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【“ベジータ”のゲームレビュー】元気玉のように大きくなっていく「塊」ですべてをぶっ壊せ! Apple Arcadeで「塊魂 Rolling LIVE」をプレイ/R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」

著者: R藤本

【“ベジータ”のゲームレビュー】元気玉のように大きくなっていく「塊」ですべてをぶっ壊せ! Apple Arcadeで「塊魂 Rolling LIVE」をプレイ/R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」

「三國志 HEROES」をプレイするぞ!

さあ貴様ら! 今月もこのベジータ様がApple Arcadeで遊んでやろう。

今回プレイするタイトルは、「塊魂 Rolling LIVE」だ!

塊魂 Rolling LIVE

【開発】
Bandai Namco Entertainment Inc.
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

喜ぶがいい、貴様らのような下級戦士が超エリートに遊んでもらえるんだからな。

2004年3月18日、“サイヤの日”に第1作目が発売された人気シリーズ「塊魂」。

こいつはApple Arcadeでの完全新作らしいぞ。

ちなみにオレ様は今回がシリーズ初プレイだからな、何作目だろうと関係ない!

いきなり気の抜けた音楽でスタートだ…。

右側に座っている巨大な野郎は、この世界の全王といったところか。

宇宙からやって来たようだが、いまいち何を言ってるのかわからん。

そして右下にいる小さいのが王子らしい。

まあ、所詮は下級戦士。サイヤ人の王子ほどのエリートではなかろう。

こいつを使って、塊を転がす様を配信するらしい。

なるほど…どういうことだ?

とりあえずこいつを前後左右に転がし、塊を集めていけばいいようだな。

ゴミやオブジェを巻き込んで塊を大きくしろ! 地球人どもが力を貸す必要はないぞ。

ジャンプや舞空術などはなく、とにかく地面を転がして移動だ。

カカロットの元気玉は分けてもらうことで大きくなるが、こいつはそんな甘いものじゃない。

その辺に落ちているゴミやオブジェはもちろん、逃げまどう地球人すら強制的に巻き込んでいくぞ。

元気玉というより、雪玉の要領だな。

それにしてもこの吸収っぷり、セルや魔人ブウもオッタマゲだ。

そして塊が大きくなると戦闘力も上がるらしい。

最初はぶつかって跳ね返されていたような物も、いつの間にか巻き込めるようになるぞ。

さらに段差も超えられるようになり、新たなエリアに侵入できるようになる。

とにかく、ここにいる奴らはすべて全滅だ!と言いたいところだが、狭いエリアや上下の移動はなかなかコツがいる。

ターンやダッシュなどの技も駆使して動き回るのだ!

塊が大きくなるほど配信は盛り上がり、集めた塊は王の元に送られ、なぜか惑星となる。

まさにクズ星だ!

逆に大した塊にできなかった場合、配信も盛り上がらず、全王にこっぴどく怒られる。

何という屈辱だ…。

塊が巨大になれば気分は大猿だ! 戦闘力が10倍になるかはしらんぞ。

プレイ中は見るヒマなどないが、右側に視聴者のチャットが表示されるなど、妙にリアルな演出だ。

配信を繰り返すことで左上のチャンネル登録者が増えていき、新たなコラボのオファーが来るようになる。

要はステージ選択だな。

スーパーマーケットや遊園地、アイドルライブなどシチュエーションはさまざまだ。

最初は障害物も多く、栽培マンのようにちょこまかと動く必要がある。

しかし、巨大になれば大猿のようにすべてをぶっ壊しながら進む無敵感を味わうことができるぞ!

巻き込まれた奴らがどうなったかは知らんが、なぜかまったく罪悪感がないのもポイントだ。

ハッキリ言って話は意味不明、ノリもよくわからん。

グラフィックもきれいとは言えんが、妙に味がある。

音楽に関しては歌入りで普通に聴きたくなるようなクオリティだ。

アクションだかパズルだかレースだかわからんジャンルだが、一度ハマればクセになるだろう。

ほかでは味わえないゲームだぜ!

著者プロフィール

R藤本

R藤本

吉本興業所属のピン芸人。1981年3月16日生まれ、福岡県出身。好きなものはドラゴンボール、海(スキューバダイビング)、動物(特にセキセイインコ)、ボードゲーム(海外のものに詳しい)。苦手なものはスポーツ全般、絶叫マシーン、生牡蠣。

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