンをおすすめします! フライトへのストレスがグッと軽減されるはずです。

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著者プロフィール

中臺さや香

中臺さや香

Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!

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