iPhoneやiPadに慣れてくると、タッチ操作が非常に直感的で快適なものだと気づきます。「これがMacでもできたなら…」。そう感じた人におすすめしたいのが本製品です。慣れ親しんだMacでの操作体系を一切変えることなく、Macでのタッチ操作という新鮮な体験をプラスしてくれます。
Macユーザにおなじみのジェスチャ操作も自由自在!
iPhoneやiPadのようにMacをタッチ操作で使いたい。そんな要望に応えてくれるのがDellの「P2424HT」です。このモニタはUSB Type-C経由で最大90WでノートPCに給電しつつ、最大10点のマルチタッチに対応しており、タップやドラッグはもちろん、ピンチイン/ピンチアウトや2本指/3本指スワイプといったマルチタッチジェスチャも可能です。
また、多関節スタンドを採用している点も特徴の一つです。画面を机上にほぼ寝かせるような角度に傾けることができ、タッチ操作による腕の疲れを軽減します。
USB-C接続に対応しており、MacBookシリーズを手軽につなげられる点も注目です。90Wの電源供給が可能になっており、MacBookに別途電源アダプタをつながずに使用できます。ほかにもUSB-Aポートが3基、USB-Cポートが1基など、豊富な拡張ポートを備え、MacBookの外部拡張性を補完してくれます。
P2424HT
- 【発売】
- デル・テクノロジーズ
- 【価格】
- 4万8474円(直販価格:税込み、配送料込)
【URL】 https://www.dell.com/ja-jp/shop/dell-24-マルチタッチ-usb-c-モニター-p2424ht/apd/210-bjjw/モニター-モニターアクセサリー
【備考】 2024年9月末の直販価格価格です。価格はご購入時期により変動することもございます。ご注意ください。
対角サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 1920×1080インチ、93ppi |
リフレッシュレート | 60Hz |
色域 | 99% sRGB |
輝度 | 300cd/㎡ |
水平視野角 | 178度 |
垂直視野角 | 178度 |
オーディオ出力 | 3Wモノラルスピーカ内蔵 |
重量 | 7.86kg ※スタンドを含む |
サイズ(W×H×D) | 53.88cm×24.87cm×24.887cm ※スタンドを含む |
インターフェイス | HDMI (HDCP 1.4)/DisplayPort 1.2 (HDCP 1.4)/USB-C 3.2 Gen 1 (最大出力90W)×1基/USB-C 3.2 第1世代 ダウンストリーム (最大出力15W)×1基/USB-A 3.2 第1世代 ダウンストリーム×2基/USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム、バッテリー充電1.2 (最大出力10W)×2基/イーサネットポート (RJ-45)/オーディオラインアウト (ミニジャック) |
「P2424HT」の“推し”ポイント4選
[Point 1] 最大90Wの給電も対応! ケーブル1本で接続可能
P2424HTの背面下部は、DisplayPort 1.2規格に対応したUSB-Cポートが搭載されており、現行のMacならUSB-Cケーブルを差し込むだけで簡単に接続できます。さらにこのポートは、最大90Wの給電にも対応しています。MacBookシリーズは本体に別途電源アダプタをつながなくても、モニタから電源供給が可能。非常に手軽です。
[Point 2] 充実のインターフェイス! スピーカも内蔵
モニタ入力ポートとしては、USB-CのほかにDisplayPort 1.2やHDMIポートを搭載。Mac以外にもさまざまな機器をつなげます。そのほか、USB-Aポート(3基)USB-Cポート(モニタ入力対応ポートも含めて2基)や音声ライン出力、Ethernetポートなど拡張性が充実しているうえ、3Wのスピーカを内蔵している点も魅力です。
[Point 3] Mac/Windows両対応でタッチ操作ができる
本製品のタッチ操作は基本的にすべてのアプリ上で利用できますが、Webブラウジングや電子書籍の閲覧、画像やプレゼン資料の表示などに使うと、まるで大きなiPadを使っているような感覚でタッチ操作のメリットを堪能できます。もちろんドライバはMac/WIndowsの両方に対応しているので、両方のマシンを持っている人にもオススメです。
[Point 4] アームを使えば縦置きも実現! 場所も取らずに設置可能
本製品はVESAマウント対応のモニタアームに取り付けることが可能です。モニタアームを使って画面を90度回転させれば、縦長モニタとしても活用できます(本体付属のスタンドは縦回転に非対応です)。Macに複数の外部モニタをつないで使いたい場合、本製品を縦向きに設置することで占有面積を減らし、机の上を有効に利用できます。
メーカー担当者からMacユーザへのメッセージ
DellにはモニタだけでなくMacに対応した周辺機器を多数ご用意しています。「PCメーカー製造による品質の高さ」「業界最高レベルの保守対応」「Dell periferall managerというソフトによる周辺機器の一元操作・管理」「地球に優しい製品設計」などの特徴を持っています。ぜひ併せてご検討ください。
(デル・テクノロジーズ株式会社フィールドプロダクトマネージャー鈴木快林さん)
マウスやキーボード、ワイヤレスヘッドセットにマルチポートアダプタ、ドッキングステーション、そしてスリーブ、バックパックに至るまで、DellはMacユーザと親和性の高い周辺機器を多数展開しています。
【本誌ライターが本音レビュー】実際に“触って”わかった! Mac×タッチ操作のメリット
私が試しました!
小平淳一
Apple製品を愛するライター・編集者。作図やWeb制作まで幅広い業務に対応。
タッチ操作の実用性は?
もともとタッチ操作が前提のiPhoneやiPadと違って、MacのUI(ユーザインターフェイス)はタッチ操作を考慮していません。そのため、本製品を使い始めた当初は、「Macでのタッチ操作がどこまで便利になるのだろう…」と懐疑的な視線を向けていました。
それが変わり始めたのは、電子書籍の閲覧を試したときからでした。iPadのように画面をタップしながら読み進められるのは快適そのもの。しかも物理的なサイズがiPadより大きく、A4サイズの雑誌がほぼ原寸大で表示できます。モニタ独自の機能として拡大鏡ツールを備えており、細かな文字を簡単に拡大できる点も便利です。
その後、プレゼンテーションでの使用でも、タッチ操作のメリットを感じました。「Microsoft PowerPoint」では、1本指を横にスワイプするだけで次のスライドに移動できます。たとえば企業の小会議室にこのモニタを設置して、商談や社内の会議で利用するのにも便利だと思います。iPadもプレゼンに利用できますが、このモニタならサイズが大きいため、より多くの人に見せることができます。
さらに、「Goodnotes」やホワイトボードツールの「Miro」で図が手描きできる点にも可能性を感じました。対面型の業務で、相手に図を描いて説明するといった用途でも活躍できそうです。
活用シーンも多彩
続いて、タッチ操作以外の点にも触れていきましょう。最初に強調したいのが、USBポートの豊富さです。USB-Aポートを3基、USB-Cポートを2基(うち1基はモニタ接続に対応)備えており、そのうちUSB-AポートとUSB-Cポートが1基ずつ背面左側に配置されています。一時的にUSBメモリを接続したいときなど、モニタの下側を覗き込まなくてもつなげられるのは便利です。
さらに、3Wのスピーカも注目ポイントの1つです。モノラルスピーカですが、ビデオ会議やちょっとしたWeb動画の再生には十分です。市販のモニタにはスピーカが搭載されていない製品が多く、別途用意しなければなりません。最初からスピーカが内蔵されているのは意外と重要なポイントです。
23.8インチと物理的なサイズが大きい点も、アドバンテージの一つになります。Adobe Illustratorで印刷物を実物大で表示したり、写真を大画面で確認できることで、作業効率が向上する場面もあると感じました。
個人ユースでは読書やデザインのプレビュー、法人ユースではプレゼンや電子掲示板としての利用など、多くの活用シーンが見出せます。タッチ操作のカスタマイズ性も高く、ユーザに新たな可能性を提供してくれるでしょう。
●拡大鏡機能で詳細を確認
●電子書籍の閲覧に最適
●手書きができることの可能性
●タッチジェスチャはカスタマイズ可能
●上部に3Wのモノラルスピーカを搭載
●USBポートを拡張
USB-C+RJ端子(Mac アドレスパススルー対応)による利便性とセキュリティ向上
本製品には、1000Base-T規格に準拠したイーサネット(RJ45)ポートが搭載されています。Mac
Bookシリーズは長い間イーサネットポートを搭載していないため、必要性を感じにくい人もいるかもしれませんが、有線LAN接続は電波干渉や距離の影響を受けにくく、安定した通信を確保できる点が魅力です。特にビデオ会議やゲームなど、安定した通信が求められるシーンでは大きなメリットがあります。また、企業などでは不正アクセスを防ぐ観点からWi-Fiネットワークを制限しているケースもあり、有線LAN接続は以前として高い需要があります。
MacBookシリーズをUSB-Cで本製品につなぐと、モニタに搭載されたイーサネットポートをそのまま利用でき、簡単に有線ネットワークに接続できます。さらに、Dell製のPCとの組み合わせでは、ネットワーク管理者が接続しているPCを追跡するのに役立つ「MACアドレスパススルー」機能*も利用できます。
*Macアドレスパススルー機能はDell製PCとDell製モニタを組み合わせした場合の動作保証です。くれぐれもご注意ください。
デル・テクノロジーズ製品が多数展示・体験できるイベント「Dell Technologies Forum」が10月3日に行われます。
昨年度は3400名以上が参加した恒例のイベントで、今年のテーマは「AIの活用」。
macOSに対応したモニタだけでなく、多数の同社製品が一堂に集まり体験できるイベントとなっています。
今なら事前登録で製品プレゼントのチャンスもあります。
デル・テクノロジーズ製品に興味を持った方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
本記事はデル・テクノロジーズ株式会社とのタイアップです。