Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

[アクセサリをお掃除]周辺機器&ケーブル編

[アクセサリをお掃除]周辺機器&ケーブル編

電源アダプタ

電源アダプタをあまりにも長い間放置すると、ホコリと湿気が結合して両極間の絶縁状態がだんだん悪化します。最悪の場合、電気が流れるようになって抵抗熱が発生し、火事の原因にもなるので注意が必要です。防止するために定期的なお手入れが欠かせません。

(1)基本的に、外装はマイクロファイバータオルで汚れを拭けば大丈夫です。しつこい汚れや傷に入り込んだ黒ずみはメラミンスポンジに水を付けて擦ります。

(2)アップルロゴやケーブル巻き取りの段差部分には歯ブラシを使って汚れを掻き出してください。

(3)プラグ部分が汚れていると、発熱やショートの原因になります。乾いたキムワイプなどで汚れを拭き取ります。

ケーブル類

アップルの純正ケーブルはそのほとんどが白く汚れが目立つので、黒ずんできたら掃除しましょう。

ただし、被膜部分のビニールは紫外線などによって変色する性質があります。黒ずんだ汚れは落とせますが、黄ばみなどは経年劣化なので交換を検討しましょう。

(1)長期間利用したケーブルは、ひどく黒ずんでいる場合があります。この場合は、メラミンスポンジに水を多めにつけて擦りましょう。

(2)メラミンスポンジは薄くカットしてケーブルを包み込んで動かすと、一度に全周を洗えます。

(3)仕上げは乾いたマイクロファイバータオルで、から拭きしましょう。通電するのは、完全に乾いてからです。

イヤフォン

「イヤポッズ(EarPods)」などのインイヤータイプのイヤフォンは、スピーカ部分に耳あかが溜まります。これも細菌の温床になりやすいため、定期的に掃除しましょう。放置しておくと、汚れがスピーカグリルの穴を塞いで音質にも影響が出ることもあります。

(1)まずはメッシュ部分にたまったホコリなどを歯ブラシで掻き出しましょう。

(2)次にエッジにこびりついた耳あかを掃除します。これは爪楊枝の先で擦ると取り除けます。

(3)最後はブロワーで吹きます。小さなゴミが中に入らないように、メッシュ部分から少し離して吹きましょう。

AirMacベースステーション

AirMacベースステーションの掃除方法は、イーサネットポートなどを備えているのでMacと似通った部分があります。ちなみに、素材やポート類の組み合せが似ているアップルTVも、同様の方法で掃除可能です。

(1)AirMacベースステーションの筐体はポリカーボネイト製なので、ほとんどの汚れはマイクロファイバー素材のタオルやキムワイプできれいになります。

(2)しつこい汚れの場合は、少し湿らせたメラミンスポンジを使って落としましょう。

(3)背面のポート類には、ホコリが溜まっています。接触不良の原因にならないように、ブロワーで吹きましょう。

マウス

マジックマウスなどの光学式マウスの場合、ソール部分にはホコリが溜まり、皮脂や手あかなどが結合して黒い粘土状の汚れが付着します。また、アップルマウスのスクロールボールも汚れが溜まりやすい構造なので、こまめに掃除するようにしましょう。

(1)マジックマウスの表面は、マイクロファイバー製のタオルで拭えばすぐにきれいになります。

(2)アップルマウスのスクロールボールは、ひっくりかえしてきれいな紙のうえで転がすと、汚れが転移します。

(3)マウスの底面はとても汚れが溜まりやすいので、歯ブラシで粘土状の汚れを定期的に除去しましょう。