通常の、キーボードショートカットを用いたスクリーンショットには、マウスカーソルは写りません。しかし、たとえばマウスを使って操作している様子を撮影したい場合など、カーソル付きのスクリーンショットが必要になることもあります。こんなときは、[アプリケーション]→[ユーティリティ]フォルダにある「グラブ」ソフトを使いましょう。
「グラブ」の環境設定を開くと、カーソルの種類についての設定ができます。普通のスクリーンショットと同じようにカーソルを写さないようにすることも、カーソルの種類を変更することもできます。
ウインドウ指定や画面全体でもカーソル付きで撮影できますが、具体的にカーソルを動かしている途中を撮影したい場合は、タイマー指定を使うといいでしょう。
実際に、「コピー」を示すカーソルを指定して、フォルダを動かす途中、という形で撮影してみました。「グラブ」のタイマー指定は、このように、動作を切り取る形で撮影するのにも便利です。
なお、撮影したスクリーンショットは「グラブ」に表示されるだけなので、別途手動で保存しなければならないことに注意しましょう。