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掲載日:

【Vol.148】小谷 隆行 先生(近畿大学附属高等学校)前編

著者: Mac Fan編集部

【Vol.148】小谷 隆行 先生(近畿大学附属高等学校)前編

教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは近畿大学附属高等学校の小谷 隆行先生。プレゼンタイトルは『板書をやめたら授業が変わった!~セミ反転授業の可能性を探る~』(前編)です。ぜひお楽しみください!

【タイムコード】

00:00 オープニング

02:01 教育ICT実践プレゼンテーション 『板書をやめたら授業が変わった!~セミ反転授業の可能性を探る~』 小谷 隆行 先生(近畿大学附属高等学校)

08:21 教育ICTなんでも3ミニッツ 『授業で使える!ツール活用講座』 講師:小酒井 正和 先生(玉川大学)

10:41 エンディング

12:08 協賛メディアのご紹介

<教育ICT実践プレゼンテーション>

■ ゲストスピーカー

小谷 隆行 先生 (こたに たかゆき)

近畿大学附属高等学校

近畿大学附属高等学校で化学の教員として勤務。iPadの利用歴は長く、2010年に発表された初代モデルから使用している。学校でiPadが導入されてからは、iTunes Uや様々なアプリケーションの活用を模索。作成したiTunes Uは、2016年のベストに選出され、翌2017年にはApple Distinguished Educator(ADE)の認定を受ける。かなりのApple製品好き。

■ プレゼン概要

『板書をやめたら授業が変わった!~セミ反転授業の可能性を探る~』(前編)

教育現場に求められる内容が多くなってきている今日、「授業中に板書を写す時間がもったいない」と感じ、あらかじめ全てのノートを生徒に配信するようになりました。授業で教師が説明 する時間を極力少なくすることで、演習問題に取り組む時間を増やしています。「反転授業」という形式もありますが、全ての授業を反転にすることは難しいのため、1つの授業の中で、講義と演習を行える形に取り組んでいます。板書を写していた時間を削減しただけではありますが、その効果は非常に大きいものでした。演習問題を解く場合も、1人で解くのではなく、グループを作って生徒同士が互いに教えあい、助け合うような環境を作るように心がけています。また、生徒がよく理解しきれていない部分を見つけることができ、適切なサポートもできるようになりました。授業中に演習を消化してしまうため、宿題という形で問題を解く必要が無くなったのも、効果のひとつとして挙げられます。

<教育ICTなんでも3ミニッツ>

『授業で使える!ツール活用講座』

講師:小酒井 正和 先生(玉川大学)

玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科教授。博士(経営学)。専門は管理会計、IT マネジメント。1998年から青山学院大学でeラーニング授業開発プロジェクトに参加し、ビジネス演習コースの教材やITシステムの開発を担当。現在では、iPhoneやiPadを使った学生とのインタラクティブな授業を実践。

<番組提供>

・ iTeachers:教育 ICT を通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム https://www.iteachers.jp

・ NPO法人 iTeachers Academy:“新しい学び”を担う次世代の先生を育てる https://www.iteachers-ac.org