Mac内蔵ファンの回転数を調整して静かにしたい
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Macs Fan Controlで解決!
ファンを自由自在に制御
Macに内蔵された冷却ファンは、CPUの負荷などによって内部温度が上昇すると冷却ファンの回転速度を上げて熱暴走などのトラブルを防いでくれます。でもMacが異常に熱く感じる場合は、ファンをもう少し早く高速に回転させてMacの内部を早急に冷やしたくなる場合もあります。
そんなときに役立つのが「マックス・ファン・コントロール(Macs Fan Control)」です。ファンが回転速度を上げ始める温度を設定したり、指定した回転数で一定に保ったりと、ファンの回転をユーザが自在にカスタマイズできます。
また、メニューバーにはMacの内部に設置されたセンサの温度とファンの回転速度を、それぞれ1カ所ずつリアルタイムに表示できます。これは動画編集など負荷の高い作業をしている場合に、CPUの状況を確認できて便利です。この表示する項目は[環境設定]ウインドウの[メニューバーアイコン表示]から選べます。特にノートのMacをクラムシェルモード(フタを閉じて外部ディスプレイにつないで作業する使用形態)で利用している人は、Macの熱を直接感じることが少ないうえにフタを閉じて利用することで放熱が悪くなりますので、このソフトがとても重宝します。
なお、同ソフトのウインドウズ版もありますので、ブートキャンプ環境でも同様に使えます。
3種類のファン制御方法
ファンの制御方法は、①自動、②回転数を一定値、③センサ温度による制御の3種類から選択できます。②はスライダ指定した回転数に固定、③は[ファン速度が増加し始める温度]と[最大温度]を指定できます。
メニューバーに表示可能
[環境設定]ウインドウの[メニューバーアイコン表示]で、選択したセンサの温度とファン回転数をメニューバーにリアルタイムに表示できます。アイコンはカラーとモノクロのどちらかを選べます。
「Instagramでの交流をMacから楽しみたい
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QuickTab for Instagramで解決!
Macからインスタする!
2017年の新語・流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれるなど、写真・動画投稿SNS「インスタグラム(以下、インスタ)」が世代を問わず注目され、社会現象にもなっています。
確かに、自分が撮った写真にたくさん「いいね!」が付くのは気分が良いですし、ほかの人が撮った写真を閲覧するのも楽しいですね。そんなインスタを「Macのデスクトップから楽しみたい」という人は多いと思いますが、基本的にインスタはモバイルでの使用を前提としているため、公式ではサポートしない仕様となっています(閲覧やコメント入力など基本機能は利用できます)。
そこで活用したいのが「クイックタブ・フォー・インスタグラム(QuickTab for Instagram)」です。ドックのアイコンをクリックすると専用ウインドウが開き、タイムラインの写真をチェックしたり、お気に入りの写真に「いいね!」を付けたり、コメントを書き込んだりできます。
また、タグやキーワードで検索したり、自分のアクティビティやプロフィール画面を開けます。メニューバーのアイコンからも写真を閲覧したりコメントを付けられます。
なお、このアプリはあくまでも投稿済みの写真を楽しむためのビューアであって、写真のアップロードはできません。Macでインスタに写真を投稿したい人は、下の「グランブラー(Gramblr)」を利用しましょう。
コメントのやりとりも可能
スマホアプリと同様に、ほかのユーザの写真に対して「いいね!」を付けたり、コメントをやりとりできます。また、しおりのアイコンをクリックすると、[保存済み]アイテムに追加できます。
こっちのソフトもいかが?
上で紹介した「QuickTab for Instagram」では、Macから写真をアップロードできません。こちらの「Gramblr」を使えば、Macから直接写真を投稿できます。起動するとSafariが開き、画像を正方形または任意のサイズにトリミングしたのち、フィルタで加工してアップロードできます。特にフィルタの種類は豊富で、色の補正のほかに、ぼかしや赤目補正、文字やフレーム、ステッカーを追加できます。さらに、指定した時間にアップロードする「予約投稿」機能もあります。
Mac App Store新着ソフト
注目の便利ソフトが盛りだくさん!
YouTubeやTwitter検索を簡単に
YouTubeやTwitter、Wikipedia、画像などを検索する場合、WEBブラウザではひと手間かかってしまいます。「Haste」は、そんな検索を簡単に行えるようにサポートしてくれるソフト。使い方は[command]キーを2度続けて押すと現れる検索フィールドにキーワードを入力して、リストから好みの検索を選ぶだけ。コピーして5秒以内にコマンドキーを2度押しすると、それが検索ワードとして自動入力されます。
「絵文字」を素早く見つけて入力
Macで絵文字を入力する場合、システム標準の絵文字ビューア([command]キー+[control]キー+[スペース]キー)からも選べますが、このアプリなら[command]キー+[control]キー+[X]キーを押すと開くウインドウから、よりスピーディに選ぶことができます。カテゴリ別に選べるほか、キーワード検索(英語)したり、よく使う絵文字、最近使った絵文字、複数の組み合わせなどからも選べます。
今の気分にピッタリの音楽を再生
かつてのiTunesは、世界のインターネットラジオを無料で聴くことができましたが、現在はApple Musicに統合され、有料になっています。そこで「Jukebox Player」の出番です。このソフトは、好きなジャンル(15種類)または今の気分(18種類)から選ぶだけで、それにピッタリの音楽をランダムに再生し続けてくれます。なお、APP内課金で広告を非表示にすることもできます。
イベントの日をカウントダウン
友だちとの旅行、好きなアーティストのコンサート、映画の封切り、大切な人の誕生日など、楽しみなイベントの日が近づいてくるとワクワクします。「Event Countdown」は、イベントまでの残り日数や時間をウィジェット風に表示するソフト。ウィジェットの形は3種類から選べるほか、背景色や通知するタイミングなども設定できます。登録したイベントは「カレンダー」と連携します。
YouTube動画から黒いバーを隠す
SafariでYouTube動画を再生するとき、動画と表示画面のアスペクト比(縦横比)が異なる場合は、上下または左右に黒いバーが自動的に追加されます。これが目ざわりなら、このソフトを有効にしてみましょう。表示エリアのアスペクト比に合わせて動画をトリミングして拡大表示するため、黒いバーが表示されなくなります(ただし動画の一部が隠れます)。[全画面表示]のみ有効にすることも可能です。
お目当ての項目を素早く開こう
登録したフォルダやその中身、あるいは登録した書類やアプリにメニューバーから簡単にアクセスできるツールです。メニューバーに追加される[♥]をクリックすると、自分が登録したフォルダがドロップダウンリストに表示され、階層を辿ることでサブフォルダや内包するアイテムを開けます。各フォルダに自動で割り当てられたショートカットキーで素早く開くことも可能です。
世界時計でオンライン会議を計画
海外の人とオンライン会議をする場合、各地域の時間帯を考慮しなければなりません。地域ごとの時間帯を調べるには、この「Zonerly」が役立ちます。ユーザが指定した地域の時間帯が縦に並ぶので、会議などに要する時間を指定しておけば、あとは時刻をドラッグすると昼か夜かがアイコンでわかります。決まったら1クリックでスケジュールをコピーできます。なお、サマータイムにも対応しています。
よく使う項目に最短経路でアクセス
よく使うソフトや書類、フォルダはDockに登録しておけば素早くアクセスできますが、ドックに多くのアイテムが並びすぎると使いづらくなってしまいます。「Personal Menu」を使うと、登録したアイテムにメニューバーからワンタッチでアクセスできます。ソフト、書類、フォルダ、テキストなどを登録でき、ドラッグ&ドロップで順番を自在に並び替えたり、境界線を挿入したりもできます。
顔認証でファイルを暗号化・復元
データ漏洩を防ぐには、暗号化ツールなどを使ってファイルを暗号化しておくと安心ですが、復元パスワードを使い回すのは危険ですし、複雑すぎると忘れてしまいます。「For Your Face Only」は、顔認証でファイルを暗号化/復元できるツールです。あらかじめユーザの顔を登録しておけば、復元時にMacの内蔵カメラの前にいる顔を検知して、認証されると復元できます。
リズムに合わせて光が踊る!
iTunesには、再生している楽曲に合わせて映像を再生する「ビジュアライザ」機能が搭載されていますが、ダンス系の音楽にはあまり向いていません。もしダンス系パーティなどでド派手な音楽に合わせてMacで映像を流したいなら、この「Club Lighting」がオススメです。指定した音楽のリズムに合わせて動く映像を流すことができます。照明を消せば、まるでクラブにいるような気分に浸れますよ。
多目的に使えるビデオコレクション
KeynoteやPowerPointでプレゼン資料を作る場合、背景に雰囲気のいい動画が流れているとゴージャスに見えます。これは、そんな背景向けビデオのコレクション。サムネイルをデスクトップにドラッグ&ドロップするとMOV形式の動画ファイルに書き出されます。使えるビデオは2種類のみですが、APP内課金で3Dやサイエンス、自然、夜などのカテゴリからなる、30種類の有料アイテムができます。
※掲載したソフト情報は原稿執筆時のものです。予告なくアプリの価格が変更されることや、Mac App Store上から取り下げられることがありますのでご了承ください。