画像サイズをもっとスピーディーに変更したい
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Th-MakerXで解決!
ドラッグ&ドロップで一括変更
社内報や案内状などのドキュメント、あるいはブログやSNSなどで写真を使う場合、デジカメ写真から取り込んだままでは画像サイズが大きすぎるため、小さく調整することがあります。こうしたケースでは「毎回決まったサイズにして使う」という場合が少なくありません。画像サイズはmacOS標準の「プレビュー」でも変更できますが、複数枚の画像をその都度同じサイズに変更するのは時間のムダ使いです。
そこでおすすめしたいのが、画像リサイズソフト「Th-MakerX」です。あらかじめ書き出し後のサイズを指定しておけば、画像ファイルを同ソフトのアイコンまたはウインドウ内にドラッグ&ドロップするだけで、目的のサイズに変更してくれます。同ソフト内のリサイズモードから、画像の縦横比、面積や比率のほか、指定した縦横サイズで画像の中心を切り取るといった設定も可能です。
また、書き出す画像ファイルの名前に任意の文字列を追加したり、フォーマットを変換(JPEGまたはPNG)したり、画像の周囲に余白を加える機能もあります。さらに、好みのテキストをウォーターマーク(すかし)として画像内に挿入することも可能です。ブログやSNS等で公開した画像が第三者に無断で使われて困っている人は、この機能を使って被害を減らせるかもしれませんよ。
複数の画像サイズをまとめて変更
画像の縦横比や出力ファイル形式などを設定後、画像ファイルをウインドウにまとめてドラッグ&ドロップするだけで、全画像がリサイズされます。設定に名前をつけて保存しておけば、使いたい設定をいつでも呼び出せます。
画像の解像度や品質などの細かい調整も可能
ウインドウ下部の[詳細設定]の[?]をクリックすると、画像の解像度や画像補間方法、JPEG保存品質、リサイズスレッド数、出力ファイルの日時、EXIFタグをコピーするかどうか等を細かく指定できます。
ウォーターマークを挿入できる
テキストまたは画像によるウォーターマーク(すかし)も挿入できます。設定は[詳細設定]の[ウォーターマークを付加する]にチェックを入れて、[ウォーターマーク設定]をクリックします。
情報提供は日本気象協会
Macで天気予報を知りたいときは、通知センターにある「天気」ウィジェットで参照できます。しかし、残念ながらウィジェットの天気予報は、日本国内のほかの天気予報サイトと比べて情報の正確さに欠けます。これは、iOS標準の「天気」アプリにも同じことが言えますよね。その理由は明らかにされていませんが、天気予報の情報源がアメリカのサービスであるからだと言われています。やはり日本国内の天気予報は日本のサービスに軍配が上がるようです。
この「そら案内」は、メニューバーから天気予報をすばやく参照できるソフトです。日本気象協会提供の情報を元にしているので、日本国内の天気予報の精度が高いのが特徴です。同ソフトを起動すると、メニューバーにその日の天気と気温が常時表示され、クリックすると開くポップアップウインドウ内に、今日と明日の天気や最高/最低気温、降水確率などが表示されます。
さらにウインドウ下部には、1時間または3時間ごとの気温や風向き、風の強さの推移グラフ、向こう8日間の週間予報、花粉情報などのテキスト解説(概況)、気象衛星、天気図、ナウキャスト、アメダスなどの画像を切り替えて表示できます。地域はGPSで自動設定されますが、リストから複数の場所を手動登録し、切り替えて表示することも可能です。また、macOS標準の「カレンダー」ソフトに天気予報を連携して表示する機能も搭載しています。
さまざまな天気画像をチェック
[天気画像]では、気象衛星からの画像、天気図、ナウキャスト(実測/予測)、アメダス(気温/降水量/風向風速/日照時間/積雪深)、PM2.5分布、黄砂(地表/大気)、台風(広域/日本付近)の各画像を切り替えて表示できます。
複数の地域を切り替えられる
[設定]ウインドウでは、日本国内の場所をGPSまたはリストから登録でき、地域を切り替えることができます。また、[カレンダー連携]をオンにすれば、macOS標準の「カレンダー」ソフトに天気予報が表示されます。
こっちのソフトもいかが?
作業中に外の天気が気になるときは「天気HD」の出番です。このソフトを起動すると、デスクトップの背景に「今の天気」を示す映像が表示され、窓の外を見ることなく天気を知ることができます。また、Dockのアイコンをクリックすると、現在の体感気温や風速、風向き、雨量、露点温度、湿度、日の出/日の入り時刻のほか、2日先までの天気予報も表示されます。
Mac App Store新着ソフト
注目の便利ソフトが盛りだくさん!
機密ファイルを完全に消去する
Macを他人に譲るとき、ファイルを消去したつもりでも、次の所有者に悪意があれば復元ツールでファイルを復元されてしまう可能性があります。このソフトを使えば、大切なファイルを復元ツールでも戻せないように完全に消去できます。データの完全消去を定めた規格はいくつかありますが、このソフトはGuttmanとUS DOD 5220.22-Mという消去規格で完全に消去します。
被写体の名称を好きな言語で確認する
最近の翻訳エンジンは高精度ですが、目の前にある「名前のわからないモノ」を外国語で何と呼ぶのか知りたいときは困ります。「Camera Translator」は、読み込んだ写真またはMacの内蔵カメラにかざした写真やモノの名称を、指定した言語で教えてくれるソフト。言語は、日本語、英語、フランス語、韓国語など31カ国語から選べます。答えを音声で読み上げる機能もあります。
ファイルの作業時間を追跡する
どのファイルをどれくらいの時間、作業しているのかを知りたいと思ったことはありませんか? 手作業で測ることはもちろん可能ですが、この「AutoTimer」を使えば、指定したファイルやフォルダの作業時間を自動的に記録してくれます。当日の総作業時間を進行バーで視覚的に把握したり、カレンダーで日付ごとに作業時間をチェックしたり、これまでの作業履歴を一覧したりすることもできます。
Macで作業中、定期的に休憩を促す
Macを使った長時間の作業は、まばたきの回数が減ってドライアイになったり、腰や首を痛めてしまう原因になります。そこで「iRelax」を使って定期的に休憩するように心がけましょう。メニューバーから作業時間と休憩時間をセットして作業を始めると、予定時間にチャイムが鳴り、画面全体がスクリーンに覆われて強制的に休憩を促します。休憩中は自然の音(波、鳥、森、雨)が流れます。
すべてのウインドウを素早く隠す
Macを使ったプレゼンテーションやスクリーンショット撮影の前には、開いているすべてのウインドウを閉じておいたほうがスッキリして、見映えもいいですよね。でも、多数のウインドウを開いていると、1つずつ閉じていくのは面倒です。このソフトを使えば、すべてのウインドウを隠したり元に戻したりする操作を、メニューバーから素早く行えます。なお、「Finder」のウインドウには対応していません。
画面上に垂直・水平のラインを表示
Macの画面上にオブジェクトを配置したいとき、何か目印がなければキレイに並べることは困難です。このソフトは、[コマンド]キー+[オプション]キーを押している間、カーソルの位置を中心とした十字ライン(垂直および水平方向の直線)を画面上に表示します。これで、オブジェクトがキッチリと真っ直ぐに並んでいるかを確認できます。フルバージョンを購入すると、ホットキーや線の色、幅、透明度をカスタマイズできます。
月齢カレンダーをメニューバーで確認
月の満ち欠けは、人の気分やバイオリズムに影響を与えているという説もあります。「Moon Widget」は、1カ月分の月の形がわかる「月齢カレンダー」をメニューバーからチェックできるソフトです。当日の月の様子をメニューバーのアイコンで確認できるほか、日の出/日の入り、月の出/月の入りの各時刻もわかります。複数の地点を設定し、切り替えて表示することも可能です。
星の軌跡のような天体写真を作成
星の軌跡がわかる天体写真、いわゆる「スタートレイル」は、長時間露光で撮影するのが一般的でしたが、最近では複数の写真を1枚に合成する方法が普及してきました。しかしながら、画像編集ソフトを使った合成作業は重労働なうえ、時間がかかります。このソフトを使えば、複数の星空の写真を簡単に合成し、美しいスタートレイルに仕上げることができます。アニメーションGIFや動画も作れます。
複数のフォルダを1つにまとめる
フォルダを使ってファイルを整理するとスッキリして見やすくなりますが、あまり細かく分類しすぎると、場合によってはあとで使いづらくなります。この「Merge Folders」は、指定した複数のフォルダに含まれるすべてのファイルを、1つのフォルダに取り出してまとめることができるソフトです。実行時に、元のファイルを「移動」するか「コピー」するかを選べます。
タイマー設定を保存して再利用する
タイマー選びのポイントの1つが、時間をセットしやすいこと。このタイマーソフトの特徴は、セットした時間設定を保存できる点です。これにより、毎回時間を入力しなくても、保存した設定を開くだけでタイマーを開始できます。複数のタイマーを同時に稼働することも可能です。残り0秒になると通知センターとサウンドで知らせてくれますが、そのまま放置すると赤い文字で0秒からの経過時間が表示されます。
さまざまな単位を換算する
世界を股にかけて活躍しているMacユーザなら、さまざまな単位を換算する機会が多いのではないでしょうか? そんなときに役立つソフトが「cconvertt」です。華氏から摂氏、ポンドからオンスなど、温度、速度、重さ、長さの各単位を、簡単操作で換算できます。長さはナノメートルやマイクロメートル、インチ、ヤード、マイル、ハロンまで対応しています。
※掲載したソフト情報は原稿執筆時のものです。予告なくアプリの価格が変更されることや、Mac App Store上から取り下げられることがありますのでご了承ください。