Old Apple FanからもNew Apple Fanからもご好評いただいた「激レアのAppleグッズ」。
前号の第一弾では編集部所蔵のグッズを公開しましたが、第二弾では本誌読者からの投稿を紹介します。
短い募集期間にも関わらず、応募いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
ページ数の都合上すべてをお見せすることはできませんが、ここでは応募いただいた中から選り抜きのグッズをピックアップ。
初めてMacを購入した際に貰った無料のノベルティから海外オークションで落札された貴重な品まで、
“なぜそんなAppleグッズを持っているの?”と言いたくなる素敵な“林檎”グッズが勢揃い。
「これ覚えてる!!」「こんなの初めて見た!」とApple今昔物語で盛り上がっていただければ幸いです。
6色ロゴのゴルフマーカー
ゴルフ場のグリーンで、自分のボール位置をマークするために使用するコインサイズのマーカー。オリジナルのマーカーは愛好者も多いです。
▶︎コレクターのひとこと
“詳細は覚えていませんが、90年代にApple Japan(当時)からいただいたものと記憶しています。ゴルフで使えば注目を集めるのでしょうが、もったいなくて一度も使っていません”(Nさん)
Appleオリジナルシステム手帳
アップルコンピュータ(当時)がキャンペーン用に作成した手帳。良好なコンディションで保存されていたことに驚かされます。
▶︎コレクターのひとこと
“Appleウィンターキャンペーンの当選品です。内容は1996年の手帳なので、その頃のキャンペーンですね。”(acchiさん)
“Spotlight”キーホルダー
標準の検索機能Spotlight登場時に作成されたノベルティ製品(非売品)。あまり明るく点灯しないのはご愛嬌です。
▶︎コレクターのひとこと
“Mac OS X v10.4 Tiger発売の際にノベルティとして配られた「Spotlight」キーホルダーです。SpotlightがMacに初めて搭載されたので、Apple Storeで配布されました。”(flatさん)
定規つきのAppleペーパーナイフ
90年代末期に開催されたMacworld Expo/Tokyoで配布されたノベルティ。シャープなデザインが秀逸。
▶︎コレクターのひとこと
“20年ほど前に開催されたDTP関連の展示会で配布されていました。ステンレス製の定規付きペーパーナイフです。”(マカー木村さん)
Appleロゴを投影できるボールペン
Appleグッズの中でもボールペンは手軽さから多くの種類が制作されました。その中でもユニークな一品。
▶︎コレクターのひとこと
“昔、Appleグッズを販売していた海外のサイトで購入しました。暗闇でボタンを押すと、Appleロゴを壁などに投影できます。”(しゅん爺さん)
Apple Japan15周年記念ペーパーウェイト
1998年にアップルコンピュータ(当時)が配布していた記念品。原田泳幸社長を覚えているOld Apple Fanも多いですよね。
▶︎コレクターのひとこと
“突然送られてきたものですが、地元でMacのセミナーを開催した折に原田社長を招いたことがきっかけでいただいたものだと思います。箱とメッセージカードつきです。”(ヒデ丸さん)
Apple純正のDVD-R
光学式ドライブをレガシーなメディアとして廃止したAppleですが、この頃はまだ積極的に販売していたのです。
▶︎コレクターのひとこと
“2002年製。当時はまだAppleも光学式ディスクに力を入れておりました。ディスクもApple Storeで普通に購入できました。”(4Gさん)
Appleロゴ入りナイロンバッグ
米国コネチカット州ノーウォークにあったPORT製のラップトップPCバッグ。国内でも販売されていました。
▶︎コレクターのひとこと
“96年頃に「アップルコレクション」と称して都内の百貨店などでAppleグッズが購入できました。比較的長い期間使っていましたが、保護クッションが分厚くPowerBook「しか」入らないつくりでした。”(yanoさん)
Performa&漢字Talkテレホンカード
Performaシリーズは92年以降の製品なので、90年代後半に制作されたノベルティと思われます。漢字Talkでは大阪(Osaka)がゴシック体で京都(Kyoto)が明朝体のフォント名だったことを覚えている人はどのくらいいるでしょうか?
▶︎コレクターのひとこと
“人から譲り受けたものなので詳細は不明ですが、キヤノン販売が配布していたものと思われます。”(kanbax)
フロッピー用レザーケース
iMac登場以前のMacには3.5インチのフロッピーディスクは標準装備でした。今ではフロッピーはMicrosoft Officeの文書保存アイコンに名残りをとどめるだけです。
▶︎コレクターのひとこと
“フロッピーディスクが2枚×3列入るレザー製のケース。Appleのマークがさりげなく型押しされているのが気に入り、90年代にノベルティを扱っている店で購入しました。今は入れるものが見当たりません。”(匿名希望)
Appleロゴ入り名刺入れ
電卓が収納された名刺入れという1台2役のアイテム。今はすっかり見なくなりました。
▶︎コレクターのひとこと
“96年に某IT商社の営業マンからいただきました。名刺入れの中にはカード型電卓が内蔵されています。”(うたろうさん)
Macシステム手帳
96年当時、Apple製品を取り扱っていたキヤノン販売によって配布されたシステム手帳。
▶︎コレクターのひとこと
“Mac Plusを購入したときにもらった登録プレートとシステム手帳です。金属プレートは本体に張り付けられます。手帳の右上にAppleのロゴマークが型押しされています。”(Mac大好きおやじさん)
Apple&Hyper Card靴紐
詳細が不明な珍品のAppleグッズ。シューレース(靴紐)にHyperCard 2.0と印字されていることから、1990年以降に製造されたことだけはわかります。
▶︎コレクターのひとこと
“いつどこで購入したのか、貰ったのかも覚えておらず、靴紐であることしかわかりません。”(Oさん)
Appleロゴ入りコーヒーマグカップ
マグカップも定番Appleグッズのひとつ。購入時の思い出とともに残り続けるでしょう。
▶︎コレクターのひとこと
“1997年頃にツクモでMacを購入した際にいただいたマグです。外袋のシールに「APLM00183 アクリル製コーヒーマグ ¥1,500」と記載されています。”(iをありがとうさん)
▶︎コレクターのひとこと
“Macworldのイベント会場のオフィシャルショップで購入したものです。”(河合潔さん)
Think different.な“Apple Watch”
反骨的なAppleスピリットに溢れた逆時計回りの「Think different.」ウォッチ。文字盤デザインにいくつかのバリエーションがありますが、時計愛好家からも人気の激レアグッズです。
▶︎コレクターのひとこと
“これぞ元祖Apple Watch? 1998年に作られたもので、数年前にオークションで入手しました。ジョブズの「Think different.」という思想を反映したかのように、「逆時計回り」の腕時計です。”(匿名希望)
日比野克彦氏デザインのパーカー
デザイナー日比野克彦氏のイラストがプリントされたパーカー。Appleロゴが確認できますが詳細は不明。
▶︎コレクターのひとこと
“Macintosh10周年記念パーカーだと思うのですが、どこで手に入れたのかは覚えておりません…。”(しまりすさん)
“ピカソ”デザインの真鍮製キーホルダー
Macintosh開発チームのアートディレクター、トム・ヒューズとジョン・フェイヒーがピカソにインスパイアされて作ったアイコンです。
▶︎コレクターのひとこと
“丸い真鍮部分を回転させ、切り欠き部分をワイヤーの切り欠き部分と合わせることで鍵をワイヤーに通せます。あとは真鍮部分を回して元の位置まで来ると鍵が取りつけられます。昭和から平成に移る頃に、行きつけの広島市キヤノンショップで購入しました。”(福井哲郎さん)
懐かしのアイコン覚えてますか?
革製のスタジャンやバッグ、キャップにあしらわれた懐かしいアイコンの数々。すべて名前を答えられたらApple通です!
▶︎コレクターのひとこと
“当時のアップルコレクションで購入したもの。”(m_cojoさん)
まさに激レア! Appleクッション“1985”
約35cm四方のAppleロゴ入りクッション。何と伝説の第18回スーパーボウルで初放映されたリドリー・スコット監督のMacintosh用テレビCM「1984」の翌年に配布されたノベルティとのことです。
▶︎コレクターのひとこと
“3年ほど前にヤフオクで落札しました。1984年の翌年のスーパーボウルでAppleが配布したものだそうです。写真には写っていませんが、缶バッジも付属しています。”(花見夢太郎さん)
Appleロゴ入りワイン
Apple Japanが記念品として配布した、カリフォルニア産のミラソー赤ワインです。
▶︎コレクターのひとこと
“昔から実家にあったワインです。父親がもらったものらしいのですが、詳細は不明です。”(柴崎博彦さん)
国内最古? Appleネクタイピン
日本初のApple II販売店であったESDラボラトリから提供されたAppleロゴ入りのネクタイピン。
▶︎コレクターのひとこと
“当時、勤務していたESDから提供されたものです。”(AS800Mさん)
QuickTake 200用カメラバッグ
1997年にAppleが富士写真フイルム(当時)と共同開発したデジタルカメラ「QuickTake 200」用のケース。Apple純正品ではありませんが、時代を物語るアイテムです。
▶︎コレクターのひとこと
“AppleのデジタルカメラQuickTake 200を購入した際にいただいたカメラケースです。”(川島和康さん)
Macintosh Classicを模した画面クリーナー
かつては公認・非公認に関わらず多くのAppleグッズが頒布されていました。Macintoshの国内正規代理店だったキヤノン販売のノベルティです。
▶︎コレクターのひとこと
“キヤノンゼロワンショップ時代の販促品です。”(Y.Oguraさん)
番外編/約14年の時を越えた“開封の儀”
シリーズ企画の「あの頃のApple」Vol.2の最後を飾るのは、「未開封」のミントコンディションなAppleグッズです。箱の大きさと重さから中身がTシャツであることは想像できますが、持ち主も中身は見たことがないというレア品です。しかし、開封しないことにはどのようなデザインのものかもわかりません。そこで、許可を得て林檎マークのシールを開封していただくことにしました。
そして中から出てきたのは…Ginza、Shinsaibashi、Shibuyaと書かれた3枚の黒いスタッフTシャツ、背中側には「Designed by Apple in California」の文字が。どうやらApple Storeがオープンした際にプレス向けに配布された記念品のようです。こうした秘蔵のAppleグッズ、今後も引き続き調査していきたいと思います。