Macを使っているとき、文字やボタンが小さくて見えない部分があるという人もいるでしょう。ディスプレイの解像度を変更するのもひとつの手ですが、デスクトップのアイコンやウインドウの位置関係が変わって操作しにくくなる可能性もあるため、アクセシビリティ機能で拡大するのがおすすめです。
「システム設定」→[アクセシビリティ]→[ディスプレイ]→[テキストサイズ]では、「Finder」「カレンダー」「メール」「メッセージ」「メモ」といった5つの標準ソフトのテキストサイズを15段階で設定できます。
また、[アクセシビリティ]→[ディスプレイ]→[メニューバー]では、通常のメニューバーよりテキストサイズが大きいものに変更可能です。
さらに、[アクセシビリティ]→[ディスプレイ]→[ズーム機能]→[キーボードショートカットを使って拡大縮小]をオンにすると、[option]+[command]+[8]キーで画面の一部を拡大する操作にも対応します。

「システム設定」→[アクセシビリティ]→[ディスプレイ]→[テキストサイズ]の設定画面。「Finder」の設定を変更すると、デスクトップのアイコンサイズも大きくなります。

上画像で設定したあとの画面。Finderに表示される文字サイズとともに、ファイルのサムネイルも拡大されています。
※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。