かわいい丸っこい筐体
「アレクサ、◯◯かけて!」のテレビCMでお馴染み、アマゾンのスマートスピーカ「エコー(Echo)」シリーズ。以前、試しに購入した「エコー・ドット(Echo Dot)」がすこぶる快適で、リビングで音楽をかけたり天気を読み上げさせたりして、いつの間にか必需品になってしまいました。そして先日、「もう1つ、ベッドルーム用にも欲しいな」とアマゾンのページを開くと、何やら見慣れない丸い形をした新しい「エコー・スポット(Echo Spot)」なる製品が! タッチ操作に対応した丸い画面が付いていて、目覚まし時計のようにベッドの横に置けそうなので、迷うことなくポチッとな。
届いたエコー・スポットを手にすると、予想していたより小ぶりで、だいたいソフトボールの球ぐらいの大きさ。そんな球体から斜めに向いた画面と底面の2つの面がそぎ落とされたような形状です。角度調整はできませんが、角度調節スタンドが別売り品として用意されています。
置き時計としてもバッチリ
時計のデザインは多数のバリエーションが用意されているほか、背景には自分で撮った写真をアプリからアップロードすることも可能です。周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調節する機能もあります。
「画面付き」の恩恵
実際に使ってみると、画面があるだけで使い勝手がこんなにも向上するのかと正直驚きました。この丸っこい画面はタッチ操作に対応していて、セットアップは本体のみでOK。操作していないときは、時計や天気、ニュースなどが表示されるため、それらの情報をひと目でチェックできます。
さらに、アマゾン・ミュージックで再生している曲のタイトルやアートワークはもちろん、歌詞がカラオケのように曲の進行に合わせて切り替わりながら表示されるのは、歌詞を文字で確認したい人にはうれしい機能です。
スピーカは1.4インチウーファと0.8インチツイータが搭載され、エコードットよりも音質は明らかに上。声でリクエストをしたときのレスポンスも良好で、同シリーズの醍醐味である「声による家電の操作」も快適です。ちなみに僕は、手元のダイヤル式スイッチしか備えないベッドサイドランプを、別途購入したスマートプラグを用いて声で点灯/消灯しています。
残念な点は、アメリカではすでにサービスが開始されている、別のエコー・スポットと音声・ビデオ通話する機能や、外出先からエコースポットのカメラが映す部屋の様子を見られる機能が、日本ではまだ使えないところ。「今後対応予定」とのことなので、これらの機能が追加されたら使い道が広がりそうで、今から楽しみです!
3.5mmステレオ端子付き
本体上部には3つの物理ボタンあり、音量調節とミュートが可能です。その周囲にある4つの穴はマイクです。背面には電源のほかに3.5mmステレオ端子が装備され、外部スピーカをつなげれば音声を出力できます
曲を流せば歌詞が表示される
Amazon Musicの曲を再生するとき、曲の切り替わり時にはタイトルやアーティスト名が表示され、演奏が始まるとまるでカラオケ映像のように曲の進行に合わせて歌詞が表示されます。
[SPEC]
[スマートスピーカ]Echo Spot
【発売】アマゾンジャパン
【Size】約97(H)×104(W)mm
【価格】1万4980円
【URL】https://www.amazon.co.jp/dp/B01J6A7CT6/
【主なスペック】
【重量】419g【備考】Wi-Fi:デュアルバンド Wi-Fi、802.11 a/b/g/n (2.4/5 GHz) ネットワークに対応。アドホックモード(またはピアツーピア方式)のWi-Fi ネットワークには非対応。Bluetooth接続:A2DPプロファイルサポート、AVRCPプロファイルサポート
私が紹介します!
早川厚志
新しいもの好きのライター写真家。シンガーソングライターとしても活動。