ミュージックビデオプレイリストは、Apple Musicで配信されているMVをまとめたものです。Apple Musicのキュレーターが選んだ100以上のミュージックビデオプレイリストから楽しむことができます。
現在公開されているビデオプレイリストは洋楽も邦楽も広くカバーしていて、「1980年代ヒッツビデオ」や「J-Popヒッツビデオ」といった各年代やジャンルごとによる分類やアーティストの代表的な作品をセレクトした「はじめての◯◯」シリーズなどがあるので、気になるものから視聴してみましょう。いずれも名作と言えるMVが多数登録されているので、昔懐かしいミュージックビデオ作品に再び出会えることがあるかもしれません。
YouTubeで公開されているアーティストのMVに比べれば、本数自体は少なめですが、Apple Music自体が有料サービスのため、広告は一切表示されません。広告に邪魔されず、快適に見放題で楽しめるのは、ユーザにとって大きなメリットです。
広告なしで快適にMVを視聴
2018年の3月末に公開されたiOS 11.3より、アップルミュージックに「ミュージックビデオプレイリスト」の項目が追加されました。
新機能といっても、基本的な使い方は通常の音楽のプレイリストと変わりありません。お気に入りのビデオにラブをつけたり、プレイリストに登録したりといった操作はすべて共通です。単体のMVの再生と比べたメリットとしては、あらかじめ設定されたテーマに沿って映像が連続再生できるので、環境映像的にも使えることでしょう。なお、アップルTVやプロジェクタなどの外部機器にエアプレイ経由で再生する方法については68ページの手順を参考にしてください。
また、ビデオのため容量は必要ですが、あらかじめお気に入りのビデオプレイリストをダウンロードしておくことで、移動中などのオフライン環境でも高品質なビデオを楽しめます。
(1)Apple Musicの[見つける]で[ミュージックビデオ]の項目を選択すると、[ミュージックビデオプレイリスト]の項目が新たに追加されています。
(2) ビデオプレイリストを選択すると、テーマごとのミュージックビデオの一覧がまとめられています。ここからプレイリストに追加したりライブラリに表示するといった操作が可能です。
(3) Macの場合、ミュージックビデオを再生すると別ウインドウが開かれます。ここで再生、一時停止、スキップなどの操作やウインドウ表示の切り替えが行えます。
(4)また、ピクチャ・イン・ピクチャに切り替えると、画面の四隅に小さく表示できます。iTunesを隠しても最前面に表示されるので、ほかの作業をしながら視聴できます。このウインドウの位置はドラッグで移動できます。