ケーブル1本でつながる!
僕は趣味で作詞・作曲をしていて、新曲を作ってはライブハウスで発表しています。音楽制作ソフト「ロジックプロ(Logic Pro)」で伴奏を作ったあと、スタジオでボーカルなどを録音してデモ音源を作るのですが、これまではMacBookプロとオーディオインターフェイス、コンデンサマイク類などをカバンに詰め込み、スタジオに持ち込んでいました。
でも、現行のMacBookプロに買い換えてからは、すでにUSB-C対応のオーディオインターフェイスはもとより、変換アダプタを購入する気力さえ消え失せ、最近はちゃんとしたデモ音源は作っていませんでした。
そんなとき、知人から教えてもらったのが、アポジー(Apogee)のUSB接続コンデンサマイク「マイクプラス(MiC Plus)」です。付属のUSB-CケーブルでMacに直接つなぐだけで入力装置として認識するので、別途オーディオインターフェイスや追加アダプタなどを用意する必要がありません。しかも、ポケットにも収まる小型サイズなので持ち運びもラクラクです。
多機能なのにポケットサイズ
ポケットに収まるコンパクトな本体には、コンデンサマイク機能のほか、46dBのゲインを持つデジタル制御のマイクプリアンプやA/Dコンバータが内蔵されています、重さはたったの200gと軽いので、持ち運びも苦になりません。
音をリアルタイムで確認
最大96kHz/24ビットのコンデンサマイクなだけあって、録音した音質はすごいのひと言。僕の声は常に空気が漏れる音が混じるハスキーな声質なのですが、低品質なマイクだとその音を拾ってくれないためこもった声になってしまいます。しかし、本製品なら、そんな空気が漏れる音もしっかりと拾ってくれるせいか、歌が上手くなった気さえします。
本体底面にはヘッドフォン出力端子があり、レイテンシーなしでモニタリングできるブレンド機能が搭載されていて、Macからの出力信号とマイク入力のミックスバランスを手元で簡単に調整しながら、録音状態をリアルタイムで確認できます。ゲイン操作も簡単で、本体に備わるゲインダイヤルを回すと、Macの「入力レベル」のスライダが動きます。これによりヘッドフォンでモニタリングしながら、Macに手を伸ばすことなく手元でゲインを調整できます。
また、同製品にはライトニングケーブルが付属していて、iOデバイスに接続するだけですぐに利用できます。さまざまなアプリで外部マイクとして使えるため、音楽制作はもちろん、ビデオ制作やネット配信などあらゆるレコーディングでの音質が劇的に向上しますよ!
録音状態をモニタリング
背面に用意された出力端子にヘッドフォンで録音状態をモニタリングできます。録音後スグに聴き直したいときも、Macからのサウンドが本製品につないだヘッドホンから直接聴けるので、わざわざプラグをつなぎ直す必要はありません。
ケーブル1本で接続
Lightning、USB Type-C、USB Type-Aの3種類のケーブルが付属し、MacやWindows、iOSデバイスとケーブル1本で接続できるのもありがたいポイントです。
[SPEC]
Apogee MiC Plus
【発売】メディア・インテグレーション
【サイズ】124(H)×38(W)mm
【価格】3万2400円(直販価格)
【URL】http://www.minet.jp/brand/apogee/mic-plus/
【主なスペック】
【重量】200g 【備考】最大SPL:130dB(1kHzで1%THD)、感度:-36 dBfs(94 dB SPL。1 kHz)、ノイズレベル:-108dBfs(A)、最大ゲイン: 46dB、接続:Lightning、USB Type-C、USB Type-A、端子:Micro USB
私が紹介します!
早川 厚志
新商品には即飛びつく、Macソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」主宰。