今までもiCloudドライブのファイルを共有する仕組みはありましたが、High Sierraでは、より簡単に、リンクをコピーしてファイルを共有できるようになりました。
まずはiCloudドライブ内の共有したいファイルを副ボタンクリックし、コンテキストメニューを開きましょう。[共有]→[人を追加]と選択します。
どういう方法で共有するか選択する画面になるので[リンクをコピー]を選択。
共有オプションで対象を[リンクを知っている人は誰でも]を指定しましょう。アクセス権も設定できます。ファイルの中身をいじられたくない、という場合は、[閲覧のみ]にしておくべきです。
ここで[共有]のボタンを押すとそのままウインドウが閉じますが、実はこの時点でリンクはクリップボードにコピーされています。あとは任意の場所にリンクをペーストし、共有するだけです。
受け取り手がリンクをクリックすると、ブラウザ上でこのようにページが立ち上がります。ここで受け取ったファイルを、自身のiCloudドライブに保存するか、ローカルにそのコピーをダウンロードするかが選択できます。
リンクを改めてコピーしたい場合、また、共有を停止させたい場合は、同様にコンテキストメニューから[共有]、そして今度は[人を表示]に変化したメニューを選択しましょう。表示される画面で、[リンクをコピー]あるいは[共有を停止]をクリックすればOKです。
若干のクセがありますが、今までよりはずっと便利になると思うので、ぜひ活用してみてください。