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【R藤本のゲームレビュー】タイトーの名作ゲームがまさかのフュージョン! そのクオリティはゴジータか? それともベクウか? 俺様が見極めてやろう…。Apple Arcadeで「アルカノイドvsインベーダー+」をプレイ

著者: R藤本

【R藤本のゲームレビュー】タイトーの名作ゲームがまさかのフュージョン! そのクオリティはゴジータか? それともベクウか? 俺様が見極めてやろう…。Apple Arcadeで「アルカノイドvsインベーダー+」をプレイ

さあ貴様ら! 今月もこのベジータ様がApple Arcadeで遊んでやろう! 今回プレイするのは、Apple Arcadeの新作「アルカノイドvsインベーダー+」だ。

かつて第二次ブロックくずしブームを巻き起こした「アルカノイド」。そして、世の中から100円玉が不足するほどの社会現象となった「スペースインベーダー」。中年~初老のゲーム好きで知らない奴はいない、タイトーの2大名作ゲームがフュージョンだ!

ゴジータのような大幅パワーアップか。それともベクウのように太っただけの失敗作か…。このオレが厳しくジャッジしてやろう。

アルカノイドvsインベーダー+

【開発】
TAITO Corporation
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

地球に迫るインベーダーの脅威…。まさかこのオレ様が、この星を守る側になるとはな!

アルカノイドもインベーダーも、元の作品ではよくわからんまま戦わされていた。しかし、今作ではしっかりとストーリーが描かれている。オレたちサイヤ人からすればインベーダーなど敵ではないが、この世界でも地球人は非力らしいな。

この女が、右も左もわからん新人パイロットをナビゲートしてくれる。ブルマほどじゃないが、ま、まあまあの女じゃないか…。

敵はおなじみインベーダー。アルカノイドの“バー(バウス)”を操作し、攻撃を跳ね返せ!

戦いがはじまると、おなじみのインベーダーどもが待ち構えてやがる。制限時間内にこいつらを全滅させればステージクリアだ。

インベーダーはこちらに向かって近付いてくることはない。ただ、こいつらが撃ってくる弾が画面下に当たると制限時間がごっそり減ってしまう。そこで、アルカノイドでおなじみのバーみたいなやつ(バウスというらしい)を動かし、敵の攻撃を跳ね返すのだ!

戦闘民族としては反撃専門なのが気に入らんが、攻撃から逃げずに立ち向かう姿勢は褒めてやろう。下から上に弾くように真っ直ぐ当てれば、強力なエネルギー弾となる。わざと端のほうに当てれば、角度を付けることもできるぞ。敵の配置に合わせて的確に動くがいい!

さらに、このオレのファイナルフラッシュほどではないが、強力な必殺技も存在する。弓矢のように狙いを定めて、ザコどもを一気に貫通しろ!

障害物を避けて攻撃を跳ね返せ! ふははは〜我ながら素晴らしいコントロールだ…

1ステージはたったの30秒から60秒ほど。しかしステージ数は多く、難易度も上がっていく。

金色のブロックは破壊できない。それが中央を固め、ほかのブロックがウネウネと左右に動くこのステージはなかなかうっとうしいぜ。真っ直ぐ跳ね返すだけでは敵に当たらず、すぐにタイムオーバーだ!

各エリアは大体15ステージほどで構成されている。その最後には、巨大なボスがインベーダーどもを従えて登場するぞ! さすがに攻撃は激しいが、避けることなく跳ね返し続けるのだ。

タイトーの名作ゲームからお助けキャラが参戦! 胸熱、最高のフュージョンだぜ

ステージ内では制限時間を延ばす、バウスを長くするなど、さまざまなパワーアップアイテムが出現する。しかし、敵の攻撃に対応しながらすべて獲得するのは至難の業だ。だが、タイトーのゲームではおなじみの奴らが、お助けキャラとして参戦するのは胸熱だな。

こいつは昔のゲームをただ足しただけではない…。飽きさせないよう、現代的なアレンジもふんだんに加わった、奇跡のフュージョンといっていいだろう!

著者プロフィール

R藤本

R藤本

吉本興業所属のピン芸人。1981年3月16日生まれ、福岡県出身。好きなものはドラゴンボール、海(スキューバダイビング)、動物(特にセキセイインコ)、ボードゲーム(海外のものに詳しい)。苦手なものはスポーツ全般、絶叫マシーン、生牡蠣。

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