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スティーブと世界の人々へ伝えたアップルのDNAと次の10年の革新

著者: 松村太郎

スティーブと世界の人々へ伝えたアップルのDNAと次の10年の革新

“There's lots of ways to be as a person, and some people express their deep appreciation in different ways. But one of the ways that I believe people express their appreciation to the rest of humanity is to make something wonderful and put it out there. And you never meet the people, you never shake their hands, you never hear their story or tell yours. But somehow in the act of making something with a great deal of care and love, something's transmitted there. And it's a way of expressing to the rest of our species, our deep appreciation. So we need to be true to who we are. And remember what's really important to us. That's what's going to keep Apple, Apple: is if we keep us, us."

ーSteve Jobs

世の中にはさまざま生き方があり、人々はそれぞれの方法で感謝を伝えます。しかし私は、こう思うのです。人が他の人類へ感謝を伝えるには、素晴らしいものを作り上げ、世の中に送り出すことだと。人と会わなくても、手を握らなくても、何かを聞かなくても、そして語らなくても、多大な愛を持ってものづくりをしている中では、何かが自然と伝わるのです。それこそが、他の人々へ感謝を伝えるということです。だから、私たちは自分に正直でなければいけません。そして何が大事なのかを常に心に刻んでいなければなりません。なぜならそれこそが、AppleをAppleたらしめ、私たちを私たちたらしめるからです。

ースティーブ・ジョブズ

歴史の新たな1ページ

米国時間2017年9月12日に開催されたアップルスペシャルイベントは、新キャンパスとなる「アップルパーク(Apple Park)」内にあるスティーブ・ジョブズ・シアター(Steve Jobs Theater)で行われました。それは、生前スティーブ・ジョブズがアップルの創造とコラボレーションの拠点として思い描いた新キャンパスで、ジョブズが初代iPhoneを2007年に発表して10年が経った今年、新しいiPhoneを発表するイベントにふさわしい場所として選ばれたのです。

ビジターセンターと呼ばれる入り口から敷地内へとゲートをくぐると、緩やかに丘を登る歩道を5分ほど歩きます。アップルパークはジョブズが愛し、また創造の源泉となった美しいカリフォルニアの原風景を再現するランドスケープデザインとなっており、針葉樹、広葉樹、低木を織り交ぜた緑豊かな植生が広がっています。朝日に草木が照らされ、美しい光を返す。敷地内を1分歩いただけでも、アップルパーク内部の魅力が手に取るようにわかります。

まもなくすると、右手には直径450メートル、これから1万人以上が働くことになる「スペースシップ」と呼ばれる巨大な新社屋が姿を現します。丘の上から途方もない大きさの建造物を眺めると、アップルが手の平に収まる小さなiPhoneでいかに巨大な企業に成長したか、10年間の歩みを目の当たりにしているようでした。

そして丘を登り切ると、スティーブ・ジョブズ・シアターが姿を見せます。ガラスの壁が正円を描き、その上に円のルーフが載せられた柱のない地上階の構造は、日本の技術が活かされた造形美。壁に沿って弧を描く階段を降りると、地下には巨大な空間が現れ、1000人収容のホールが現れます。その端正で美しい建造物と、凜とした雰囲気は今までに出会ったことがない、特別な場所であることを静かに伝えていました。

そんな場所で発表されたのが、アップルウォッチ・シリーズ3(Apple Watch Series 3)、アップルTV 4K(Apple TV 4K)、iPhone 8/iPhone 8プラス、そしてiPhone Xでした。過去最悪と言われた事前リークによって、多くの人々はアップルが何を披露するのか察知していました。しかし、それらがアップルパークで発表されたことに大きな意義があります。

イベントでは、次の10年を見据えたスマートフォンのコンセプトを示すiPhone Xに注目が集まりましたが、iPhone Xの礎となっている新デザインのiPhone 8や、新しいカメラ機能を搭載したiPhone 8プラスの進化にも目を見張るものがありますし、LTE通信機能を備えたアップルウォッチ・シリーズ3にはiPhoneの役割を今後ゆるやかに引き継いで行く可能性すら感じることができます。

iPhone発売以来の10年、アップルはコンピュータ企業から、我々のライフスタイルを変える存在へと大きく変化してきました。この節目の年に、アップルはどのような将来像を描き、私たちに伝えようとしたのでしょうか。

Steve Jobs Theaterで初開催

Welcome to the Steve Jobs Theaterと書かれたスライドの前に、Apple CEOのTim Cookが登壇。Steve Jobsの話題から基調講演をスタートしました。

Thank you Steve

Steve Jobsの何枚かの写真を写し出し、Tim Cookは、彼こそが彼のシアターをオープンするのにふさわしかった、と偲びました。

貫く企業理念

"Welcome to the Steve Jobs Theater"

暗闇に1行の白い文字が漂う中、今年のアップルスペシャルイベントは1人の男の肉声から始まりました。「他の人類への感謝を伝えるにはさまざまな方法がある。私の場合、それは何かを作り、世に出すことだと信じている。だから、私たちは自分に正直でなければならない。そして、何が大事なのかを心に刻んでおかなければならない。それこそが、アップルをアップルたらしめ、私たちを私たちたらしめる」。今は亡きジョブズの言葉でした。

それを受けて登壇したティム・クックCEOは涙ぐみながら、「彼の声が好きだ。彼の勇気づけてくれるメッセージが好きだ」と切り出しました。そして、今回の基調講演のオープニングは「スティーブの声以外にぴったりなものはなかった」と明かし、ジョブズの魂と思想は常にアップルのDNAに組み込まれていること、良いものづくりをするという彼なりの人類への敬意の表現は1つの製品ではなく、アップルそのものであると聴衆に語りかけたのです。

シアターにジョブズの名前をつけた理由は、アップル社員がジョブズのことを愛しており、またジョブズが新しい製品や新しいアイデアを世界の人々と共有する、そうした日々が好きだったことにちなんでいるからだといいます。

「我々は、スティーブを偲ぶだけでなく、次世代のクリエイターやイノベーターを勇気づけたい。スティーブは本当に天才だった。彼と働くあらゆる人の才能を引き出す、神秘的な能力があった。そして常に、才能ある人々が最高の仕事ができる仕事場や環境について深く考えていた」

アップルパークはジョブズによって10年以上前から構想が練られ、iPhoneとともに歩んできた10年目の2017年に完成し、これからのアップルを作っていく場所となるのです。アップルパークは、世界を変える次世代の製品を作り出す人々のために設計されており、アップルパークに拠点を置くことがアップルの企業姿勢そのものである、というメッセージを世界中の人々に強く印象づけた、そんなイベントだったと振り返ることができます。

新しいライフスタイル

アップルはiPhoneをリリースしてからの10年間で、時価総額世界トップの企業にまで上り詰めました。何か素晴らしいものを世の中に送り出し、人類に敬意を表する。そんな思想と行動がもたらしたのは、経済的な指標以上に、人々のライフスタイルをモバイルを前提としたものへと変えたパラダイムシフトです。

そして、アップルはこれまでのモバイルライフを創ってきたiPhoneをさらに発展させ、iPhone Xを発表しました。そこには、モバイルデバイスを全員が持ち歩く世界を実現した次にアップルが取り組もうとしていることが込められています。それはすなわち、次のテクノロジーをまとうライフスタイルの実現です。

これまでのiPhoneは、モバイルテクノロジーによってインターネットを身につける生活様式を実現するデバイスでした。iPhoneを通じて、アプリ、高精細ディスプレイ、高画質カメラ、音声アシスタント、指紋認証、モバイル決済など個別の技術が次々と持ち込まれ、我々の生活を変え、スマートフォンを必需品へと押し上げていったのです。

iPhone Xは、人工知能と拡張現実を活かした新しいライフスタイルの可能性の扉を開く、そんな目的を持ったデバイスと位置づけることができます。ただし、これまでと同じように、デバイスが売れれば次の世界が開けるわけではありません。アプリ開発者との協働によって、そのデバイスが生活の中でどのように作用し、どのようなアプリが入り込んでいくかが重要なのです。

アップルはテクノロジーを、ハードウェアとソフトウェアの基礎部分となるOSによって製品化しています。その上で、開発者たちはアプリ作り出し、テクノロジーに対して具体性や目的性を持たせます。そうした協働のエコシステムが、今日のモバイル社会を作ってきました。今後の人工知能や拡張現実といった技術トレンドが社会に浸透する際にも、同じモデルをトレースしようとしているのです。それは、世で言われているような、人工知能が人々の仕事を奪い、尊厳を傷つけるような未来ではないという明確な意思表示にも見えます。

アップルは今回もiPhone 8、アップルウォッチ・シリーズ3、アップルTV 4K、そしてiPhone Xという「素晴らしいもの」を世に送り出しました。しかしアップルの人類への敬意の表し方はその先にあり、iPhone Xによって新しいアプリを作り、人類の創造性や発想力を引き出すことなのです。

iPhone Xによって、我々の生活の中には、人工知能と拡張現実のさまざまなアイデアが流れ込んでくることになるでしょう。そして確実に、我々の日々の生活を変化させていきます。そんな今後10年の到来を、未来の新しい製品を作り出す場であるアップルパークで告げることができたという事実そのものが、現在のアップルの「アップルらしさ」の象徴だったのではないでしょうか。

戦略は未来を現実に

シリコンバレーでは、アップルの動きの遅さに苛立つスタートアップ企業によく出会います。アップルは1年に1度の開発者会議と、1年に1度のスマートフォン発表という、テクノロジーの進化の速度にブレーキをかけるようなゆったりとしたペースで物事に取り組んでいるというのです。その一方、我々一般の人々は、シリコンバレーのエンジニアのように日々生まれる新しい技術を直接生活に取り込んでいくことはできません。アップルは、そうした創造力と現実の生活を橋渡しをし、着実に変化を作り出す、そんな唯一無二の役割を担っている存在です。

つまりアップルの戦略は人々が追いつける速度で、着実に、テクノロジーがある人類の生活を前へ推し進めていくことなのです。

それでいて、アップルはあらゆるカテゴリで業界のトップ企業になっています。スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、そしてワイヤレスオーディオ…。どのカテゴリも、決してアップルが最初に製品をリリースしたわけではありません。しかし、人々がテクノロジーを取り込みやすいよう読解し、最新ではなく最高のものを送り出してきた結果、より多くの人々に受け入れられるようになったのです。

たしかに個別に見ればスマートフォン市場の成熟とiPhoneの低迷、新興市場でも起こし始めた飽和といったアップルが直面する問題はたくさんあります。またアップルにはコントロール不可能な、移民を含む多様性の問題、不安定な政権や国際間貿易摩擦、地政学リスク、自然災害や気候変動といった諸問題も山積しています。近年アップルは持続可能性の問題や多様性の問題に対して、より積極的な支援や問題解決への取り組みを行うようになりました。特に気候変動への取り組みとして、アップルパークは再生可能エネルギーを作り出す、発電所の役割も担います。諸問題の解決に取り組みながら、アップルの伝えたい、広めたい世界の革新を確実なものにする。アップルパークという新しい場所でアップルはこれまでと変わらない思想を持って、今後も素晴らしい製品を作り出しながら、人類に敬意を表していくことになるでしょう。

Apple Store改革

Appleの小売担当上級副社長であるAngela Ahrendtsも登壇。Apple Storeがストアからコミュニティの場所へと変貌を遂げていることを強調しました。

iPhone X

会場がもっとも盛り上がったのは、やはり久しぶりのOne more thing…で発表された次世代のiPhone Xでした。人工知能と拡張現実を含め、Appleの新たな革新がここから始まります。

Tim Cook

基調講演後、デモルームで新製品のタッチアンドトライが行われました。写真は、メディアの質問に答えるTim Cook CEO。

 

Steve Jobsが遺したもう1つの革新的プロダクト

新社屋「Apple Park」は美しい!

ジョブズが愛した風景

今回のスペシャルイベントに参加したメディアやジャーナリストなどのプレスにとっても、アップルパークにおけるイベント初開催は実に新鮮なものでした。プレスは朝、アップルパークのすぐ横にある「アップルパーク・ビジターセンター」に集合し、初めて敷地内に足を踏み入れました。

アップルパークは、それまでアップル本社があったカリフォルニア州クパティーノ市に新たに新設されたキャンパスです。「インフィニットループ(Infinite Loop)」と呼ばれる旧社屋から1キロほど離れた場所に位置し、もともとヒューレット・パッカード(HP)が本社を置いていた土地を含む71ヘクタールの広大な敷地に建てられています。

アップルパークは、ティム・クックCEOが基調講演で指摘したように、iPhoneが発売される10年以上前からスティーブ・ジョブズが「次世代のデザイナーやエンジニアが協働できる、最高の職場と環境とは何か」を深く考え、世界的に有名なノーマン・フォスター率いる建築デザイン事務所(Foster+Partners)とともに計画してきました。社員の移転は今年4月から開始されており、総勢約1万2000名の従業員の移転には6カ月以上かかる見込みです。

アップルパークに足を踏み入れた瞬間に感じるのは、緑の豊かさです。地中海気候の乾期に当たる9月ということもあり、大地は乾燥していましたが、常緑樹、広葉樹、低木などの多様な木々が青々と緑をたたえ、植えられたばかりの草が頭を垂らす、豊かな表情を作り出していました。

アップルパークは、スティーブ・ジョブズが愛したカリフォルニアの原風景を再現することをゴールに、9000本の植樹をしています。中にはカリフォルニアらしいレッドオークなどの木も含まれるほか、果樹も植えられ、エディブルな(食べられる)庭園を造り出しています。起伏に富んだ散歩道は清々しく、ジョギングやウォーキングを楽しみながら社員たちはクリエイティブな発想を養うことになるでしょう。

また、アップルパークは、再生可能エネルギーを使用することも特徴の1つです。使われる電力は100パーセント再生可能エネルギーでまかなわれ、屋上部分には17メガワット分のソーラーパネルを備えます。これは世界最大規模の太陽エネルギー運用システムだそうです。さらに自然換気型の建物としても世界最大で、1年のうち9カ月間は暖房も冷房も不要になる見込みです。

広く一般にも開放

アップルパークといえば、「スペースシップ」こと、直径450メートルにもわたる4階建ての円盤状の、これまた世界最大規模の曲面ガラスで覆われた新社屋部分に注目が集まりますが、そのほかにもさまざまな施設があります。もっとも高い丘の上に位置するスティーブ・ジョブズ・シアターは円形で柱のないガラスの壁を持つ地上部分と、地下に広がる1000人収容のホールという構成になっており、地上部分の真下は展示スペースになっています。

一般の来場者は、ビジターセンターを利用することができます。プラザやフォーラム、アベニューといった最新の体験を提供するアップルストアと、喫茶と軽食が楽しめるカフェマックが設置されており、屋上のテラスからはアップルパークを高い視点で眺めることができます。さらにビジターセンターにはアップルパークの模型が置かれており、専用アプリを備えたiPadをかざすとランドスケープや電力の流れ、風の流れをARで楽しむことができます。2017年末までに一般公開される予定です。

そのほか、アップルパークには、アップル社員向けフィットネスセンターや、セキュリティで管理された研究開発施設のほか、新キャンパスの緑地部分には、社員用として各3.2kmの長さにおよぶウォーキングおよびランニングコース、果樹園、草地、人工池も設けられています。なお、以前のキャンパスは、点在していたオフィスを統合するなどアップルの施設として利用されるそうです。

Apple Parkの所在地

Apple Parkは、カリフォルニア州クパチーノに位置しています。Infinite Loopとして知られた旧社屋からフリーウェイを越えて1kmほど隔てた場所。全敷地面積は約175エーカー。換算すると、約71万1000平方km、坪にすると約21万5000坪(東京ドーム15個分)です。

Apple Parkの敷地

(1)メインビル

直径461メートル、26万平方メートルの広さは東京ドーム約5.5個分

(2)フィットネスセンター

ジム、グループセッション用スペース、更衣室、シャワー室、ランドリーサービスなど

(3)トランジットセンター

公共交通機関の駅や周囲の要所を結ぶバスのバスステーション

(4)ビジターセンタ

カフェと展望台、Apple Storeなど、一般の利用が可能

(5)Steve Jobs Theater

1000人収容のオーディトリアム

(6)研究開発施設

メインビルから離れて南橋に機密情報も扱う研究開発部門のビル

(7)立体駐車場

他にも地下に大型駐車場を備え、1万4000人以上が利用可能

ビジターセンター

Apple Parkビジターセンター。Apple Storeとカフェマック、そしてARを用いたキャンパスガイド、屋上テラスを備えます。2017年末までに一般公開予定。

Steve Jobs Theater

Steve Jobs Theater。曲面ガラスで正円が描かれ、その上にルーフが載っている無柱構造の地上部分。

散歩道

ビジターセンターからApple Parkの敷地内へ入ったところ。散歩道は起伏に富んだ地形に合わせてゆるやかにカーブを描き、植えられた木々や草花を楽しめます。

スペースシップ

Steve Jobs Theaterから望む、スペースシップ。起伏のある地形に囲まれて建てられていることがわかります。

ロビー

Steve Jobs Theaterの地上部分にあたるロビー。無機質な建造物と、窓の外に見える緑、そして時間帯によって変化する日差しが、豊かな表情を作り出しています。

エレベーター

建物の内部には壁に沿って弧を描く階段が2箇所、チューブ状のエレベーターが1つ用意されています。

階段

 

石造りの階段で、4階分ほど緩やかに階段を降りるとホールへ。

天井

ルーフの天井は細かいメッシュとなっており、音が反響しにくい工夫が。なお、空調は、ガラスの壁に沿って吹き出し口が配置されています。

Appleロゴ

展示スペースの背後にはアップルロゴが配置されています。

シアターエントランス

地階に降りると現れる、Steve Jobs Theaterの文字。開演前はシアターの間口が広く開けられていたが、壁は開閉式で開演直前に閉じられました。

シート

少し角張ったシートは手作りのレザー。ゆったりとした幅と、柔らかすぎないクッションは、長時間でも疲れない座り心地。

タッチアンドトライコーナー

タッチアンドトライコーナーは、開演前は壁で仕切られていました。地上部分の真下のスペースにあります。

手すり

地上から地下に降りる手すりは、壁材にくぼみを付け、握りやすいように削られて創られていました。

シアター内

1000人が着席できるシアターの最後列からの風景。客席は扇型に並べられていますが、収容人数の割にはシアター自体がコンパクトな印象。

展示テーブル

展示テーブルは円形のスペースに合わせて弧を描き4台設置され、iPhoneとApple Watchを展示。およそ200人はいるかと思われるプレスと説明スタッフがつめかけても十分なスペースが確保されています。

ARマップ

ビジターセンターに設けられたApple Park全体の模型。アプリをかざすとランドスケープや電力・風力の流れがARで示されます。