お金はアプリで管理!
節約をするうえでは、まず第一にお金の流れを把握することが肝心です。毎月の出費をトータルで把握していなければ、どこにムダがあるのかなんてイマイチ見えてこないのではないでしょうか。
とはいえ、意気込んで家計簿をつけ始めたものの、三日坊主で結局長続きしなかったという人も大勢いるかもしれません。しかし、今やiPhoneには便利なアプリ・サービスがたくさんあり、少ない手間で効率的にお金の流れを把握できるようになっています。改めてお金の管理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
一口にお金の管理といっても、人によって入出金の流れは異なり、ベストな管理方法も変わります。ここではタイプを3つに分けておすすめの管理方法を提案しました。自分に近いタイプを選んで参考にしてみてください。
[タイプ A]「銀行もカードも1枚」のあなた
そんな方は銀行・カード会社の専用アプリを活用しましょう。アプリによって機能や使い勝手は異なりますが、入出金履歴を見返す機能が搭載さえれていれば、自分のお金の使い方を振り返ってムダ遣いを抑えることができるでしょう。特にクレジットカード会社のアプリでは、どこで何を買ったかすぐにわかります。
「みずほダイレクト」アプリは、生体認証機能を使って素早くログインができます。口座状況を確認できるうえ、過去の入出金内容の把握も行えます。
「My JCB」アプリは、振替額確定分の明細だけでなく、未確定分の明細も確認できます。使いすぎかも…と思ったら利用をセーブしましょう。
[タイプ B]「複数口座を一括管理」のあなた
そんな方には銀行口座やクレジットカード、証券会社など、お金に関するさまざまなサービスをまとめて管理できる「マネーフォワード」アプリがおすすめ。自分が使っている金融サービスを次々に紐付けていけば、現在どれだけの資産があるのか、どれだけの収入・支出があるのかをトータルで把握できるようになります。
「マネーフォワード」アプリでは、銀行口座や証券会社など、2500以上のサービスと連係してお金の動きをまとめられます。
連係したクレジットカード会社・銀行口座の明細から、収入や出費の内訳を自動的に分類してくれるのも便利です。
[タイプ C]「とにかく現金主義」のあなた
現金主義の人も、アプリを活用することで出費を把握しやすくなります。iPhone用の家計簿アプリはいくつもありますが、レシートを撮影して自動で登録できる機能を備えたアプリは特に重宝します。項目を手入力していく家計簿アプリは、ついつい面倒になって長続きしないタイプでも、続けることができます。
「Recemaru」アプリを使えば、レシートを撮影するだけで素早く家計簿をつけることができます。
このアプリは、1カ月の予算を設定しておき、なるべくその範囲内に出費を抑えようという考え方のアプリです。ホーム画面では、予算の何パーセントを使っているのかが表示されます。