メジャーリーグで活躍するロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。Beatsは、彼が公式ブランドアンバサダーを務めるオーディオブランドである。
Beatsアンバサダーとして、レブロン・ジェームズ、リオネル・メッシといった史上最高のアスリートたちと仕事ができることを心から光栄に思います。このパートナーシップがもたらす新たな展開を楽しみにしています
大谷翔平選手のコメントより
レブロン・ジェームズもリオネル・メッシも、各種目において「GOAT論争」の中心にいるプレイヤーだ。そこに名を連ねる大谷選手の偉大さを改めて感じる。
本記事では、Beatsが公開した大谷選手のビジュアルをもとに、“おそろい”を楽しめる4つのモデルを紹介していく。
Beats Solo Buds:もっともコンパクトで手頃なエントリーモデル

今回紹介する4製品の中で、もっともコンパクトで、もっとも手頃なモデルが「Beats Solo Buds」(1万2800円)だ。カラーは、マットブラック、アークティックパープル、トランスペアレントレッド(大谷選手の着用モデル)、ストームグレイの4種類。
Beats Solo Buds Bluetoothワイヤレスイヤフォン – 最大18時間の再生時間、AppleとAndroidで互換性、内蔵マ…
特徴①:バッテリと引き換えに獲得した圧倒的なコンパクトさ

あえてバッテリレスの設計を採ることで、Beats史上もっともコンパクトなケースを実現。指でつまめるほどのサイズ感で、持ち運びやすさは圧倒的である。

一般に、ワイヤレスイヤフォンは充電ケースとセットになっていることが多い。しかし、それゆえに一定以上のサイズが必要になる。その点、Beats Solo Budsは非常に割り切ったモデルだ。それでいて、イヤフォン本体で最大18時間の連続再生に対応する。日常使いでバッテリ容量に不満を感じることはほぼないだろう。多くのユースケースで、2、3日に一度充電すれば問題ないはずだ。
出先で充電不足に陥ったら、iPhoneに有線接続すればいい。AppleのFast Fuel(急速充電)機能によって、わずか5分で1時間の再生が可能となる。
特徴②:独自のサウンドシステムとフィット感
Beats Solo Budsは、サウンド面にも妥協はない。ドライバからベント、入り組んだ内部パーツの配置まで、音楽を忠実に再現するためにデザインされている。
独自に設計された2層構造のドライバは、イヤノズルに対して平行に配置。微細な音の歪みを低減しつつ、サウンドを耳にまっすぐ届けてくれる。
ただし、昨今のトレンドであるノイズキャンセリング機能は非搭載だ。この点をマイナスに感じる人は多いかもしれない。しかし、人間工学に基づいて設計されたフィット感と、同梱される4サイズのイヤチップを適切に選ぶことで、優れた遮音性を実現する。それにより、「電車移動中は音量をちょっぴり上げる」程度の工夫で、快適に使用することが可能だ。

Beats Fit Pro:抜群のフィット感を備えるノイズキャンセリング搭載モデル

ウイングチップを備え、アクティブなシーンでも活躍するのが「Beats Fit Pro」(2万8800円)だ。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も搭載し、あらゆる“集中”をサポートする。カラーは、Beatsブラック、Beatsホワイト(大谷選手の着用モデル)、セージグレイ、ストーンパープルの4種類。
特徴①:柔軟なウイングチップによる快適で安定した着け心地
ウイングチップを耳の溝にフィットさせることで、安定した装着感を実現。ウィングチップは、あらゆるスポーツのアスリートによってテストされている。

さらに、IPX4等級の耐汗耐水性能を備える。夏場でも安心して使用できるのはうれしいポイントだ。なお、フィット感を支えるイヤチップは3サイズが同梱されている。
特徴②:空間オーディオ、ノイズキャンセリング、外部音取り込み。多彩な機能を搭載
Beats Fit Proは、ダイナミックヘッドトラッキングによる空間オーディオをサポートしている。アクティブに使用するイヤフォンだからといって、サウンドが疎かになっているわけではない。また、ANCや外部音取り込み機能も搭載。映像コンテンツを楽しむ用途でも活躍するはずだ。
しかも、イヤフォン本体の物理ボタンでさまざまな操作ができる。長押しでノイズキャンセリングと外部音取り込みモードへの切り替えに対応するほか、ワンタッチで再生/停止、2回タッチで曲送りが可能だ。

バッテリもタフだ。イヤフォン単体では最大6時間(ANC利用時)。充電ケースとの併用で最大18時間の音楽再生が行える。
Powerbeats Pro 2:心拍センサを搭載した最新のアスリート向きモデル


Powerbeats Pro 2(3万9800円)は、Beats製品で唯一、心拍センサを搭載するモデルだ。イヤフックによる圧倒的な安定感も含め、まさに大谷選手のようなアスリートに最適。もちろん、ANCや外部音取り込み機能も搭載している。
カラーは、ジェットブラック、クイックサンド(大谷選手着用モデル)、ハイパーパープル、エレクトリックオレンジ(大谷選手着用モデル)の4種類。
なお、バッテリはイヤフォン単体で最大10時間。充電ケースとの併用で最大45時間持続する。また、Beatsでは初となる、充電ケースのワイヤレス充電(Qi規格)対応を果たした。
特徴①:心拍センサとApple H2チップの搭載
まず注目なのは、左右のイヤフォンに搭載された心拍センサだろう。ユーザがアクティビティを開始したことを自動で検出し、Appleの「ヘルスケア」アプリに心拍数を記録。記録はリアルタイムで行われる。

また、AirPods Pro 2にも搭載されるApple H2チップを搭載した。これにより、優れた精度のノイズキャンセリングと外部音取り込み機能、そして空間オーディオへの対応を実現している。
Powerbeats Pro 2は、その特徴から、アクティビティに特化したイヤフォンと思われがちだ。しかし、優れたフィット感や機能性、空間オーディオによる没入感などは、タウンユースや自宅でのリラックスタイムにも有用である。かくいう筆者は、メインのイヤフォンをBeats Fit ProからPowerbeats Pro 2に乗り換えた。
特徴②:ニッケルチタン合金のイヤフックと5つのイヤピースによる安定感
開発にあたり、約1000名のアスリートを対象に1500時間以上のテストを実施。その結果をもとに、最高の安定感を実現している。
Powerbeats Pro 2を装着して使っていると、まるで顔のパーツの1つのような感覚を覚える。というより、つけていることを忘れてしまう。顔を振ったり、走ったりしても、ズレはほとんど発生しなかった。

ただし、装着には少々コツが必要である。数日使った結果、イヤフックを耳にかけてからイヤフォンを耳に挿入するとスムースだとわかってきた。
従来、人と会話する際やお店のレジなどではイヤフォンを取り外していた。しかし、Powerbeats Pro 2は外部音取り込み機能の精度が極めて高いため、装着したままでも問題なく会話できる。そのため、着脱の難しさが気になるのは使い始め、使い終わりくらいのものだ。むしろ、それによって得る、快適な安定感の恩恵のほうが大きいと思う。
また、IPX4の防汗防水性能も頼もしい。Powerbeats Pro 2はハイエンドなイヤフォンだが、それに見合った機能性とデザインを備えているといえるだろう。
Beats Studio Pro:最高の音質と機能を兼ね備えたプレミアムなヘッドフォン


「Beats Studio Pro」(4万9800円)は、ANCと外部音取り込み機能を搭載。そして、パーソナライズされた空間オーディオ、有線接続によるロスレスオーディオにも対応するハイエンドなモデルだ。“Beatsの音”を奏でるために、ゼロから再設計されたという。
カラーは、ブラック、ディープブラウン、ネイビー(大谷選手の着用モデル)、サンドストーン(大谷選手の着用モデル)の4種に加えて、キム・カーダシアンによるスペシャルエディション、ムーン、デューン、アースの3種がラインアップされている。
Beats Studio Pro – ワイヤレス Bluetooth ノイズキャンセリングヘッドフォン – パーソナライズされた空間…
特徴①:プレミアムモデルらしい美しいデザインと再設計された内部構造
シームレスな触り心地のレザーを採用したUltraPlushオーバーイヤクッションは、極上の柔らかさ。筆者は在宅ワークをする際、数時間にわたってBeats Studio Proを装着し続けている。しかし、強い不快感や痛みを感じたことはほとんどない。(オーバーイヤという構造上、蒸れることはママある)。

また内部構造においては、二層構造の振動板、精巧なマイクロベント、強化されたマグネットにより、バランスに優れたリッチなサウンドを実現している。さらにBeatsの発表によると、サウンドの歪みを最大80%低減しているという。アーティストがイメージする音を忠実に楽しめるわけだ。
特徴②:極上のリスニング体験をもたらす空間オーディオとロスレスオーディオ
Beats Studio Proはダイナミックヘッドトラッキングに対応し、パーソナライズされた空間オーディオを楽しめる。Beatsによれば、“64台のスピーカに囲まれているかのような感覚”を再現しているとか。
音質面は、響く低音と豊かな音域が特徴的。R&Bなどグルーブ感の強い楽曲の再生に最適だ。ボーカルの存在感も非常にクッキリしている。
さらに、対応するUSB-Cケーブルで音源と接続することでロスレスオーディオの再生が可能。ちなみにロスレスとは、文字どおり「ロス」がないということ。スタジオで録音されたままの、オリジナルデータに近い音質を楽しむことができる。なお、Beatsブランドのアイテムでロスレスオーディオを楽しめるのは、現状Beats Studio ProとBeats Solo 4だけだ。

Beats Solo 4 – ワイヤレスBluetoothオンイヤーヘッドフォン、Apple & Android互換、バッテリー寿命最大50…
特徴③:アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込み
ハイエンドモデルに相応しいレベルで、ANCと外部音取り込み機能を搭載。ANCに関しては、常に周囲の音をモニタリングし、緻密なフィルタによって毎秒4万8000回もノイズを遮断する。かといって無駄に強力で閉塞感を覚えることはない。あくまで自然に、不要な雑音をカットしてくれる印象だ。
もちろん外部音取り込み機能も備える。イヤカップがボタンの役割を担い、ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替え、音量変更、再生/停止などをシームレスに操作可能だ。

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著者プロフィール

関口大起
『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_