毎日床拭きなんて、やってられない!
私ごとですが、飼っているうさぎが換毛期に入りました。朝晩ブラッシングをしても、部屋中に毛が舞って掃除が本当に大変です。
マンション暮らしのため、騒音が気になり、朝早くや夜遅くに掃除機を使うのが難しく、平日は掃除機がけをする時間がありません。さらに、掃除機をかけても、うさぎのふわふわした毛はうまく吸いきれず、掃除機をかけた後に水拭きをしないと、部屋がなんとなくスッキリしません。
かといって、仕事の後に毎日ほうきで掃いたり、雑巾掛けをするのはさすがにちょっと疲れます。どうしようかと悩んでいたところ、まさに私にピッタリな製品を見つけました。それが「Roomba Combo 10 Max ロボット+ AndWash 充電ステーション」です。
この製品は、静かな音でゴミの吸引と水拭きをしてくれて、さらに使ったモップの自動洗浄・乾燥までしてくれる優れもの。掃除を少しでも楽にしたい私は、さっそくメーカーさんから製品をお借りして試してみました。
掃除機なのにおしゃれ! 来客にも自慢したくなる
充電ステーションを組み立てるとこんな感じ。高級感のあるモダンなデザインで、部屋に自然と溶け込みます。充電ステーションの天面はスペースがあるため、iPhoneを置くなどちょっとしたサイドテーブルとしても使えそうです。

本体右側のタブのようなものを引っ張ると、充電ステーションの蓋が開きます。中には、3Lの水拭きとパッド洗浄用の吸水タンク(左)と、2.5Lの排水用タンク(右)の2種類がセットされており、掃除が終了するたびにパッドを洗浄してくれます。充電ステーションは抗菌仕様のため、安心して触れるのもうれしいポイント。

吸い残し、拭き残しゼロ!
吸引力と床拭き精度を確かめるため、うさぎの食べ残した葉っぱを細かくしてばら撒き、その上をロボット掃除機に走ってもらいました。試した結果は一言、「こんなにきれいになるの? すごすぎる!!」です。
床の上を一度走るだけで、葉っぱが完全に取り除かれました。水拭き機能も秀逸で、掃除後の床はピカピカに輝いています。ちなみに、動画はいっさい加工していません。
また、専用アプリと連係して使用する「スマートスクラブ」機能では、とくにきれいにしたい箇所を指定することが可能。ゴシゴシと人が掃除するときのような前後に往復する動作で、モップに均等な圧力をかけながら汚れを取り除いてくれます。
さらに、カーペットの上など、水拭きしたくない箇所を掃除するときは自動でモップが掃除機の天面に上がります。カーペットから降りると、また自動でモップが底面にセットされます。
ちなみに、駆動音に関しては、とても静かなので朝に起動しても問題ありませんでした。音に敏感なうさぎもあまり気にしていないようなので、近所迷惑になることはほとんどないと思います。
ロボット掃除機の未来形を堪能できる!
19万7800円という価格に、ちょっと尻込みしてしまいますが、豊富な機能の素晴らしさを知ってしまえば納得です。充電ステーションにゴミが溜められるので、最大60日ゴミ捨てする必要がありませんし、パッドも自動で洗浄し、乾燥までしてくれるので、常に清潔に保てます。
また、パッドの洗浄後には、充電ステーション内の洗浄ローラーや細かい窪みなどを自動で洗浄し、汚れが溜まるのを防ぐ機能まで備えます。もちろん、ロボット掃除機によくある、掃除する部屋の指定や、侵入禁止エリアの指定なども問題なく行えます。
とはいえ、「約20万円でしょ? ちょっと手が出ないよ!」という方もいると思います。私もそうです。そんな方向けに、新品の「Roomba Combo 10 Max ロボット+ AndWash 充電ステーション」を、月額6980円で借りれるサブスクリプションサービスも用意されています。価格を抑えつつ、高性能な機能を味わいたい方はぜひ、一度体験してみてはいかがでしょうか。
著者プロフィール

中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!